表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔ボーイズラブ要素〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

犬系彼女はときどき狼彼氏!?

作者: 水無月 宇宙

こんにちは。水無月 宇宙です。

本作品を選んでくださり、ありがとうございます。

この作品を読んでくださる人に、少しでも楽しんでいただけたら嬉しいです。

なぁ、聞いてくれへん?

俺には馬鹿可愛い彼女がおるんよ~。

寂しがり屋で、甘えん坊で、素直で、とにかく可愛い!

まあ、本人は「僕が彼氏だもんっ」とか言っとるけど。

いや、無理。咲久さくはどー考えても彼女やん。


とまあ、そんな可愛い咲久くんなんですがっ!!

聞いてくださいよ!

この間さあ、俺の彼女が俺の彼氏になったんだよね…。

衝撃。てかショック。


あの日のこと、最初から話すわ…。



あの日、俺は一日中友達と遊びに行ったんや。

前から約束しとった、買い物に行った。

なんでも、彼女の誕生日がもうすぐらしくて、プレゼントを一緒に選びに行ったんよね。

夕飯もその友達と食べて、八時くらいに咲久の待つ我が家へ帰宅した。

そうしたらな、いつもはおらんのに、玄関に咲久が立っとったんよ。

びっくりして、思わず立ち止まったら、咲久に腕を引っ張られて――――


「僕がずっと黙って見てると思ったの、明希あきくん?」

「え…ちょ…咲久……?」

「最近よく遊びに行くし、僕が話しかけてもちょっとそっけないし、全然構ってくれないじゃん」

むくれた咲久も可愛えなぁ。

「え、そう?自覚無いんやけど…」

「嘘でしょ。今日だってずっと遊びに行ってたじゃん」

「あ…それは、ごめん、けど、そっけないとか……」

「昨日ずっと仕事してて構ってくれなかった!返事も適当だったし!」

「え……ごめん。覚えてへんわ…わっ!?」

一瞬何が起きたんか分らんかった。

何故か俺は咲久に押し倒されていた。

ふかふかのソファに沈む俺の上に、咲久はまたがるように乗っかった。

「ばか。僕、さみしかったんだよ?」

ちょっと涙目になってる咲久は、天使中の天使だった。

てかなに、この体勢。

なにこの展開。

え、可愛い。可愛すぎる。

「ごめん…あの、ちょっと離してくれへん…?」

この状況になってもなお、俺はまだ咲久が彼氏なんてありえない、なんて思っていた。

そう、信じてたのに…!

「やだ。さみしかったから…」

可愛いの中になんか紛れてるような…。

咲久は今まで俺が見たことのない顔で、にやっと笑った。

「咲久……?」

「今からいっぱい構ってね?」



ってことなんですよっ!!

その後俺がどうなったかは、まあ、うん、想像にお任せするわ。


俺の可愛い可愛い咲久が…。

彼氏…。嘘やろ…。


まぁ、そういうことがあったので、俺、決めたんよ!

もう、咲久にさみしい思いはさせへん。

もう二度と、咲久を俺の彼氏になんかさせへん!ってな!

ほんまに!

咲久、これからも俺の「彼女」でいてな?

最後までお読みいただきありがとうございました。

楽しんでいただけたでしょうか。

もしよろしければ、感想など、コメントしてください!!

ブクマ、いいね、評価などなどもぜひお願いします!

作者がとっても喜びます!

誤字など見つけた人は、教えてください!

できる限り、早急に直します!!


初めてちゃんとBL書こうとして書いたので、謎作です。

これからも、いろいろなジャンルに挑戦していきたいです!


それではまた!!他の作品も読んでくださると嬉しいです!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