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あかにー

約束

「いつか、大人になったら二人で幸せになろうねっ」

「うんっ」

 男の子が女の子を見つめる。女の子はその目を逸らさずに見つめ返す。男の子の瞳には今の言葉が本気だと言うような力強さが、女の子の瞳にはそれを受け入れるような優しさがあった。

 友達とやるにらめっことは違う見つめ合い。二人は自分の気持ちが相手に伝わるように、相手をじぃっと見つめた。

「は、早く大人になりたいなぁっ」

 しばらく見つめ合い、さすがに恥ずかしくなったのか女の子は男の子から視線を離し、日が沈み始めている空を眺めた。夕暮れの公園にはもう二人しかいない。

「ママ、心配してるかも」

 それを聞いて男の子は自分のせいだと思って焦った。学校の帰り道、彼女を引き留めたのは男の子の方であった。

「ゴメン。もう帰ろっか」

 男の子はベンチから立ち上がり、置いてあったランドセルを背負い直した。女の子も自分のランドセルを背負い、スカートを叩いて砂を落とした。

「急ぐ?」

 男の子は心配そうに訊いた。いつもより三十分も遅れている。下校時刻はとっくに過ぎているし、彼女の言うとおり親を心配させているかもしれない。

「大丈夫。ゆっくり帰ろ」

 女の子は男の子の手をぎゅっと握りしめた。ふわふわした女の子の手はとても暖かかった。



 ただ二人でいると楽しかっただけかもしれない。一緒にいれば笑顔になれたし、暖かかったし、それをわかりあえた。でも、それだけだったのかもしれない。

 子供のころの約束なんて大した意味はない。大人がそれを見れば可愛らしいと微笑むだけだし、約束を交わした本人たちだってよくわかってないのかもしれない。

 でも間違いなかったのは、その時二人は幸せだったということ。そして二人ともそれがずっと続けばいいと思っていたということも。


     ◆


 今年はとても強い寒気が流れ込んできているらしい。まだ十一月だというのに雪が降るんじゃないかという気温だ。毎朝布団から出るのが辛い。

「行かなきゃな……」

 さっきからもうすでに三回も目覚ましのスヌーズ機能が働いている。十五分以上寝過ごしているのは明らかだった。普段からホームルーム開始時刻のギリギリに登校をしている彼にとって、そのタイムロスは全力で走らなければ遅刻することを意味している。

「……よしっ」

 身体をバネのようにして一息で跳ね起き、その勢いのまま階段を駆け下り、洗面所に向かう。

 ばしゃばしゃと乱暴に水をすくい顔に当てる。冷たい水がまだ夢の中に沈んでいる彼を現実に引き戻す。鏡には自分の冴えない顔が映っていた。

 顔を洗い、歯を磨き、寝癖も直した。母親に朝食をパスすることを告げ、また階段を駆け上がる。昨日予備校から帰ってきてすぐ寝てしまったためくしゃくしゃになったティーシャツを脱ぎ捨てた。壁に掛けられたこれまたしわだらけの制服を着ると部屋を飛び出した。

 階段の下で母親が弁当を持って待っていた。その弁当をひったくるようにして受け取り、家を出た。

 彼が通う学校は家から二十分。全力で走って十分の場所にあった。

 それほど偏差値も高くない、家が近かったからという理由で入った学校だった。

「はぁっはぁっ」

 しかし、彼は楽しんでいた。今だって、息を荒らげながらも彼は楽しそうに走っていた。辛い状況を、辛い今を、楽しめる才能が彼にはあった。

「あと五分!」

 一歩一歩地面を蹴る度にゆさゆさと上下左右に暴れる鞄を押さえつけ、彼は遠くに見えてきた校門へ走っていった。何人か同じ制服の生徒を見受けられたが彼らはもうあきらめている様子で、彼が走り抜けていったことを気にもせず、ゆっくりと歩みを進めていた。

