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最弱剣士とストーカー魔法使い  作者: カエル
第五章:シンギュラリティ
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リンダ・アメリア

「はぁ、はぁ……何処なの此処は?」


 進めど、進めど、人が居ない。

 まぁ、それも当然だ。こんな森の中に人が居るはずが無い。


 私の名前はリンダ・アメリア。魔法使いだ。


 魔法使いとしての力量は『普通』といった所だろう。基礎的な魔法は大体使う事が出来るけど、高位の魔法はほとんど使えない。


 魔法使いは高位の魔法が使えれば使えるほど、優遇される。


 高額な報酬を貰えるのはいつも優秀な魔法使いで、私のような凡人魔法使いには小さな仕事しか回ってこない。

 この現状を変えたいなら、やるべき事は一つ。高位の魔法を使う事が出来るよう努力するしかない。私はある高位魔法の取得に挑戦すると決めた。

 その魔法とは『テレポート』。

 扱いが難しい魔法で、使いこなせる魔法使いはほとんど居ない。だけど、この魔法を自在に使えれば、超一流の魔法使いとして認められる。


 私は血の滲むような努力を続けた末、ようやく『テレポート』の魔法を習得する事に成功した。


 私は喜んだ。これで私も一流魔法使いの仲間入りだ、と。

 でも、それがいけなかった。私は浮かれ過ぎてしまったのだ。 

『テレポート』の魔法は取得すればいつでも好きな場所に飛べる。という訳ではない。ちゃんと移動先の座標を計算しないと、違う場所に飛んでしまう危険な魔法だ。

 なので、『テレポート』を使う際は、細心の注意を払う必要がある。


 でも、私は座標の計算をミスしてしまった。

 結果、私の体は全然知らない森の中に飛ばされてしまう。


「ほんと、最悪……」

 森に飛ばされてから何度したか覚えていない大きなため息を、私はまた吐いた。

「もう一度、『テレポート』を使おうか?でも……」

 また計算を間違えたら、今度はどこに飛ぶか分からない。下手をすれば、即死する場所に飛んでしまう可能性だってある。

 最後の最後、本当にどうしようもない状況にならない限り、『テレポート』は使わない方が良い。


 そう判断した私は、森の中を歩き続けた。


***


 どれくらい歩いたのだろう?時間の感覚が分からなくなってきた頃、突然、森の中に巨大な建造物が現れた。


「何、この建物……」

 それは、初めて見る形の建物だった。今まで見てきたどんな建物とも違う。

「魔物が作ったもの……じゃないみたいだけど……」

 ドワーフやゴブリンが創ったとは思えない。おそらく、人間が建造した物だろう。

 なら、人が居るかもしれない。私は建物に触れ、『探索魔法』を発動した。


「生命反応が二つ……やっぱり、人間だ!」


 建物内部に人間と思われる二つの生命反応を感知した。

 こんな森に人が居るなんて……驚いたけど、幸運だ。

 相手が人なら、此処が何処だか訊けば分かる。

「でも、どうやってコンタクトを取ろう?」

 探索魔法によると、相手は二人とも地下に居るようだ。私はテレパシーで呼びかける事にした。


『この建物に居る人、聞こえますか?今、テレパシーで呼び掛けています』


 相手からの返事は無い。私は呼び掛けを続ける。

『私の名前はリンダ・アメリア。魔法使いです。実はテレポートに失敗して、此処に飛ばされてしまいました。どうか、話を聞いてくれませんか?』

 やはり、返事は無い。どうしたものかと悩む。

 その時、草むらがガサッと揺れた。振り返ると、一人の女が立っている。

——い、いつの間に?

 森の中は魔物に襲われる危険があるため、常に魔法で周囲を警戒していた。なのに、この距離に近づかれるまで、全く気が付かなかった。


「動かないで!」

 私は反射的に魔法の杖を相手に向ける。

「防御魔法展開!」

 次に防御魔法を展開。さらに、私は一番得意な魔法を発動する。

「『エネミー・サーチ』!」

 この魔法は、相手が自分に抱いている感情が色となって分かる魔法だ。


 相手が自分に敵意を持っていなければ『緑』、不快に思っているのなら『黄色』、敵意を持っているのなら『赤』、無関心なら『黒』といったように、その人物から色の付いたオーラが見える。

