e-^+\*e:24 破られる拮抗
この話だけ長ったらしいです(10000字)。すいません。
「そう来るよね。
さあ、第二ラウンドと行こうか。(ナナシ)」
ナナシのその声に応えるように、高次元を伝播する周波がナナシの感知器官を揺らす。
対してナナシは刀を創造し、斬撃で以てして応える。
ナナシが生成したその身長にそぐわぬ大きさの……具体的には刀身が一般的な日本刀の2-3倍程度の巨大な……刀を軽々と振り回し、音の壁を百幾十か超えた速度でトール・アルカムィンティウス・ゼルドへ迫る。
一方で。
観戦するにのまえら一行にとっては、それはあまりにも空恐ろしい存在であった。
それは喩うるならば巨大な虚構である。まさに三次元空間世界の誤謬と呼ぶに相応しいその奇妙奇怪たるその歪み狂った空間は、彼等にとっては実に理解しがたい代物であった。
それを見た者は……否、違う。"見ることなど出来ない"のだ。
脳がその現実を拒否する。受付を拒否し、それを無視する。
結果としてそこには処理の行われなかった知覚し得ぬ黒き黒き闇が横たわる。
しかしてその黒く塗りつぶされたシルエットでさえ、彼等に「脳味噌がヒックリ返るような莫大な恐怖の情」と、「理解しがたい何かの僅かばかりの理解」を強制的に齎す。
要するに……平たく言えば、"みんな大好き正気度ロール"
※正気度(POW*5)及びアイデア(INT*5)はダイス期待値で代用
よって
正気度は52.5を四捨五入して53
アイデアは65
となる
※ナナシは本来の姿を知っているため、トール・アルカムィンティウス・ゼルドは当事者であるため、それぞれ免除
3/3d4
にのまえ 75
3d4=5
アイデアロール 28
1d10=3
発狂<感情の噴出>
アレイウス 42
正気度 -3
アレス・リゼット 26
正気度 -3
NWCモブs 86
3d4=6
アイデアロール 57
1d10=10
発狂<脅迫観念>
「アァッハハハハハ…
アァッハ ハ ノヽ ノヽ ノヽ ノ \ (にのまえ)」
「オイオイオイ、……最悪だ。(アレイウス)」
「なんなんだよ、なんなんだよアレ!!(アレス・リゼット)」
「「「「「「「「「「オイ、この銃ジャムって無いだろうな…(NWCモブs)」」」」」」」」」」
カチャカチャカチャカチャ……
「畜生!ジャムってやがる!!(NWCモブA)」
そんな地上の様子とはかけ離れ、トール・アルカムィンティウス・ゼルドへ高速で迫り行くナナシは、鉄の2.5倍重い物質で構成された、たった6kgの刀を相対する肉塊の中央部へめがけ構える。
刀は徐々に相対者へと食い込み、やがて刀身が完全に埋まると、ナナシは柄を強く握り込む。
それに呼応するように刀身が急激に圧縮され青色に閃光を放つ。
「え、
まさか、
え、
絶対不可侵領域!!!!(アレイウス)」
アレイウスが巨大なA.T.フィールドを展開すると同時、大規模な爆発が起こる。
「僅か6kgの日本刀を爆縮させたらどうなると思う?
答えは簡単、超臨界状態だ。
大規模な爆発に依って血液は拡散する。本来の巡る運動エネルギーを保持した血液は、衝撃波を受け超高圧の刃と化す。
血液の次元はキミの次元と同一だからね。(ナナシ)」
「_ ̄- ̄__- ̄ ̄_ ̄_!!(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
「あの人、核爆発起こすなんてこっちのこと考えてないのかよ。
いや、一もやってたな……(アレイウス)」
トール・アルカムィンティウス・ゼルドは苦しむように蠢く。
そして地の底から這うような、低くくぐもった"声"が鳴る。ああ尤も、それは三次元空間の人間には関知し得ない周波ではあるが。
「_ ̄- ̄-_ ̄- ̄-_ ̄--_ ̄-- ̄ ̄ ̄_ ̄-_ ̄_ ̄ ̄- ̄_- ̄-_ ̄ ̄ ̄-_- ̄__ ̄ ̄-_ ̄- ̄-_ ̄ ̄ ̄_ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄---__ ̄-- ̄ ̄_ ̄_- ̄ ̄-_ ̄--_ ̄ ̄ ̄_-- ̄ ̄- ̄- ̄_- ̄_- ̄---(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
それを日本語に訳すなら、"第二段階相転移真空"と云った様な物か。
黒く黒く何よりも暗く、そして目が潰れる程に輝く球体が出現する。
真空に相転移を発生させ、莫大な正のエネルギーを放出する事で0よりも0に近い0を作り出した。
局所的にではあれど、所謂"真空崩壊"を意図的に引き起こしたのだ。
「これで終わりだ!(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