 彼が門を潜るのと同時にホームルーム開始の鐘が鳴り始めた。二年生の教室は四階、彼は先生がまだ教室に来ていないのを願いながら飛ぶように階段を駆け、教室に滑り込んだ。

 教室には教師は居らず、生徒たちがうるさく一時限目の英語の宿題をやったかやってないかの会話をしていた。

「ギリギリだな」

 自分の席に荷物を置くと、後ろの席の男が声をかけてきた。

「あぁ。でも間に合った」

 彼は嬉しそうに答えた。


     ◆


「じゃあな」

「おう」

 友人と別れ、帰路につく。今日もあっという間に終わってしまった。今日は予備校もないのであとは家に帰るだけだった。

 この時期になるとすぐに日は暮れてしまう。すでに辺りは薄暗くなってきており、友達を別れてみると彼はなんとなく寂しい気持ちになった。

 それを誤魔化すように彼はケータイを取り出した。メールがきていないか確認する。

「お、来てる来てる」

 彼には幼馴染の女の子がいた。家が近かったから昔から一緒に遊んでいた仲だ。メールは彼女からだった。毎日この時間になると予備校に行く彼女が講義開始までの時間、メールしてくるのだった。

「先輩に聞いてみたらどうだ……っと」

 だが最近は会っていない。小学校五年生の頃、引っ越したのだ。それほど遠くではないのだが家が近かったころに比べて会う日数は格段に減った。だからこそ決まった時間にメールしてきているとも言えた。

 授業でわからなかったところがあるらしく、今度教えてほしいと言われたが彼にはわからなかったようで他の方法を提示した。彼女は私立進学校に通っているのだ。

「いや、だからわからないんだって……」

 電車で五駅ほど乗ればすぐ行ける場所なので、彼女は彼に教えてほしかったようだ。彼女が他人とのコミュニケーションが少し苦手だというのを彼は知っていた。友達や先輩に聞くのは難しいのかもしれない。

「…………」

 彼は少し考え、携帯のキーに返答を打ち込む。

『わかったよ。今度の土日、どっちか空いてるか?』

 彼は彼女と会う約束をするとケータイの画面に向かって微笑んだ。



 彼は彼女のことが好きだった。同じく彼女も彼のことが好きだった。

 二人は子供のころ交わした約束を覚えていた。彼女が引っ越す少し前に交わした約束。そしてその約束を果たすため今できることをしていた。

『いつか、大人になったら二人で幸せになろうね』

 そんなこと、今面と向かって言ったら恥ずかしくて堪らないかもしれない。でも彼らは覚えていた。お互いに覚えていると信じていた。二人とも覚えていたから口に出す必要もなかった。


     ◆


「久しぶり」

「おぅ。っていっても毎日メールしてるし、一か月前に会わなかったか?」

「一か月じゃ久しぶりだよ」

「そうか? まぁいいや。とりあえずウチに来いよ。なんか今日、図書館休みみたいだから」

「うん」

 彼は駅まで乗ってきた自転車を押しながら歩き始めた。彼女もそれについていくように歩き出す。

 この前会った時は家ではなく駅前の図書館だった。彼女の昔の家の近所を歩くのは久しぶりだ。昔とあまり変わりのない住宅地の風景を見て彼女は少し懐かしそうだった。

「俺、前訊かれたとこ、わからないぞ」

 数日前のメールの後、わからないことを改めて告げたのだがもう一度忠告した。

「いいんだって。会いたかっただけだから」

「……そうか。でもお前、予備校が忙しいんだろ? 宿題もあるし……お前は真面目だし……」

 ――自習もやらなきゃだろう?

