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第六話 実践学習

 垂れ耳角ウサギ顔のマッチョ男【ライカンスロップイヤー】。

 学園地下迷宮一階に低確率で湧出(POP)するアサルトロップイヤーの上位種で、通称『初心者殺し(ビギナー・キラー)』。


「――らしい」

「ふむふむ。で?」

「以上だ」

「へ? うえええっ!? ガルさん、情報これだけー!?」

「購買で10Dぽっちで買った情報に何を期待してるんだ貴様は」

「え、そりゃあモチロン、一撃必死の弱点とか!」

「アホか」

「あはは。そうそう都合よくいかないねー」

「…………(むー?)」

「初撃奇襲は当然として、問題は二撃目をどうやって当てるか、か。衝撃で二回目の詠唱まで仰け反ってくれる、なんて幸運は期待しないほうがいいんだろうな……」


 ウサギ男の居る部屋を、通路から頭だけ出して団子状態で覗きながら作戦会議をしている俺たち5人。

 相手について分かっている情報は、遠目から見たウサギ男から推測できる膂力のありそうな屈強な身体と敏捷性の高そうな脚、そして購買10D情報に載っていた『初心者殺しと呼ばれている』ということだけ。


 作戦としては、まず気付かれる前に遠間から奇襲で5人同時呪文を放つのは必定。

 だが、敵の接近を許す前にもう一発放つことが出来るのか?

 俺の予想としてはギリギリ間に合うと思うのだが。


 ――あのウサギ男の足の速さがどのくらいかに依るな……。


 しかし、改めて考えると魔術の欠点は連射が苦手ということだな。


「…………ん?」


 連射が、苦手?

 個々で連射が苦手でも、俺たちみたいに複数人居れば或いは――。


「仕方なし。涙を呑んで囮を出そう」

「って、ガルさん! オレの背を押しながら言わんといてっ!?」

「あははっ。――で、カラムスくん、何か思いついたの? そんな顔してるけど」

「…………?」

「ああ。上手くいくかどうか分からないけど――――」


 俺は思いついた作戦をみんなに話した。




   ◆○★△




 ――『織田の三段撃ち』。

 天正3年、長篠の戦いにて武田軍と対峙した織田軍がとった鉄砲の新戦法…………と最初は言われていたが、後々になって疑問視する意見が多くなったもの。

 日本史の先生が授業で話すネタの一つとしても定番なこれは、様々なメディアでもよく耳にするが、しかし戦法としては実に合理的だ。


 消費魔力を最大に設定した【火の玉の呪文】を、時間差で交互にライカンスロップイヤーへと撃ち込む。

 初弾はフィリップとガルガロ組、次弾は緋奈とロロ美組で交互詠唱(ローテーション)

 接近を許した時の保険として、俺は近接呪文を直ぐに詠唱出来るよう準備をして待機。

 倍のレベル差とはいえ、レベル8程度の相手だったらこの作戦で問題ないはず。


「――各員、準備は?」

「れりごー」

「らりほー」

「…………!(ほっほー)」

「え? えと、やっほー?」

「なるほど、わからん!」

「――作戦開始5秒前……3……2……」

「あ、ガルさんが言うんスね……」


 ぐだぐだ過ぎるが、ウサギ男討伐作戦が始まった!

 まず、フィリップとガルガロが部屋の中へと跳び出す。


「1……ゼロ! 【馬の耳に念仏】――――」

「うっしゃ! 【ふんぐるい、むぐるうなふ】――――」


『――【杖先の虚空に生じし火の玉よ、眼に映る敵へ飛べ】ッ!!』


 二人の突き出した杖の先から、バスケットボール大の火球がウサギ男へと向かって飛んでいく。


「緋奈、ロロ美! 次だ!」

「おっけおっけ! 【イッツ、ショータイムだよ!】」

「…………!(こくんっ) 【其は常闇より出でしモノ】」


 ――よし!


 このタイミングなら一撃目着弾と同時に二撃目が放てる!


『……ギュウ?』


 部屋内を徘徊していたライカンスロップイヤーが自身に迫る物体に気付いた。

 しかし、フィリップとガルガロの放った二つの火球との距離は既に5mを切っている。


『――――火の玉よ、眼に映る敵へ飛べ】ぇ~!!』


 緋奈とロロ美の二撃目が発射された。

 イケる! ……と、思った次の瞬間。




 ――ひょひょいっ。




『なっ!?』


 火球を二つとも避けた、だと……!?

 驚愕して固まってしまった俺たち。

 だが、ライカンスロップイヤーの眼は既に此方を敵と認識していた。

 屈むようにぐぐっと両脚に力を籠め――……――今、解き放った!!


『ギャウロォォ!!』

「――――がはッ!?」


 俺の横を突風が吹き抜ける!

