トルクの父親
翌日の朝、一瞬ここはどこかと思うがここは異世界でトルクの家に泊まっていることを思い出す。
そして俺は、あくびをしながら立ち上がり、リビングに向かった。リビングにはトルクとジェルさんが居た。
「おはようトルク、リュウジ君」
「おはよう姉ちゃん、リュウジさん」
「おはようジェルさん、トルク」
俺は二人に挨拶をする
「二人とも朝食にするぞ」
俺とトルクは「は~い」と言って椅子に座る。
※
俺は朝食を食い終わってあくびをしていたら、トルクが話しかけてきた。
「リュウジさん、今日はどうするんですか?」
「そうだな、ちょっとほしい食材があったからそれを買いに行って、それから剣術の練習をしようかな、トルク、食材売り場とか無いか?」
「それなら僕がそこまで案内するよ」
「ありがとう、トルク」
俺とトルクは家を出た
※
俺がほしかった食材とは醤油を作るための食材と味噌を作るための食材、それと米。
トルクに連れて行ってもらった店には、米は無かったが醤油と味噌を作る材料らしき食材は見つかった。
「リュウジさん次は何をするのですか」
「次は、あの丘で剣術の連取をしようとをしようと思うけど、一緒にやるか?教えてやるぞ」
と聞いてみる。
「教えてくれるの?」
「いいぞ」
「やったあ」
トルクが喜ぶ。
そして、俺とトルクは丘に向かう。
※
俺は丘に来る途中に作った即席の木刀をトルクに渡す。
そして、俺は剣術の練習を始める。
俺はトルクの剣術を熱心に練習する姿を見て思う。
「トルク、お前なんでそんなに剣術に熱心なんだ?」
「僕のお父さんは昔、Aランクの冒険者だったけど、魔物の戦いで片腕を失って、この村に隠居したんだって、そして、僕の夢は、お父さんを超える冒険者になることなんだ」
俺は納得する。
「だからそんなにがんばっていたのか」
「うん」
そう言ってまた練習を再開する。
※
俺とトルクは、剣術の練習を終わり今、トルクのお父さんのお見舞いに行く所だった。
俺とトルクはお父さんの病室に入る。そこにはベットで寝ていたはずの男が居た。トルクがその男が見てなきながら飛びついた。
「お父さーん」
「おっトルクかって痛いいたい傷が傷がーー!!」
そのうちトルクが落ち着きを取り戻し、お父さんが自己紹介をしていた。
「俺の名前はボルグそこに居るトルクの父親だ」
「俺は竜次だ、よろしく頼む。」
「そういえば、ジェルはどうした。」
「あ、そうだ撲が呼んでくるよ」
トルクが出て行こうとしたとき、
ドカンッ
外で大きな音がした。
『魔物が来たぞーーー』
『この前と同じやつだ』
魔物だって!!
次は戦闘です。