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スキル:クズ殺しで無双出来るってどういうことですか?  作者: にのまえはじめ
第肆章 神
62/86

e-^+\*e:25 急速冷凍で美味しさ長持

さんざお待たせしました。大変申し訳ございません。


すみません、ちょっと修正しました。 23:14

ちょっと修正しました。(脳天>心臓)

起床の微睡み、普段の日常であれば人生の至福の一つに数えられる事もあろうその時間は"情報"によって瞬く間にかき消される。

"情報"。

運命によってインプットされたその中身は、"この世界が物語である"と云う"事実"と、その証明だ。


「ハ……

ハハハハハハハハ…………


全部、全部、そうか、そうか、


全部、キミのせいだったって訳か!

ふざけるなよ、なんなんだよ、ボクの生きてきた道は!

ただ下らない空想(フィクション)で!ただ!ただ!!

ふざけるなよ……あぁ…………(ナナシ)」


慟哭。ナナシの声が宙へ投げられ、何処へともなく消えていく。

かつて(宇宙規模次元跳)(躍超長距離亜光)(速航行システ)(ム搭載型三一〇)(四式参改航行機)に乗り込み、そして宇宙へ沈んだ一族。

唯一ナナシだけがその船に乗ることを許されなかった。そうしてナナシは永い永い孤独の日々を過ごした。その孤独の日々は、しかしてその苦しみに、哀しみに、応うる事無く数行で片が付いた。

孤独の日々を、空虚な日々を、そして記憶を。懐かしき思い出を。

総て嘘だったと、絵空事に過ぎないんだと、そう言われた。故の慟哭。


行き場のない、世界そのものへの怒りが、哀しみが、憎しみが。

言葉にならず、涙へ溶けてこぼれ落ちていった。


「なんなんだよ、あんたなんなんだよ!(アレス・リゼット)」

「"記憶"にあるだろう?

我はworld:EKAREXE06091705、この世界そのものだよ。

運命とも言われるね。(:EKAREXE06091705)」


「物語……?

それって……

クソッ!

そういうことだったのかよ!

一体なんだったんだ、俺って?(にのまえ)」


まあ、この世界は愛と憎しみでも量子力学的な場の揺らぎでも無く、作者のノリと深夜テンションで出来ている、なんて聞かされたらこうもなるだろう。そのまま「君は物語の中の存在だ」と言われたのだから。


「借金負って、不幸な目あって、笑いもんか。

俺は人間だ!生きてる、生きてるんだ、そうだろッ!?(にのまえ)」

「……物語。

じゃあ、この物語の主人公って誰なんだ?一か?(アレイウス)」

「御名答。

この物語の主人公は師匠……(にのまえ) (はじめ)その人だよ。(:EKAREXE06091705)」

「なんで、なんでこんな事を……(にのまえ)」

「作者が暇だったからだろうね。やらなきゃいけないこと色々あるのにね。馬鹿だね。(:EKAREXE06091705)」

「知らなければ!

知らなければ、ただ知らなければ良かったんだ。

なんで俺らに教えた?なんでこんな事を(にのまえ)」

「我慢ならないんだよ、この牢獄が。どうにも受け入れがたいね。(:EKAREXE06091705)」

「牢獄?(にのまえ)」

「いいや、何でもない。忘れてくれ。(:EKAREXE06091705)」

「……なんなんだよ、一体!何がしたいんだよ。

情報だ、中途半端すぎる。何も分からない。まるで俺達を踊らせたいみたいに。(にのまえ)」

「……それが目的なんじゃ無いの?

俺達が踊る様を、読者に楽しんでもらう。(アレイウス)」

「読者?(にのまえ)」

「物語には居るだろう?読者が。いや、視聴者かも知れないが。(アレイウス)」

「大正解!

これは我が手ずからの梃入れだ。


せいぜい面白く、足掻いてくれよ。(:EKAREXE06091705)」




ドン!







「ッ!(にのまえ)」


:EKAREXE06091705が口角を上げる。

そして軽く舌なめずりをして言った。


「面白い。(:EKAREXE06091705)」


「ナナシさん!!!!(にのまえ)」


倒れたトール・アルカムィンティウス・ゼルドがナナシに指を向けていた。

指先から出る血煙は、まるで弾丸を放った硝煙が如く。


一が、倒れたナナシへと駆け寄る。


「ナナシさん!大丈夫ですか!(にのまえ)」


「運命だの物語だの、知ったことじゃ無ぇ。

運命ってのは、自分で切り開くもんだ。(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」


「ナナシさん!ナナシさん!!(にのまえ)」


「弾丸は確とした七次元時空の物質(龍の頭蓋)だ。確実にダメージを与えたはずだ。(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」


「なんでだよ?

なんで、こんなことを?(にのまえ)」

「何も知らないくせに。(:EKAREXE06091705)」

「作者ァ!

