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今後の方針

夏休みの宿題のせいで、更新が遅れてしまいました。まことに申し訳ありません。

俺はベッドでごろごろしていたが、眠れないし暇なので外に出てみた。村を見渡してみたが、家はあまり壊されていなく、すぐにでも復興できそうな感じだった。

 少し歩いていたら杖無しに歩いていたボルグさんがいた。

「よう小僧、もう歩いて大丈夫なのか?」

「大丈夫ですよ。大した怪我もしてないし、丸一日寝ていたのだって魔力の使いすぎによる疲労ですし、それよりボルグさんのほうこそ大丈夫なんですか?」

「なーにあれぐらい俺の根性とトルクが採ってきてくれた薬草のおかげですっかり直ったわ」

 ガハハハと笑う。

「そういえば小僧、お前は今何をしてるだ?。もし暇なら仕事を手伝ってほしいのだが」

「別にいいですけど、どんな仕事何ですか?」

「実はなシルバーウルフたちのせいで畑が荒らされてな、村にほとんど食べ物が無いんだ。そこで、俺が猪とかを狩ってくる事になったんだ、一人ではつらいのでな」

「わかりました。さっそく行きましょか」

 そうして俺とボルグさんは狩場に向かって歩き出した。


  ※


「おりゃ」

 と掛け声をつけつつ、うまく連携が執っていたウルフ三匹の頭一瞬にして

切り落とす。

「ふん」

 ボルグさんは四匹同時に襲い掛かってきたウルフを片手剣で四匹とも吹き飛ばす。

「ものすごい力ですね」

「このぐらい当たり前だ、これでも元Aランクの冒険者だからな」

 と笑う。

「それにしても小僧、お前のレベルは幾つだ?普通のやつの動きじゃあないぞあれは」

 と聞かれて最近ステータスを確認していないのを思い出す。

「ええっとですね」


谷崎竜次 種族 人間族 レベル38魔法属性 炎 水 風 雷

体力3850

魔力2562

攻撃4210

守備1423

敏捷3547

スキル

世界の会話ワールドトーク ある程度知能を持っている生物と会話ができる。

空間収納 異次元に物を収納できる。(個人によって容量は異なる)

魔力化 自分の体に魔法をまとわせる事ができる。(発動時、常時魔力を消費する)

完璧なる鍛冶師 いかなる鉄や素材を加工できる。

付属術 精霊結晶が無くても道具や武具に魔法をつけられる。

鉄の支配 自分の魔力を流してなじませた鉄分があるものをコントロールができる。


「38ですね」

「38であの動きだと!」

 そんな様な会話をしながら俺とボルグさんは宴に使う食料も十分取れたので村に戻った。


  ※


 時間は流れ、夜になり村で宴が始まった。

 宴を始める前にとボルグさんが代表として挨拶のため前に出てきた。

「ええ、今夜は村の皆の無事とあの、銀狼を倒したこの小僧に」

 と言ってボルグさんが俺を無理矢理引っ張って、皆の前にだされる。

「乾杯」

『乾杯』

 こうして宴が始まった。


  ※


 宴が始まり、村の人たちが騒いでいる中、俺は一人木の影で酒を飲みながら月を見ていた。

「月が綺麗だな」

 俺は呟いた。

 思い返せば、この世界に着てから二日目の夜だが、今まで魔物との戦いばかりでこうして月を見ながら酒を飲むなんて、元の世界では毎日のようにやっていたがずいぶんしさしぶりに感じる。


 そんなことを考えていたらボルグさんがやってきた。

「宴の主役がこんなところで何やってんだ?」

「ちょっと静かに月でも見ながら酒が飲みたくてな」

「それだったら、一緒に飲んでいいか」

「どうぞ」

 こうして俺とボルグさんは一緒に飲むことになった。


 一緒に飲み始めて三十分ぐらいがたったころボルグさんがこんなことを聞いてきた。

「小僧、お前何か悩んでいるだろう?」

 いきなりそんなことを聞かれて、少し、体が固まるがすぐに話し始める。

「ちょっと今後についてね」

「今後のこと?ああ、お前は旅をしているんだったな」

「一様目標として最強の刀を作ることなんだが、どうしたらいいものかと思ってな」

「それじゃあ、ギルドに入るのはどうだ?金も手に入るし貴重な魔物の素材が手に入ることがある。お前が倒したシルバーウルフのようにな」

「ギルドか・・・」

(そういえばファンタジー物にはつきものだからな)

「冒険者ギルドに入るのなら俺が入っていたギルドにだったら推薦状書いてやるぞ」

「推薦状?」

「知らないか?推薦状って言うのはな、そのギルドの冒険者が有力な人材を見つけた時、その人が最低ランクからじゃなくて、D,Cランクくらいから始められる。という物だ」

「ちょっと待て、それじゃあ無理じゃあないか?だってボルグさん元冒険者なんでしょ」

「それは大丈夫だ、現役時代の俺は結構名が通っていてな、それに今のギルドマスターとは昔の飲み仲間だったやつのはずだ」

「つまり顔が利くと?」

「そうだ、だから大丈夫だ」

「じゃあ・・推薦状を書いてもらえますか?」

「いいぞ」

 とりあえず今後の方針が決まった俺はまた、ボルグさんと酒を飲み一夜を過ごした。

新学期が始まったので、1日1話の更新はおそらく無理だと思いますが、頑張っていきます。

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