表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

1/2

光条

初投稿です。感想、評価どんどんいただけると幸いです。

更新は不定期予定です。

神など信じていなかった。

だが、その日だけは神秘的な何かを感じずにはいられなかったーーー


「いってくるよ、母さん。」

病気で寝込みがちな母親に声をかけ家を出る。

今日も道に死体が転がっている、ここでは別にめずらしいことではない。

都市から流れ出る排水とガスの影響で体は次第に蝕まれ、限界を迎えたものから死んでいく。

日々の肉体労働で体力は残っておらず、気力を養えるような癒しもない。

現状を変えようとする力や気力は最早誰にも残ってはいなかった。

生まれた時からそうだった、だからこれからもそうなのだろう。

漠然とそんな諦めを感じながら日々を過ごしていた。


「お疲れ様でした。」

仕事を終え、母親の待つ家に帰る。

いつも通りの帰り道、特別なこともなくまた1日が終わる筈だった。


突如、都市の上空を中心に空が青白く光った。

「なんだ!?」

突然の光に驚き、光源に目を向けると光が分かれた。

分かれた光は20以上の光条になり、その一つが近くの廃材置き場に轟音と共に落下した。

体験したことない出来事に心臓がドクドクと鼓動していた。

「行ってみよう......」

高鳴る気持ちを抑え、様子を見に行くとそこには遠くから見る都市に似た、大きな機械の球体が転がっていた。

様子を伺っていると球体が震え出し、前面が開いた。

中から出てきたのは黒い髪の12歳ほどに見える少女だった。

少女はこちらにすぐに気づき、開口一番にこう言った。

「我が名はゼニス。 君が望めば力を与えよう。」


「面白い!」「続き読みたい!」など思った方は、ぜひブックマーク、下の評価を5つ星よろしくお願いします!

していただいたら作者のモチベーションも上がりますので、更新が早くなるかもしれません!

ぜひよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