まさかの出来事、そこでの出逢い
超平凡な俺、(壽 ユキ)の人生。
かっこいいことや、アクシデントなことも無ければ
リア充イベントすら無かった俺の人生
年(38)=彼女いないって...
チョー寂しい!!だ、だってさ!!?俺の友達とか結婚してさ、みんな遊んでくれないし、子供できてる人もいるから、俺だけスゲー独り身って感じがする..
と、こんなことを考えているのが、俺
いつもは違うんだよ!ただし今日は、状況が違う。緊急イベントが開催されているのだ。
《緊急イベント》俺の友達の家族が家に来る。
なぜだ!!??自慢か!?なんなんだ!!!
お、俺に早く結婚しろと!??だが、もう無理だ、俺は力尽きた
こんなオタクなオッサン好きになる女の人いんのかよ!?
まぁ、こんな風に脳内で言ってる内に家のチャイムが鳴った。
俺はインターホンに映る友達を家の中へと招いた。
そこには、綺麗な女の人と子供がいて、にっこりと笑っている
俺は正直どうでもよかったが、笑っていたので、笑い返してみたところ
綺麗な女の人が鼻血を吹いた。
まぁ、まぁな、俺の王子さまスマイルにはな、
と、どやついている俺を見て綺麗な女の人が近づいてきた。
かっこいいですね。と言ってきた。... あの、、奥さん?人妻だよね?そんなこと言って大丈夫なの?もしかしてミーハーさんなの?俺の友達の視線が痛いよ、、... だがな!!
俺のヤバいオタクぶりをみたらこんな感情すぐに消えるだろう。なにせ、俺はオタクを通り越し、『キモオタ』なのだから!!
こんなことを自信満々に言えるのもこの人生上の経験によるものなのだ。
そういや、俺の友達一家にお茶出してないな...
俺は、お茶お出すよと言い、キッチンに入ると、奇跡的なことに
キッチンマットで滑り冷蔵庫の角にぶつけた。
そして、打ち所が悪かったのか意識が朦朧としてる。まぶたが重く、開かない…それにしても、頭の後頭部が痛い..冷蔵庫の角とがってるから、頭に刺さって出血でもしてんのかもしれない。体が寒い、それに体が動かないっでも、まだ死にたくない...俺の好きな漫画まだ完結してないし、、でも、転生するなら、勇者に…n
ブォッ?!
俺は目を覚ますと…湖に浮いていた。
ブハッッ…何で水の中にいんだよ…
ん???コレハ、、なんだ?
俺の頭に角が二本…身なりは…人間か?
これは、悪魔かなんかなのか??
「早くしてくださいよー」
俺はよくわからなかったが、その、、悪魔っぽいやつに着いていった。
連れてこられた先は、いかにも魔王って感じのやつだ
…身なりは人間と同じくらいなんだが、なんか、、殺気が、溢れ.いや、オーラが、溢れ出ている。
「お前、我と久しぶりに決闘しないか?」
ん?なんで?勝てるはずないじゃん
「え、えっと、、」
俺は戸惑いつつも口を開いた。
「まぁ、お前に断る権利無いんだがな」
その魔王は大きな声で笑いそういった。
…拒否権ねぇーのかよ!!??
いや、勝てる気がしない、無理だろコレ
あぁ、神様転生してすぐに死ねと…
…俺は少し震えながらも決闘場に足を踏み入れた。
とても大きい決闘場で、入ると同時に攻撃を一発受けた。
その魔王からの、魔球だった。魔球は魔法を撃つ人物の魔力の大きさを表す魔法だ、魔王が放った魔球はとても大きく普通の人であれば死ぬだろう。だが、俺の体は丈夫なのか全然攻撃を受けなかった。これも魔族的な体だからなのか?
「やっぱ桁が違うな…」
「まぁ、魔王と、魔王No.2の実力者だからな、、」
…ん?
魔王No.2??この俺が?いやいや、なにかの間違いでしょ
…だって、俺は、、って、次の攻撃来る!?えっと、えっと、
これ!
《死の彼岸花》
これなんの技なんだろ…彼岸花が、空にあるけど、、赤色の彼岸花が上からミサイルのように落ちて、爆発したのだ。
……(ドンッ!)
…やべぇ、決闘場破壊しちゃった…
これ全然怒られるんじゃねぇの…?
「やるな、ホタル…やっぱ戦略はお前の方が上だな」
魔王は大きく笑い自分の負けだと言った。
俺は、戦略もなにも考えてなかったのだが、この状況をとにかく終わらせられたので、よかった。
はじめまして、桜華 響と言います。読んでくれた方、どうもありがとうございます。投稿日は決まっておりませんが、どうか投稿されたら読んでください。