 同時に隣に居たはずのガルガロの姿が消えた!?


「!?」

「うおー!? ガルさーん!!」

「ちょっ」

「…………!!」


 緋奈とロロ美の放った火球が何も居ない空間を素通りする。

 ライカンスロップイヤーは凄まじい跳躍のスピードで俺たちに接近し、強烈な高速体当たりでガルガロを通路の壁まで吹き飛ばしたのだ。


「う……ぁ……」


 ガルガロと入れ替わりに俺の隣へと立つウサギ男。

 身長2mを超える筋骨隆々な肉体を前に、俺はただかすれた声を漏らすしかない……。


「まっず……!」

「カラムスくん!」


 ゴウッ、と。風を切る音と共に丸太のような腕が振り抜かれたのが見えた。


「――ぐああっ!?」


 痛みは無い。だけど身体が強制的に宙へ浮かされ、視界がぐるぐると回転する。

 無痛の衝撃は部屋の壁に叩き付けられることでようやく止まった。


「あぐっ……う、ぁ……」


 乗り物酔いのような眩暈に頭がぐらつく。

 這う這うの体でふらふらと立ち上がり前を見ると、俺以外の4人がウサギ男と必死に対峙していた。


「くっそ、避けるとかそんなんアリ!? 【ふんぐるい、むぐる――って、うひょお!? ちょ、詠唱する暇もないって!!」

「まさか僕自身で壁ドンとか……【馬の耳に念仏】【杖先の虚空に生じし火の玉よ、眼に映る敵へ飛べ】!! ――チッ、速い」

「あうあうー。当たらないよー!」

「…………!?(ひゃあー)」


 俺はかなり吹き飛ばされたらしい。フィリップたちの居る場所から10m以上は離れていた。


 ――くっ、まずい状況だ……。


 仲間の戦う姿に気持ちは焦るが、しかしこういう時ほど落ち着かなきゃいけない。

 俺が無策に飛び出て逆転できるか? ――くやしいが無理だ。


 状況を整理するんだ。俺がいま出来る最善を考えろ。

 まずは体力ゲージの確認。視界右下のパーティーメンバー表示を見る。

 俺は残り約6割。フィリップはまだ8割。ガルガロは4割。緋奈とロロ美はまだダメージを受けていない。

 ガルガロの体力が残り少ないな。俺が受けた大振りの一撃を受ければ即アウトだ。


 ――問題は魔術が当たらないということ。


 アサルトロップイヤーが直線的な動きしかしなかったのと同様、ライカンスロップイヤーも基本的には直線的なのだが、自身に向かってくる魔術に対して回避行動をとる。

 もう少し火球に速度があれば当たるのに……! と、焦れったい思いをしているのは俺だけではない。

 だが火球の速度を上げることは不可能。それには専用の付加情報(タグ)が必要だ。


 ――ならば、どうすれば当てることが出来る?


 思考が硬直したのなら、発想を逆転するのが吉。

 この場合なら、【対象に当てる】を逆転して【対象が当たる】というふうに。

【対象が当たる】つまり【対象に当たって貰う】。

 直線移動するウサギ男の進行方向に、魔術――火の玉を設置しておけば……?

 いや、だが、手持ちの【掌前の虚空に生じし火の玉】の呪文では、自分の掌の前になので、相手の眼前にちゃんと設置出来るかどうかは怪しい。実行するとしたら、かなりの賭けになるだろう。


「にょわ――ッ!?」

「フィリップ!」

「チッ」

「…………!(がびーん!)」

「!?」


 ウサギ男の突進攻撃をフィリップがまともに喰らった!

 フィリップの体力ゲージが残り2割となってしまった。


 ――まずい、時間が無い!


 賭けに出るか!? 【掌前の虚空】の文言で敵の目の前にちゃんと設置出来るかという問題はまだ解決していないが――――。


「……っ!?」


 ――敵の、目の前……?


 ハッ、として俺は学生証を開いてステ窓を表示させた。

 急ぎ【魔術構築画面】から【新規呪文作成】へと推移する。

 カタタタッ。間に合え、間に合え……!

 閃いた呪文を打ち込んで――【Enter】! 登録完了!

 ステ窓を閉じて仲間の元へと駆け出す。


「みんな!」

「あっ、カラムスくん! 無事!?」

「…………!(あわわっ)」


 見れば男子2人の体力ゲージは危険域(レッドゾーン)に達し、女子たちは半分くらいにまで減っていた。

 むしろよく今まで持ったほうだと思う。


『ギャギャゥ……!』


 ウサギ男が身を屈めての突進準備体勢に入った。


 ――タイミングは…………此処だ!!


