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心の箸置き







 それは序章にしか過ぎなかったんだ、あくまで序章。


 僕の人生を狂わせた一番の苦しみと悲しみ…。


 (僕の普通を返して…お願いだから…)


 今でも思い出すと吐くんだ。身体がカタカタと震えながら、泣く事もある。


 でもね、強くなったと思うよ?…ううん、違うね。


 強くなるしかなかったんだ。


 吐きながらエッセイを書いてる僕の苦しみ、皆には分かるかな?


 魂を削りながら、この作品を描いている。あえて『書いて』じゃなく『描いて』だ。


 絵と同じなんだ。僕の心をデッサンしているから。


 これは画用紙。僕の綴る言葉が絵具だよ。


 絵を描きながら、心をぶつける。魂の叫び…。


 これが僕の表現の仕方なんだ。


 考えて書いた事なんて一度もない。


 音楽を聴きながら、それに合して脳内で漫画を作りながら、映像化しながら書くのが僕の描き方。


 一発描きの無修正。だから誤字、脱字があると思うよ。


 読みにくかったらごめんね。


 でも僕の心そのものだから、聞いてほいいんだ。


 こういう風な生き方しか出来ない僕の魂を、ここに綴るから…。


 呼吸が苦しい、頓服を飲んだ方がいいかもしれないね。


 少し頭が重たいよ、息もしにくい。


 ビニール袋用意しとかないといけないけど、今は描かせてほしい。


 倒れても、狂っても、苦しんでも、泣いても、それでもいい。


 吐きそうだけど、僕の心に付き合ってくれてありがとう。


 本当に、本当に、ありがとう。


 こうやって、途中に現在進行形の僕を書かないと、この作品は書けない。


 書きながら感じたよ。簡単には書かせてくれないと…。


 発作が起きないように、一呼吸おいて、空気を脳に取り込みながら、自分を守りながら書いている。


 僕の作品は、人を追い詰めるかもしれない。


 苦しめて、自殺に追い込ませてしまうかもしれない。


 でも、僕の苦しみも事実。


 ここまで、この年まで、生き残れるなんて思わなかったから、一部の人には悪いけど、書き続けるよ。


 苦しいね、悲しいね、寂しいね、家族同士で裏切り、潰しあう。


 お金は蜜の味、そして魔力。人を狂わす力を持ってる。



 見たくない現実を沢山、見てきたよ。


 悲しみに溢れながら巻き込まれて、僕は心を綴るんだ。



 僕の恐怖が理解出来るかい?







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