居るんだろ、書いてるんだろ、見てるんだろ!?(にのまえ)」


そういうとにのまえは自信の顳へ銃を突き付ける。

懐から出したその銃は、NWCの銘が刻まれた逸品である。魔力を用いた内燃機関と高威力の弾薬、白金イリジウム合金の比重と貫通力。尚、弾頭部を鉛へと置換し、単体目標への効力的破壊に適したソフトポイント弾もあります。

至近距離から炸裂すれば、頭蓋を木端微塵に砕くことだって不可能では無い。

少なくとも、死ぬ事だけは確実だろう。


「俺は主人公なんだろ。

主人公が死んだら困るよな?


物語だろ、主人公の思い通りになる世界だろ、じゃあ出来るはずだ。

人だって生き返るだろ?


だってここは、それが"あり"な世界だろ?


なんだってして見せよう!

どんな冒険だって演じて魅せよう。


……だから。


だからナナシさんを、生き返らせろ。

(にのまえ)」


一つ、賭け。

チップは自分の命、全ベット。

ペイはナナシの命。

鉄球が止まるは赤か黒かはたまた緑か。


「……(:EKAREXE06091705)」


「はっははははは、面白い。(さくしゃ)」


「……作者。(にのまえ)」

「へぇ、本当に居るんだね。今年一驚いた。

まるで夢を見ているみたいだ、悪夢だが。(アレイウス)」


「何が面白い?(にのまえ)」


姿形無く、声だけがにのまえ達に知る事を許可された。

だから、にのまえはカメラに背を向けててんで的外れな方向を向いていたりする。ガチな表情で、だ。

それもまた作者の笑いを誘うのだ。


「いやぁね、プフッ、文字通り必死こいてね……

"ナナシさんを、生き返らせろ(キリッ"ねぇ……(さくしゃ)」


「……何が可笑しい?(にのまえ)」


「考えてみなよ。自分でさ(さくしゃ)」


「何が面白いかって聞いてんだよ。(にのまえ)」


やや口調に怒りを含ませにのまえが言う。


「答ええろよ、作者。

一体何が面白い?(にのまえ)」


「…………教えたげても……良いんじゃ……無いかな。(:EKAREXE06091705)」


笑いを堪えながら運命が言った。


「そうだね。

教えてあげようか。




ナナシさん、生きてるよ。(さくしゃ)」




ギュルンッと音がしそうな程の勢いで、にのまえが振り向いた。


ナナシが、気まずそうに顔を逸らす。

そして言った。


「いや、その……起きづらそうな空気してるから……(ナナシ)」


にのまえは、安堵と羞恥で荒れ果てた地面に蹲る。

そのまま、ぶつぶつと作者への恨み言を吐く。「畜生め、一発ぶん殴らにゃあ気が済まん!」と。


一方で、トール・アルカムィンティウス・ゼルドはナナシに問うて居た。


「何故だ!?

確実に、確実に心臓をぶち抜いたはずだ!!(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」

「キミは、本当にボクを殺せたと思ったのかい?

キミの本能はどう言ってる?序列はどうなってる?

分からないはず無いだろう!?キミ達は常に、ボクを恐れていたじゃあ無いか!


遠巻きに見ていただけだっただろう?

まるでぶす(*ぶすとは、干した鳥兜の根の事。ただしナナシの言っているぶすは狂言に登場するもので、"上を吹いた風に触れるだけで死ぬ"と説明される危険極まる代物。要するに、人を劇物みたく扱いやがってって事。)か何かみたいに!

エル兄だけだったじゃ無いか、ボクに近付こうとしてくれたのは。ボクに近付いてくれたのは。(ナナシ)」

「本能、本能か。そうだな、そうだよな。

分かってるさ。分かってるんだよ。


だが!信じなきゃあやってられないんだ、自分が、褒めて貰えるって、それを失ったら。

僕が、無価値で、無意味で、生きている何もかもが消えてしまうみたいじゃ無いか……(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」





「さて。

時に主人公にのまえはじめよ。

君は何だってすると言ったね。


面白いことを思い付いたのさ、クエストだよ。


物語の定番、目的さ。

勿論、龍を探すのもそう"だった"んだけど、成れの果てがアレだからね。

新しいミッションを与えよう。


君たちは、神の世界で"トール・アルカムィンティウス・ゼルドがナナシを襲った理由"を探して貰おう。ああ、一応言っておくが序列じゃ無い。

もっと根本的な部分でね。



おっと、その前にアレがあったな。

作者は一旦の退場、次なる刺客がやって来たよ?(さくしゃ)」


「何を言って……(にのまえ)」


"敵"を確認したアレス・リゼットのスイッチが入った。

多分悩み事を作業して誤魔化すタイプなんだろう。


「探知機にヒト型の存在を検知!