 この魔法を使えば、相手が自分と戦う気があるかどうかが分かる。

 たとえ騙そうとしたとしても、全てが筒抜けとなるので無意味だ。

 だけど——。

「見えない?」

 相手の女からは何のオーラも見えなかった。

 私に対する好意も、不快も、敵意も、無関心も、何も見えない。

 まるで、感情のない人形のようだ。

「あ、貴方は一体……?」

「@@@5%%5」

 相手が何かを言った。すると、強烈な眠りが私を襲う。

「睡眠魔法⁉そんな……馬鹿……な……」

 展開した防御魔法には、睡眠魔法を防ぐ効果もあった。それなのに、立っていられない程、眠くなる。

 私はその場に倒れそうになった。すると、女が私を支える。

「任務完了。これより、地下室へと運びます」


 その言葉を最後に、私の意識は途切れた。


***


「さぁ、起きたまえ」


「うっ……うううっ」

 耳に届いた声によって、私は目を覚ました。


 目の前には私を眠らせた女と、白衣を着た女の二人が立っている。


「ひっ!」

 私は咄嗟に逃げようとした。だけど、動けない。椅子に座らされ、手足を拘束されている。

「サ、『サンダーボール』!」

 魔法で拘束具を壊そうとしたけど、魔法が発動しない。

「な、なんで、どうして?」

「君の魔法は封じさせてもらった。今の君は唯の女の子だよ」

 白衣を着た女が笑いながらそう言った。

「な、なんなの貴方たち!わ、私をどうするつもりなの?」

「さぁてね。どうすると思う?」

 白衣を着た女はニヤニヤと嗤い、もう一人の女は無表情で私を見ていた。

「い、嫌!お願い!助けて、殺さないで!」

 私は必死に訴える。

「此処へ来たのはワザとじゃないの!テレボートに失敗して、偶然此処へ飛ばされただけなの!だからお願い!許して!謝るから許して!」

 私は何度も頭を下げる。何度も、何度も。

 すると、白衣を着た女がこんな事を言った。

「君は……何か勘違いしているね」

「えっ?」

「別に私は怒っているわけじゃない。むしろ、君を歓迎しているんだよ」

「か、歓迎?」

 思わぬ言葉に驚いていると、白衣を着た女は私に顔を近付けた。


「君、帰りたいかい?」


「——ッ!ええ、帰りたい!」

 その言葉に、私は飛びついた。

「帰りたい、家に帰りたい!私を解放して!家に帰して!お願い!」

「ふむ!」

 白衣を着た女は両手を合わせる。パンと大きな音が鳴った。

「その願い、叶えてあげよう」

「ほ、本当?」

「ああ、本当だとも。ただし、条件がある」

「じょ、条件?」

 私はゴクリと唾を飲み込んだ。一体、どんな条件を出されるのだろう?


 手足や内臓、目玉をよこせ。なんて言われるんじゃ?

 それとも、何十年も此処で働け、なんて言われるんじゃ?

 もしかしたら——もしかしたら——。

 嫌な想像が頭の中に次々と浮かぶ。


「君を解放する条件、それは——」

 白衣を着た女はもったいぶるように間を置いた後、口を開いた。


「ある人物と会話して欲しい」 


 それは予想もしていない条件だった。私はパチパチと瞬きする。

「そ、それが条件?」

「ああ、ある人物と話をする。それが君を解放する条件さ」

「ある人物って……誰?」

「彼だよ」

 白衣を着た女は、私に一枚の写真を渡した。

 そこには、私と同じくらいの年齢だと思われる若い男が一人写っている。

「君はこの人物と話すんだ。良いね?」

「話って……何を話せば良いの?」

「何でも良いよ。趣味でも、悩み相談でも、天気の話でも何でも良い」

 話す内容はなんでも良い?なんだ?それは?