 そう訊こうとして彼は口ごもった。まるで自分がやってないように聞こえるからだ。

「だから、やるんだって」

 そう言って彼女は鞄の中身を悟るよう、鞄を叩いて見せた。彼は成程と思いつつ、その荷物を彼女が重そうにしているのに気づき、自転車の籠にその荷物を入れてやった。角のとれたデザインの鞄が四角く変形していて、彼はずっしりと重い鞄の中身が全て教科書や参考書類なのだと分かった。

「大変そうだな……無理してないか?」

「全然。どうってことないよ。そっちこそ、頑張ってよ?」

 ――約束のために。

 彼には彼女が期待した様子でそう付け足した気がした。

 程なくして家に着いた。家に来てもらったのは本当に久しぶりだった。彼女は彼の母親に挨拶して家に上がった。

 彼の部屋は普段物が散乱していたが、この日は多くの物が片付けられていた。彼女は部屋の壁にある収納の中に全部突っ込んだのだろうと思いながら、彼が用意してくれた座布団に座った。

 丸テーブルに教科書類を早速並べ始める。彼はその様子を見て呟く。

「もう始めるのか」

 気怠そうに自分も参考書とノートを申し分程度に開き、ペンを取る。

「そのために来てるんだもん。……最近ちゃんと勉強してる?」

「あ、あぁ、まぁな」

 していないわけではなかったが、彼女と比べてみると彼はそれ以上言えなかった。

「……ふーん」

 その曖昧な答えに不信そうに彼女は唸った。

「…………」

「…………」

 沈黙は長く続いた。彼はさっきのことが気になって、何か言い出す勇気はなく開かれた参考書の同じページを何度も読み返していた。彼女もずっと悲しげに俯いたまま部屋にかけられた時計の針が一秒を刻む音を聞いていた。