「フィリップ避けろ! 【我、魔の法を紡ぐ】【火の玉よ、眼に映る敵前の虚空に生じろ】!!」


 突進の進行方向に居るフィリップに回避するように指示を出しつつ、新規登録した呪文を詠唱する。

【対象】を表す文言を【事象】に持ってくることで、敵の正面へと火の玉を発生させようとしたのだ。


 ――――しかし。


「なっ……!?」


 不発。魔術失敗。何も、起こらない……。

 4、5m先に居るライカンスロップイヤーの正面に変化は無かった。

 何故? 何が間違っていたというんだ?


「カラムスくん、あぶない!」

「え? うわっ――」


 唖然とする中、いきなりドン、と右肩を押された。

 地面に倒れる俺の背後で、鈍い衝撃音が響く。


「キャアー!?」

「な、緋奈!!」


 俺を庇った緋奈が地面を転がっていく。

 彼女の体力ゲージはもう数ドットしか残っていない。


「………………」


 ――()れる。(あせ)る。混乱する。


 冷静でいられなくなる。何をすればいいのかが分からなくなる。

 俺は、いったい、どう、すれば……。


「――――【其は常闇より出でしモノ】【火花よ、杖先に弾けろ】!!」


 バチバチィッ!!


『グギャッ!?』


 ウサギ男が、初めての悲鳴を上げた。

 火の粉散る杖を手に、眉を潜めて震えているのはロロ美だ。

 ともすれば小学生にも見える幼い少女が、唇を噛み締めながら怪物と対峙している。


「……あ」


 その姿を見て、俺は見失っていた自分を取り戻した。


 ――これはMLO。これはゲーム。これは遊び。


 例え体力ゲージがゼロになったとしても、現実で死ぬわけでなし、別に問題は無い。


「――などと、俺は思いたくない……!」


 遊びに熱くなってる? 

 ああ、そうだ。それのなにか悪いのか?

 父さん、母さん、謝るよ。ゲーム(これ)は確かに熱くなる。一喜一憂してしまう。

 ああ、決めた。俺は決めたよ。

 このMLOを全力全開の本気でプレイしてやると。


 ――本気で楽しんでやるんだと!




   ◆○★△




 思考だ。思考こそ俺の唯一の武器。

 先の呪文詠唱の失敗……あの結果は何故かを考えるんだ。

 あの時は失敗ばかりに気をとられていて、失敗の内容に目を向けなかった。


 ――即ち、『爆発失敗』ではなく、『不発失敗』であるということ。


 不発失敗は、単語のみの呪文を詠唱したときに起こった失敗だ。

 では、今回の呪文と単語のみの呪文との共通点は何か?

 現状では共通点といえるものはあまりない。

 というのも、正直に言えば、俺は今回の呪文が失敗するとは思っていなかった。

 何故ならロア女史から貰った呪文の、文章の順番を入れ替えただけなのだから。

 詠唱出来る呪文、つまり『今の俺でも使える要素で構成された呪文』の並びを変えただけなのだから失敗するほうが可笑しい。


 ――しかし失敗した。


 だというのなら、『何らかの要素が変化した』ということだ。


【掌前の虚空に生じし火の玉よ、眼に映る敵へ飛べ】

【火の玉よ、眼に映る敵前の虚空に生じろ】


 この二つの呪文を見比べて導き出される『違い』はなんだ?


 …………。

 ………………。

 …………あ、あった。明確なる違いが!


 そうか。そうなのだとしたなら、失敗の種類が分かれている理由も説明がつく。

 俺としたことがこんな簡単なことにも気づかないなんて……!


 ――思考完了。


 反撃、開始だ。




   ◆○★△




『ギャルルゥ』

「…………っ(びくびくっ)」


 攻撃対象をロロ美へと変更したライカンスロップイヤー。

 ようやく一撃入れたものの、ロロ美はがくがくとその小さい体を震わせ、完全に相手に呑まれている。


「――みんな! 聞け!!」


 だから、俺は声を張り上げた。

 吹き飛ばされたフィリップと緋奈。ほとんど体力ゲージのないガルガロ。

 そして一人対峙しているロロ美。

 ばらばらになったみんなの力を、今一度揃えるために。

 俺は、叫んだ。


「こいつを――――倒すぞ!!」


 睨む、ウサギ男を。

 戦う意思を見せるために。

 しかして直ぐに応答はあった。


「ぅ……お――!! カラムっちょ、マジイケメン!」

「フ、さっきまで離脱してたのに……そこに痺れる憧れる」

「あは、はは……あはは! うん、倒そうよ!」

「…………やる、です(こくん!)」


 ライカンスロップイヤーを倒すという目的で、俺たちの意思は一つとなった。


『ギャウッ!』


 次の瞬間、ロロ美へ向けてウサギ男が跳んだ。

 だが、既にその行動は想定済み。

 ロロ美を庇いつつ、此方へ向けて跳んでくる敵に向けて俺は呪文を静かに呟いた。


「――【我、魔の法を紡ぐ】【火の玉よ、眼に映る敵前の虚空に生じろ】」


 先ほどの失敗した時とまったく変わっていない呪文。

 変わったのは『呪文の文章』ではなく、『呪文を詠唱する状況』だ。


 ボオォウッ!!


