サモッカはSAAMOのパクリ?SAAMOはSU○MOのパクリ?
こんばんは。
皆様は、仕事が辛いと思ったことはありませんか?
私は常にしんどいと思いながら仕事してます。
ほんと、ブラック企業は辛いです。
「敷金・礼金0っと……。 保証人なし物件。 検索。」
カナエが検索すると色々出てきた。
「結構あるじゃん。」
適当に押してみる。
「ワンルーム7万!? ムリムリ!」
どのサイトを探しても同じようなものだった。
「初期費用0円賃貸、家賃タダのフリーレント物件。 怪しい……。」
だが、怪しいものこそ甘い誘惑があり、甘い囁きなどに惹かれてしまうものなのだ。
「神田神恵、いざ参る。」
ポチッ!
カナエが押したサイトにはサモッカと書いてあった。
「サモッカ? SAAMOのパクリかな?」
そこには、エリア選択、家賃の上限、間取り、築年数など打ち込むところがあった。
「家賃の上限は……。 おっ、2.5まであるのか。 2.5にしてみよう。
間取りの上限は4LDKっと。 築年数はいいや……。」
カナエが打ち込み終わると次のページへいった。
「えぇっと? 何々? 4階建ての4階……。 5階建ての5階……。 足腰強くなってまうわ。
他はないのかな?」
カナエが調べはじめて1時間……。
「疲れた……。 いくつか候補は見つかったからあとはメールを送ってみよう。」
カナエは住所、年齢、電話番号、メールアドレスを打ち込んで家探しを諦めてしまった。
「色々あったしとりあえず、寝たいところではあるがHNOやらなければ……。」
結局、朝までゲームをしていたカナエであった。
次の日……。
タラタンタンタンタンタン〜♪
タンタラタンタラタンタンタン〜♪
「こんな朝早くに誰だよ! うるさいな。」
カナエの時間感覚は狂っていた。
基本的に朝は朝ではない。
これは、夜型民にも言えることだが、日が出ている時は、寝る時間だ。
夕方に起き始める。
朝の11時は昼型民でいうところの夜中の2時3時くらいの感覚だ。
ちょうど、寝初めて夢に入るところで起こされる気分なのだ。
「知らない番号……。 はい……。 神田ですけどもどちら様で?」
「もしもし、私、サモッカの草津と申します。 昨日の物件メールを見させていただきご連絡させていただいたのですが、お時間大丈夫でしょうか?」
「え? は、はい。」
カナエはこんなに早く連絡が来るとは思わず、驚いて飛び起きてしまった。
「お探しの物件がまだあります。 いくつか似たような物件もありますので、1度来店などできませんでしょうか?」
「はい。 大丈夫です。」
「大丈夫な日にちなどありますか?」
「いつでも何時でも大丈夫です。」
「でしたら本日、15時にご予約しておきますね。」
「ありがとうございます。」
「それでは、来店、心よりお待ちしております。」
プーー。 プーー。 プーー。
カナエはすぐさま布団の上に寝転がった。
はぁ……。
こんなに早く、連絡が来るなんて……。 もう少し寝たい……。
半分夢の世界へ行く途中、ある事を思い出した。
「あぁーー。 住所を聞くの忘れてた……。 最悪……。」
その後、もう1度電話したカナエだった。
この小説を書いていると自分が小説の主人公になった気持ちで書けるので書きやすいです。
どうしようもないクズなのでなりたいとは思いませんが……。
ついつい、クズになっちゃうのはなんでだろう?
こんなのに憧れているのかな?