プロローグ
これは進んだ『科学技術』と不思議な力『魔法』の両方取り入れた国で起きた不思議な出来事である。
魔導大国 〔ファルテラ〕
この国には2種類の人達が住んでいる。
ごく普通な一般市民(7割)と体内に魔力を持っている魔道士(3割)である。魔導大国というだけあって魔法技術がとても進んでおり、生活の殆どが魔法で解決される。だがこの国の大半は魔力を持たない一般市民。そんな彼らが何故この国から出て行かないかと言うと、それは言わずもがな、この国が進んだ科学技術も取り入れているからである(この国の魔法技術は世界のトップレベルで、科学技術もトップ層に引けをとらないほとである)。そして、この国で一番有名なもの……そう、ロスタリク魔術学園である。この国の子供達は、15歳前後になると一般市民と魔道士は同じ学校に入り、そこで3年基礎知識を学ぶ。その後、そのほとんどの子供達はこの学園に入学する。なので、魔術学園といいつつも一般市民も入学する。そして今日、僕、天津風 晴也は幼馴染の白崎 葵と神童 快斗とこの学園に入学する。
初めまして、リグルシです。今回の小説は初めてなので不思議な点などありましたら、教えていただけると幸いです。
※入学年齢、学ぶ期間を修正しました。