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「不気味な太陽」


いやはやあなたをなぜにそんなに

不気味な顔をしてらっしゃる

あなた、太陽ですね?

生命の恵みを与えてくださる光ですよね?


空に浮かぶ太陽は

今もなお、下界の我らに裁きを下すかのような

恐ろしい表情のままでいる

どういう意図?何を企んでいる?

依然として、沈黙を貫いている


地球の民からすればそれはそれは大切な存在で

もしなかったら、食料が育たない

それに、洗濯物も干せない

ずぅっと夜のままだから、朝ごはんたべれない

それ以前にまず生きていけない


空に浮かぶ太陽は

今もなお、下界の我らに罰を与えるかのような

不気味な顔をしてらっしゃる

どういう意図?何を企んでいる?

あなた、太陽ですね?

生命に輝きを齎してくれる光ですよね?


依然として、沈黙を貫いている


最期の時が訪れるまで

口にする意志がないのだろう


全ての答えがわかる時まで

俺たちは生きること、出来ないんだろうな

或いは何もかもわかってしまった頃には

とっくに殺されてるんだろうな


太陽に殺されるんだ、俺たちは


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