「時間は?どれだけの間、会話すれば良いの?」

「きっちり五時間だ。それ以上は絶対に延長はしない。会話が途中だとしても、必ず五時間経過したらそこで打ち切る」

 ますます分からない。そんな事をして……。

「そんな事をして、なんの意味があるの?」

 私の問いに、白衣を着た女は首を横に振った。

「それは話せないな。余計な先入観を持たれると実験の意味が無くなる」

 突然、白衣を着た女の雰囲気が変わった。女は私に囁く。

「もし、嫌だと言うのなら、このまま君を処分する事になる」

「ひっ!」

「さぁ、どうする?やる?やらない?」


 魔法を封じられ、拘束された状態ではどの道、私に拒否権なんて無い。

 写真の男と話す事になんの意味があるのかは知らないが、助かるためにはやるしかない。

「分かった……やるわ。その代わり、絶対に約束は守ってよね!」

「ああ、勿論だとも、終わったら必ず君を解放すると約束する」

 白衣を着た女は、嫌な笑みを見せた。。


「ところで、君……この写真の男を見て何か感じたかい?」

「何か?何かって?」

「いや、別に……」

 白衣を着た女は若い男の写真を懐に入れる。

「そうか、やはり写真や絵では駄目か……実際に本人に会う必要がある。というわけだね」

 白衣を着た女は何か呟きながら、私の拘束を解いた。


「さぁ、行こう。こっちだよ」


***


 拘束を解かれた私は、殺風景な部屋へと案内された。


 その部屋は真っ白で、部屋の中央にはテーブルと椅子がある。テーブルの上にはお菓子と、お茶の入ったポットが置かれていた。他には何もない。


 私はテーブルに座って、相手が来るまで待つように命じられた。

 白衣を着た女と、無表情な女が部屋から出て行く。私は魔法が使えるようになっているのか試した。

「『ポイズン・サーチ』」

 使えた。さっきまで使えなかった魔法が使えるようになっている。とりあえず、一安心だ。

 私は魔法を発動した状態でお菓子とお茶を見る。今、使っている魔法『ポイズン・サーチ』は毒の有無を調べる事が出来る魔法だ。毒を持つ植物や動物を判断出来るし、このように食べ物に毒物が入っているかどうかも調べられる。

 調べた結果、お茶にもお菓子にも毒は入っていなかった。 


——魔法が使えるようになったのなら、逃げようか?いや、駄目ね。


 あの無表情な魔法使い。あれは自分とは比べ物にならないくらい強い。

 逃げ出したとしても、直ぐにまた捕まってしまうだろう。そうなれば、今度は殺されるかもしれない。大人しく、指示に従っておくのが賢明だ。

 数分後、部屋のドアが開き、相手が現れる。


「こ、こんにちは」

 写真で見た若い男は、私に頭を下げた。

 黒髪で、身長は私より少し高いくらい。それ以外は特に言う事の無い、どこにでも居るごく普通の少年のように見えた。

「お名前を訊いても良いですか?」

 少年は私に尋ねる。

「リ、リンダ。リンダ・アメリアよ!」

 緊張からか、声が裏返ってしまった。そんな私を見て、少年は言う。


「大丈夫です。俺は貴方に何もしません。安心してください」


 とても穏やかで、優しい声だった。

 少年の言葉に、私は安心感を覚えてしまう。

——いけない、油断しちゃだめ!

 相手は私を眠らせて拘束した危険な奴らだ。この少年との会話が、何かの罠である可能性はゼロじゃない。

 私はこっそりと『エネミー・サーチ』を発動する。

 

 少年のオーラの色は『緑』と『紫』が混じっていた。


『緑』は敵意無しの色。少年は私に敵意を持っていない。

 それよりも驚いたのは『紫』のオーラを少年が出している事だ。

『紫』、それは『心配』の色。

 目の前の少年は怖がる私を、本気で心配している。


「大丈夫ですか?どこか気分でも?」

 またしても少年から『紫』のオーラが出た。


 次の瞬間、ドクン、と心臓が大きく鳴る。


——何、これ……。


 なんだか顔が熱い。心臓の鼓動がどんどん大きく鳴る。

 私は少年に尋ねた。

「あ、あの……貴方の名前は?」

「ああ、すみません、まだ言っていませんでしたね」

 彼は姿勢を正し、自分の名前を口にする。


「安藤優斗です。短い間ですが、よろしくお願いします」


***


「お茶飲みますか?」

「え、ええ。頂くわ」


 アンドウ・ユウトという名前の少年は、コップにお茶を注ぐと、私の前に差し出した。

 少年のオーラの色は『緑』と『紫』と『青』。


『紫』は薄くなっているが、それは私がさっきよりも落ち着いているため、心配が減ったからだろう。

 そして、『青』は相手を気遣っている色だ。

 アンドウは打算無く、私に優しくしてくれている。


「きょ、今日はいい天気ね」

 私は白衣を着た女に言われた通り、アンドウとの会話を開始した。

 最初は他愛のない話をしていたけど、会話はやがて身の上話になる。

「じゃあ、アンドウは別の世界から来たんだ」

「はい」

「どうして、こんな森の中に住んでるの?」

「話せば長いんですが……」

「聞かせて!」

 私はアンドウの話を聞く。


 彼の過去は凄まじいものだった。

『イア国の魔女』に、『ソウケ国の大魔法使い』に、『協会の聖女』。そして『吸血鬼』。

 とても信じられない話の連続だったけど、彼のオーラに嘘の色である『茶色』は見えない。アンドウの話は全部本当だ。

「大変だったんだね……」

「ははっ」

 アンドウは乾いた笑いを出す。彼のオーラが悲しみの『ピンク』に変わった。

 本当は辛くて悲しいはずなのに、彼はそんな様子を見せない。おそらく、私に気を使っているのだろう。


——不思議だ。なんでこの人が悲しいと、私もこんなに悲しくなるんだろう?