「約束覚えてるよね?」

 唐突に彼女が言った。

「あ……。お、おぅ、もちろん!」

 いきなりだったので呆気を取られたが、彼はしっかり答える。

「嘘だね」

 ぴしゃりと返された。

「子供のころの約束を根に持ってるなんてバカらしいよね」

「そんなことない!」

 力強く言い返す。

「俺、今でもちゃんと覚えてる! 今もお前が好きだ! 約束だって果たすつもりだ!」

 恥ずかしいことを言った。でも今の彼はそんなこと気にしなかった。何より自分の気持ちを分かったように言われたのが腹に立ったのだ。

「じゃあどうして? どうして私だけ……努力しているの? 大人になって……幸せになるんじゃないの?」

「っ……勉強を頑張って良い進路に二人で進むことが幸せになることなのかッ?」

「だってこのまま離れてちゃ……嫌だよ? 嫌だから、私はこんなに努力してるのに……」

「……っ」

 声を詰まらせる。

 けしてそんなつもりはなかった。二人の約束を二人で叶えたいと思っていた。成長して『大人』になって彼女と一緒になりたかった。

 いつの間にか彼女が目を涙で濡らしていた。それに彼も気づき、その涙の意味も理解できた。だがそれを止めてやる方法は彼にはわからなかった。

「ご、ゴメン……」

「……もう知らないっ」

 謝ろうとするのを振り切るように彼女は立ち上がる。唇を噛みしめる彼女にかける言葉は彼には浮かばなかった。

 持ってきた参考書を無理やり鞄に詰め込み、部屋を飛び出す。呼び止める隙も与えず、彼女は彼の元から走り去った。

「……くそっ」


     ◆


「大人ってなんだろうね」

 女の子はとなりで鉄棒に足をかけてぶら下がる彼に訊いた。

「背が高くて……お酒が飲めて……」

「そういうことじゃないよ。……じゃあ『大人になる』ってどういうことかな……」

 女の子は難しそうな顔をして夕焼け色に染まった家々を見つめている。男の子は上下が反転した世界を見つめながら同じく難しそうな顔をして答えた。

「きっと、できなかったことができるようになったり、小さい物が大きくなるってことじゃないよな」

「じゃあ何?」

「ん~……っあっ」

 頭に血が上ったのか男の子は身体に前後に振り、勢いをつけて鉄棒の上に腰かけた。彼にとってのうめき声は彼女には何か閃いた声に聞こえたようで、期待した目で彼を見た。

「んっ……難しいな」

 男の子はお手上げ、というように笑って見せた。

「なんだよぅ。わかったのかと思った」


     ◆


 あれからしばらく二人は連絡を取り合わなくなった。今まで何度となく喧嘩ぐらいしてきた。そんなときはただ一言、『ゴメンね』と言えば仲直りできた。でも今回は違った。

 何度後悔しただろう。

 何故今まで彼女の気持ちがわかってやれなかった?

 何故これまで努力してこなかった?

 何故あのときもっと強く引き止めなかった?

「……やっぱり俺……ガキなんだな……」

 いくつもの疑問と後悔が渦巻いた。自分の愚かさと浅はかさに腹が立った。それでも、何もする気になれなかった。

 ただ彼女と話したかった。

 ケータイを手に取り、彼女とのメールの履歴を見てみる。表示された文章が全て懐かしく感じた。他愛もない会話。それさえ今できないと考えると寂しくて胸が潰れそうだった。

 今彼女は何をしているんだろうか。予備校の自習室に缶詰だろうか。いや、今日は学校の方の補習があったか。それとも……自分のことを想ってくれてるだろうか。

 過去のメールを順に見ているうち益々寂しくなってきてしまった。読み進めるごとに古いメールになっていくがどこまで遡るのだろう。

 彼は『今』という時間を楽しんだ。彼女過ごした時間は彼にとって楽しかっただろうか。彼女と共有した時間は彼女にとって楽しい時間だっただろうか。

「そういえば」

 ふと思い出し、机の横にある引出しの一番下の段に手をかける。しばらく開けていなかったその中のさらに奥、一つのぼろぼろの箱を取り出し、机の上に中身を広げた。

 中身は彼が小さかった頃に彼女からもらった手紙だった。これはいつもらった手紙だろうか。そんなことを思いながら彼は箱に詰められていた思い出を読み漁った。文章は幼稚で意味が分からないところもあったが彼女の文字はその時から丁寧で、今でも読み取れた。

「……?」

 そのとき、彼の目はある手紙で止まった。何年も前の手紙。その手紙には二人が子供の頃に考えていた疑問が、そしてずっと忘れていた答えが記してあった。

 彼は時計を見る。午後四時。

「暗くなるまでに……間に合うか?」

 この自問は何度もしてきた。押し迫る時間を楽しむための言葉。『今』を楽しむための自問自答。

 時間的に彼女を暗くなるまでに探し出すのは無理かもしれない。だが、メールや電話が繋がらない以上、直接会って伝えるしかなかった。

 彼は家を出ると走りだした。


     ◆


「わかった!」

 帰り道、男の子は大声で言った。もう辺りはすっかり暗くなっていた。通学路にはもちろん生徒はいなかったし、他に人がいてもおかしくないがその時誰もいなかった。

「え?」

 突然大声を出した彼にびくっと身体を震わせる。そして何がわかったのか、と聞き返す。

「大人になるって何か!」

 嬉しそうに笑う彼の顔を覗き込み、彼女はさらに訊く。

「何々? 聞かせてよっ」

「それはね……。きっと……」


    ◆


 彼女の高校、予備校、図書館、彼女の家。

 彼女がいそうな場所は大体周った。だが、どこにもいなかった。

「どこにいるんだ……。行き違いになったのか……?」

 もう一度彼女の家に行ってみようかとも思ったが、無駄だろうと彼は諦めた。さっき行ってきた高校も予備校も、今見てきた図書館も彼女が絶対にいなかったとは言い切れなかった。何分彼は人を探すのが下手だった。

