薄暮昔語之巻
今は昔の話。日の本の国に、まだ妖怪がいたころの話。山奥の平和な里で生まれた天狗の子は、山の外に広がる世界をその目で見ることになる。外の世界で害しあい、憎みあう妖怪と人間。そんな世界の中にあって、僅かながらも存在する、心を通わせる妖怪と人間。正しいのはどちらの在り方なのか。天狗の子、紅霞が選び取る在り方は――
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