素人が夢を分析すると、こうなる(ある人物の風景編)
夢を記録していたルーズリーフが、なかなかの厚みを持つ量まで増えました。次回作の題材に使えるものがないか、畳の目を数えるように読み返しております。
どうも僕は、海・電車・エレベーターと因縁があるようで、二週間に一回はそこにいるみたいなのです。
その1:海
見知った坂道が、海に沈んでいて、陸とのぎりぎりのあたりで僕はぼうっと立っていました。
船に乗っている時もありました。波が渦巻いていて、漕げる状態ではないのですが、うまく前進できているのです。
自宅の窓から海が見えました。海の近くに住みたいのでしょう。いつも起きて居間に出たら、マンションが森のように建っている風景を見せられるのが嫌でした。
僕は、生命のふるさとに帰って、生まれ変わりたいのでしょうか。
(その2)電車
走っている所が、都会ではないのです。緑豊かな場所でのびのび暮らしたいのかもしれません。
乗っていて事故に巻き込まれることもあります。脱線していて、車体が倒れているのに、誰もけがしていないのです。知らない人達と協力して、次の駅まで歩きます。人とつながりたい? 力を合わせて何かを成し遂げたい?
気になる人と並んで座っていると、この人は僕に好意があって、会いにきてくれたのではないかと思い込んでしまいます。たいていは急行なのですよ。ゆっくり話していたいのですが。
(その3)エレベーター
下がったことはないです。そして、毎回降りたい階を通り越されます。ボタンを押しているにもかかわらずです。がっかりしませんか。
混んでいて、いつのまにか独りになって、目が覚めます。冷や汗をかいています。とりあえず水分補給して、しばらく座って眠気が来るのを待つのです。
最上階を超えてしまうなんてことも、よくあります。めちゃくちゃな夢です。隠しステージのつもりでしょうか。そういえば、家に隠し部屋が見つかり、全然掃除していなくてひどい汚さに衝撃を受ける夢も見ます。高い確率で和室です。何も置いていないのですが、埃が雲海のように広がっていてですね、ああ、つらい。
夢占いに詳しい方がいらっしゃいましたら、感想欄にてお知らせください。
あとがき(めいたもの)
改めまして、八十島そらです。現実離れした現実に投げ込まれて、文章にしたものの、嘘つきだと思われてはいないか気にしております。
日中の作業にて、宇宙人に乗っ取られた方や、一日三人に怒りをぶつけないと両手両足の指がしわしわになる病にかかった方などとお会いする機会が多く、ネタ帳に書き込んでは攻略法を考えております。地味に楽しいです。
いつかまた、現実についてつらつら書けたら、お付き合いください。