 今度は確実に火球は現れた。跳躍するライカンスロップイヤーの顔前へと。


『ギャフ!? ギャギャア!?』


 顔面からもろに火球へと突っ込む形となったライカンスロップイヤーは、その場の空中で弾かれるように仰け反り、不恰好のまま転落した。


 ――今回の呪文の成功の理由、前回の失敗の理由。


 それは…………術者と火の玉が生じる場所との『距離』だったのだ。

 恐らく、火の玉を生じさせられるのは、術者の半径1m強ぐらいなのではないだろうか。

 掌の前で生じさせられるのなら、敵の目の前でも生じさせることが出来るのでは? と考えて作った呪文だが、最初の発動では、ウサギ男とは5m近くも距離が空いていた。

【火の玉を生じさせる場所が遠すぎた】から失敗したのだ。


 ――では、何故『不発失敗』だったのか?

 ――『爆発失敗』との違いは何なのか?


 これは推測だったのだが、先ほどの呪文が成功したことで確信が持てた。

 多分、『呪文としては成り立っている』が、『所有タグ不足や状況に依って』失敗した場合は不発の失敗となるのだろう。

 そして、登録した呪文を言い間違えたり、成り立たない呪文を詠唱した場合は爆発の失敗となるのではないか。


 俺は、そう結論付けた。


「――今だ! 一斉攻撃を!!」


 号令に合わせ、仲間たちが待ってましたとばかりに勇み、口を開いた。


「【ふんぐるい、むぐるうなふ】――――」

「【馬の耳に念仏】――――」

「【イッツ、ショータイムだよ!】――――」

「【其は常闇より出でしモノ】――――」



「【我、魔の法を紡ぐ】――――」



『――――【杖先(掌前)の虚空に生じし火の玉よ、眼に映る敵へ飛べ】ぇぇぇぇぇ!!!』


 ボボボボボオオオオオオォォォ――ッッッ!!!


 最大魔力の火球×5の一斉攻撃がライカンスロップイヤーへと殺到!

 奴の体力ゲージを、文字通り消し飛ばした。





「いっ……いよっしゃああああ!! マジ? マジ勝っちゃったオレら!?」

「疲れたなう」

「あはははっ。もう、『あ、これ死亡確定じゃない?』って思ってたよ!」

「…………っ(こくっこくっ)」

「は、はは……」


 興奮冷めやらぬといった面々。

 俺としては、ガルガロと同じく、もの凄く疲れた。


 ――まあ、同時にすごい達成感も得ているけど……。


 意図せず口元がにやけてくる衝動を堪えていると、視界端に取得経験値とドロップアイテムが表示された。

 それと同時、俺たち全員の体を一瞬だけ金色の光が包み、何処からともなくファンファーレが鳴り響く。


 ジャーラージャララジャッジャパパパパーン♪


「ヒャッハー! レベルアップだよーん!!」


 強敵に苦戦し、だが仲間との共闘でなんとか撃破。

 そして苦労の末にレベルアップ。

 誰もが疲弊し、誰もが笑っていた。


「いやーもー、ほんとダメだと思ったね。ガルさんが吹っ飛ばされた時は」

「あれはまじイラ壁だった」

「あはは。まさか避けるとはねー。びっくりしちゃったよ」

「…………(こくこく)」

「痛みはなかったけど、実際に殴られると目が回ったな」


 あのときはああだったと、談笑する俺たち。


 ――だから、気付けなかったのだ。


「あれ?」

「ん、どしたい緋奈っち?」

「…………?」

「ううん、なんかフィリップの後ろが黒く見えて……」

『???』


 緋奈の言葉に、全員がフィリップの背後に注目する。

 そこには、黒い霧のようなものが集まってきていた。

 黒い霧は次第に濃くなり、渦を巻いていく。


「えー、これ……」

「マジでか」

「あ、あははー。笑うしかないかなー」

「…………(にゅーん)」


 その渦の中から、見覚えのある筋骨隆々な腕が出てきた。


「う、そーん」


 ――俺たちは、未だ敵陣のど真ん中に居るということをしっかりと認識していなかった。それが敗因だと思う。


 そして、俺たちは全滅した。

合言葉は『おまえの厨二を呼び覚ませ!』です。



主人公は、超高速思考ハイパー・ハイスピードの持ち主。※ウソです。

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