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トラストゲーム  作者: 夜明空
第1章 追放ゲーム
8/13

第8話 投票スキップ

今回も少し短めです。

皆のスマホが一斉に鳴った。題名には「投票の結果」と書かれていた。内容は西国分寺悠真が裏切り者ということだ。そしてもう一通、「行動」だった。

「裏切り者の誰かが行動を起こしたみたいだ。」

「なんだと!?」

市ヶ谷が驚いたというような表情で言った。

「兄ちゃん、誰が追放されたの?」

「八王子だ。」

俺はそう答えた。

「八王子陽斗は特に重要なことも話していなかったし、追放されても特に困らないが、人数が減るのが痛いな。」

「なるほどな……」

俺の発言に市ヶ谷は納得した様子だったが、琴音は何か考え込んでいるようだった。

『時間だ。誰を追放する?』

「すみません、今回はスキップさせてもらえませんか?」

琴音がそう言うと、市ヶ谷は驚いたように言った。

「おい!なんでだよ!?」

「実は……」

彼女は話し始めた。

「先程の行動で八王子さんが追放されましたが、その行動が何か引っかかるんです。」

「……確かにな」

俺もそれに同意したが、他の生徒達は納得していないようだった。だが、琴音は話を続けた。

『時間だ』

ゲームマスターのアナウンスの後、皆がスマホを操作し始めた。投票の結果、全員無投票。投票スキップとなった。

ここまでお読みいただきありがとうございます。

少しでも面白いと思っていただけたら、ブックマークと広告下の星マークを★★★★★にしていただけると幸いです。

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