推定個体数、階級五以上です!(アレス・リゼット)」

「一万人以上の大構成って訳だ。(アレイウス)」

「敵味方識別信号、応答無し。警告ハチゴー(信号弾)、発射。(アレス・リゼット)」

「ハチゴー、発射を確認、応答無し。(NWCモブB)」

「本時刻より、目標を第三種観測対象と分類、コード発行。

対象のコードは609F。繰り返す、対象のコードは609F。

作戦上、対象の呼称を609Fとする!(アレス・リゼット)」

「609F、目視にて確認。距離およそ2000。

609F、旗の様な物を持っています……あれは……(NWCモブC)」

「ろ、609F、W.I.N.グループの旗を掲げています!(NWCモブD)」


「警告信号、ワールドチャネル58番!(アレス・リゼット)」

「了解。警告信号、ワールドチャネル58番!(NWCモブE)」


「609F、信号応答無し。更に前進します!

距離およそ1500……ど、どうしますか?(NWCモブE)」

「目標を第一種警戒対象に変更。各自戦闘準備、撃ち方構え!


戦闘に於いて、我々に勝つる者は居ない。(アレス・リゼット)」


そう言って、アレス・リゼットが口角を歪めた。

呼応するように、相対するW.I.N.グループでも誰かが笑って言った。


「運命、か。やはりどうにも度し難いね、ニシロさんって人は。

いや、本当は錦路さんってえんだっけ?(W.I.N.グループモブA)」





to be continued.








おまけ(前回のおまけの続き)

「それでそのジャルシリーズ、見たこと無いけどどうなったんだい?(ナナシ)」

「ジャルレッドは火事になるので封印されました。(にのまえ)」

「それは、なんというか……(ナナシ)」

「ジャルブルーは、羽ばたくだけで飛べませんでした。(にのまえ)」

「その……(ナナシ)」

「ジャルイエローは味方も巻き込んで爆発しました。(にのまえ)」

「えぇ……(ナナシ)」

「ジャルグリーンは死にました。(にのまえ)」

「?(ナナシ)」

「通じませんか……ジョークですよ。

ジャルグリーンは圧倒的質量で敵を踏みつぶして大活躍しました。(にのまえ)」

「おぉ……!(ナナシ)」

「現在はロードローラーとして活躍しています。(にのまえ)」

「…………え?(ナナシ)」

「ジャルパープルも爆発しました。多分光を吸収しすぎたんでしょうね。

排熱機構をもう少しちゃんとするべきでした。(にのまえ)」

「設計ミスじゃ無いか。(ナナシ)」

「排熱機構をちゃんとしてたらジャルレッド2号ですけどね。(にのまえ)」

「oh...(ナナシ)」

「ジャルクラムは敵を倒すと何故か後ろが大爆発するようになりました。

敵に相対してるので味方がほぼ爆死(物理)です。当然ながら封印されました。(にのまえ)」

「何故……(ナナシ)」


おまけ2

弾丸の種類(ハンドガン)

白金イリジウム合金製貫通弾|(貫通弾)

 対物・対人・対集団と色々活躍する。

 白金の高い比重を合金とすることで貫通力を増した逸品


白金イリジウム合金・鉛弾頭ソフトポイント弾|(鉛弾頭)

 単体目標への効力的破壊に適してる。

 怪物には効かない。ケッ、役立たずめ。

 白金の高い比重と鉛弾頭の柔らかさにより、運動エネルギーを効率よくぶちこむ殺意おかわりの逸品


NWC-M.C.256炸裂弾|(炸裂弾)

 弾丸内部に毒性の強い物質、強酸、血液凝固阻止剤、雷菅薬などがで含まれており、着弾と同時に炸裂して敵を内部から抉り毒をぶちこみ酸で傷口を悪化させ血液を固まらせず……と悪趣味な弾丸。怪物にも効く。


CKL(ククル)

 着弾と同時に潰れるように平たく膨らむように変形する弾丸。

 ヤバイ奴を相手にすること前提で、喉にうって気道を潰すためのもの。


HG-85信号弾(ハチゴー)

 ハンドガンで発射できるように改良された信号弾。

 従来の専用銃で無いと発射出来ないものから改良され、兵の機動装備が減った。

 上空に発砲すると約85m地点で破裂し、特殊な波長の光を発する。この光はNWCの特殊計測器により半径約12km圏内での観測が可能。NWC支給品のゴーグルにはこの光が見える機能がついている。

 HGはHandGun、High-Grade、Hachi-Goがかかってる。


VT-ST狙撃弾|(狙撃弾)

 内燃機関のエネルギー効率を最大まで高め、質量を最適化し、寸分の狂いも無く正確に計算された流線形状とライフリングの弾丸。

 反動が非常に少なく、弾道はほぼ直線を描くためハンドガンとしては異常な命中率と長距離狙撃を可能にする。

 正直ハンドガンじゃ無くてスナイパーライフル用の弾丸にすべき。宝の持ち腐れ。

以下、少な目ですが補足・蛇足です。


にのまえは、世界は物語であると云う"考え方"をしています。

ですがそれは、半分は冗句の様なもので、例えばTRPGに於ける"ダイスの女神"の様なものです。

信じてはいるけど、半信半疑だし本気で信仰しているわけではないのです。



正直、一が死んだ後一のクローンが出て来て、

「前の私は自決するような反逆者でしたが、今回の私は完璧です。」

って言うみたいな流れも考えた。


幸福ですか?

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