 今迄、何度も悲しんでいる人の色を見てきた。その度に、悲しんでいる人を励ましていたけど、それはどこか他人事だった。

 所詮、他人の悩み。自分まで悲しくはならない。


 でも今は違う。心の底から、この人に元気になって欲しいと私は願っている。

「だ、大丈夫だよ!」

 私は励ましの言葉を口にする。

「辛い事もたくさんあっただろうけど、その分、幸せになれるよ。きっと!」

 言った後で後悔する。ああ、なんて幼稚な励ましなんだろう?

 こんな励ましで元気になる人間なんて居るはずが無い、むしろ、もっと落ち込ませてしまったらどうしよう?


 私はアンドウの色を見る。色は『白』だった。


「ありがとうございますリンダさん。励ましてくれて」

『白』は感謝の色。アンドウは私の幼稚な励ましに感謝している。

 アンドウはニコリと微笑んだ。

 また私の心臓が高鳴る。

 

 ——ああ、そうか。そうだったのか。


 私は自分の気持ちを自覚した。


「アンドウ!」

 私は彼の手を掴む。

「出会ったばかりで……しかも、こんな状況で言うのはおかしいと思われるかもしれない。でも聞いて欲しい!」


 私は自分の感情に気付いた。

 間違いない。この感情は——『恋』だ。


「私は、アンドウの事が——」

「そこまで!」

 突然、扉が開いた。白衣を着た女と無表情な女が部屋に入って来る。

「五時間経過した。会話は此処までだ」

「えっ!」

 私は驚く。いつの間に、そんなに時間が経っていたの?

「さぁ、安藤優斗はこっちへ」

「……はい」

 アンドウが席を立つ。

「ま、待って!」

 扉から出ようとするアンドウを、私は追い掛けようとした。

「おっと」

 しかし、それは白衣を着た女に阻まれる。

「言っただろ?『きっちり五時間だ。それ以上は絶対に延長はしない。会話が途中だとしても、必ず五時間経過したらそこで打ち切る』ってね」

 白衣を着た女は「さて」と言って、両手を合わせた。

「約束だ。君を解放しよう。アイ、この子が元居た場所に送ってやる事は出来るかい?」

「はい、彼女が使った『テレポート』の足跡を辿れば、元居た場所に帰す事は可能です」

「そうか、なら彼女をそこに送ってくれ。あっ、そうそう」

 白衣を着た女は、ポンと手を叩いた。


「今、此処であった記憶は消してね」


「はい、了解しました」

 アイと呼ばれた無表情の女が頷く。

「ま、待って!」

 私は叫んだ。

「記憶を消すって……アンドウとの記憶も?」

「うん、そうだよ。私達、および安藤優斗の記憶は君の中から完全に消させてもらう」

「そ、そんな……」

 アンドウとの記憶が消える?

 そんな……そんなの……。

「い、嫌!」

 私は激しく頭を横に振った。

「嫌、嫌!」

「うん?」

「嫌!アンドウと……別れたくない!」

 

 まだ訊きたい事が沢山ある。

 まだ話したかった事が沢山ある。


——もっと、あの人を知りたい。もっと、もっと、もっと!


 私は白衣を着た女にすがる。

「お願い!もう一度!もう一度、アンドウに会わせて!お願い!」

「おやおや」

 白衣を着た女は首を傾げる。

「妙な事を言うね。ほんのついさっきまで、あんなに帰りたがっていたじゃないか?」

「そ、それは……」

 そう、さっきまであんなに帰りたかった。

 だけど、今はそんな気持ち微塵も無い。


 とにかく、もう一度、アンドウに会いたくて仕方がない!


「いや、帰りたくない!アンドウの傍に居させて!」

 私の言葉を聞いた白衣の女は、ニヤリと嗤う。

「そうかい、そうかい。そんなに彼と一緒に居たいのか!良いよ。なら、その願い叶えようじゃないか!」

 私は目を大きくする。

「——ほ、ほんと?」

「ああ、嘘は付かない。本当だとも」

 白衣を着た女は「アイ」と呼び掛ける。

「この子を、あそこへ連れてってあげて」

「分かりました」

 アイという女は「こちらへ」と、私を案内する。

「あ、あの!アンドウとはいつ会わせてくれるの?」

「心配しなくて良い。必ずまた話をさせてあげる。それまで、私の言う事を聞いてくれるかい?」

 私は大きく頷いた。

「はい!必ず!」


 アンドウにまた会えるなら何でもする!

 それ以外の選択肢など、ありはしない。

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