 そして何より彼女の家に行ったところでインターホンを鳴らして顔を合わすような真似はできそうになかった。

 探しているうちにもう日も暮れ、辺りは街路灯によって照らされていた。こんなに暗い中ではどの場所だろうと彼女を探すことはできないだろう。

「ダメか……」

 今すぐ彼女に伝えたいことがあった。

「……ん?」

 ふとケータイを見てみると母親からメールが入っていた。内容は……彼女が家に来たと書いてあった。

 彼は自宅に向かって走り出した。地面を強く蹴り、前へ前へと進んだ。通学路を走る時のような『荷物』は、今は無かった。自分を縛る物を振り払い、彼は彼女のいる場所に走った。

 メールに書かれていたいくつもの『いつか』の文字。それは彼女を縛りつけていた。見えない理想を追わせ続けて、いつのまにか彼女を子供のままにしてしまった。

 彼は大人になることから逃げていた。いつまでも『今』を楽しんで生きてきた。しかしその『今』をいくつもいくつも積み重ね、いつの間にか彼は大人になっていた。



 町の住宅地を一望できる小高い丘の上にその公園はあった。遊具と言えばブランコと鉄棒だけの簡素な公園の中は真っ暗だった。一つだけある明かりが弱々しく光っていたが、それを押し込めるように闇が支配していた。

 母親から彼女はもうここにはいないと言われ、来てみたのがこの公園だった。昔から何も変わらないこの公園は立地条件もあり、新しくできた住宅街の中心にある公園に客を取られ、すっかり廃れてしまっていた。

 住宅街の明かりを遠くに見つめながら、彼女は立っていた。

「……よぉ」

 なんて声をかければいいか少し悩んだ。だがその言葉が一番自然だった。今更改まる仲ではない。

「……」

 家に会いに来てくれたのをまず感謝するべきか、それよりも前のことを謝ろうか、それとも話せなかった寂しさを彼女にぶつけてやろうか。

 彼はそのどれでもなかった。

「お前さ、覚えてるか? いつか話したよな。大人になるのってどういうことかって」

「……うん」

 もう何年前、この公園で話した話。彼女はちゃんと覚えていた。そのときなんて答えたかまでは覚えていなかった。

「俺さ、今まで自分が……ガキだと思ってた。お前のことも」

 今の言葉は彼女の悲しみや怒りを逆なでするのではないかと彼は危惧したが彼女は至って冷静だった。

「俺は嫌だったんだ。逃げてた。約束は果たしたかったけど……ずっと楽しい『今』を過ごしていたかった。そう考えるとお前の気持ちをわかってなかったのかもしれない。ゴメン」

 軽く頭を下げての謝罪。彼女はまだいつしかのように俯いていて表情は伺えなかった。

「でもな、気づいたよ。もう『いつか』なんて遠い物じゃないんだってさ。昔待ち望んだ『いつか』っていうのは『今』なんだよ」

 子供のころから今までずっと近づかない『いつか』を目指してきた彼女はいつまでも子供のままだった。そして彼女に『いつか』という見えない理想を追わせ続けていたのは自分だった。

「もう、約束果たせるよ」

「……うん」

 彼女は涙で目を腫らしていた。だが笑顔だった。彼にはその涙の意味も理解できたし、それの受け止め方も知っていた。

「俺たちはもう大人になったんだ」


     ◆


「今を楽しめるようになるってことじゃないかな?」

 男の子は得意げに、確信めいた表情で言う。

「え~そうかな? 将来のことも考えないとダメじゃない?」

 納得いかなそうに眉をひそめる彼女に彼はだってさ、と付け足す。

「だってさ、今を楽しめる人はいつかくる将来の『今』も楽しめるわけじゃん?」



サークル内での初小説でした。そして俺にとっては久しぶりの小説。自分としてはまた黒歴史を一つ残してしまった気分です。登場人物に言わせたいことを言わせて締めるとか、マジ作者の(ry。 しかし後悔はしていない。次は何書こうかしら。楽しみで仕方ない。

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