然し。
されどもその真空は、ナナシによっていとも簡単に消し去られた。
驚くほどに呆気なく。手を触れることも何か動作をすることも無く。
「!?(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
「その程度か。
……まあ良い、キミが全力を出したんだ。
ボクも本気を出そうか。
ボクの知りうる限りで、魔力と云う不可思議なこの"力"の真骨頂を教えてあげよう!(ナナシ)」
ナナシの掌の上に、小さな"黒"が球体として出現する。
それは漆黒よりなお暗く、この世の何よりも暗かった。有り得ないほどの黒色。
まるで「何も無い」かに思えてしまう。
しかし数瞬の後に、その思考が愚であったと気付かされる。
悲鳴の如き甲高い音が響き、"黒"から白い結晶の様な物が突き出るように生えた。次いで朱、碧、翠、黄金、次々と荘厳たる結晶が生え、そしてそれらが混ざり合って歪む。その光景はとても神秘的で、同時に酷く散らかって汚らしく、それでも然し美しいと感じられた。感じさせられた。
認識が誤謬を叩き出したのか、はたまた認識こそが間違っていて誤謬の方こそが正しくあるのか、見ているだけで脳が可笑しくなってしまいそうな、もう既に可笑しくなってしまった後のような、そんな実に不可解でとても歪な光景がナナシの掌の上、僅か12cm程度の球体で広げられていた。
あまりにもあまりにも、あまりにも球体の上で起こる現象の"密度"が高すぎて、12cmと云う"長さ""空間""距離"、そういった認識を信じる事が出来なくなっていく。認識がジョジョに奇妙に歪んでいく。世界が、球体を中心に歪んで、歪んで、歪んで。
その様はまるで、世界の中心にその球体があるかのようで。
そこには、此の世の総てがあった。
少なくとも、それを信じさせるだけの説得力をその球体は持っていた。
まるで幾つもの"世界"を一箇所に固め、そしてぐちゃぐちゃにかき混ぜて押しつぶした様な。
そしてそれは"世界"を突き破った。
そうとしか表現できない。世界の壁では無い。世界そのものを突き破った。
原理は昇華と同じであった。
然し、エネルギーの量も、形も、何もかもが全て全く違った。
"魔力"と云う"純粋なエネルギー"は、何か新しい形を求め遙かなる虚空を彷徨い、いくつかの次元の壁を突破し、此の世の根元たる物に限りなく近い場所から無謬なる"1"を拝借し、それを象って世界の理によりナナシの手元へ返還される。
「此の世は鏡写しだ。
行ったことには行ったことが返ってくる。
そして鏡の象は常に真逆に、黒には白を、有には無を、1には0を、返答する。
体内で単一のサリドマイドがラセミ体に変わるように、世界の体内でそれは作り出される。(ナナシ)」
ナナシの右手の"1"から"0"が分離し、左手に出現する。
ナナシの両手の上に、ポッカリと穴が開いたような黒く黒くどこまでもどす黒く爛々と輝く球体が認識できる。
端的にこの状況を言うのであれば、ナナシによって純粋な"有"と"無"が概念的に仮想的実体として作られた。
"無"は"有"を喰らって概念を消失し特異性を失う。要するに"触れた総てを喰らって消し去る"。
"有"は"無"を喰らって概念を消失し特異性を失う。要するに"無を無で無くする"。
概念を消失するまでは、世界によって互いから互いが生成され、常に一定の値を保つ。つまり、"無"と"有"を衝突させない限り半永久的に戦える。エネルギー切れはしない。
一種のバグ技と言えるだろう。若しくは、文字通りの"チート"と呼ぶのが相応しいかも知れない。なんせこれだけ強力な如何様だ。世界の平衡感覚を悪用したバグ技。世界の保全機能の乗っ取り。そしてそれ故に何よりも強力だ。あまりにも強すぎる。此の世界に於いて、基底次元的に見れば、異常なまでに強力な謎めいた能力である。
原理などどうでも良い。
同じ能力でなければ打ち消せない最強の能力であると、それだけで物語には充分だ。
この先なんか使うかもなんで一応簡単に説明しておきます。
この技は"物理的"な存在で無く"概念的"な存在です。
つまりこれは、物理的に何かを動かしたり、破壊したりと影響を及ぼすのでは無く、"概念"に沿った結果を出します。自分の語彙ではうまく言い表せませんが、一言で言うのなら「言葉遊びの様な能力」です。フィクションでそう言うの結構ありますよね。
ナナシは口端を上げニヤリと嗤って言った。
「心して喰らってくれよ、トール・ゼルド!!!(ナナシ)」
ナナシの左手に位置する"無"は滑るように徐々に加速し、軌道上の空気を喰らい消し去りながら一直線にトール・アルカムィンティウス・ゼルドへ迫って行く。
トール・アルカムィンティウス・ゼルドは咄嗟に大きく身を捻り回避する。
然しそれでも腕が大きく抉れ、無の速度に引き込まれるように血肉が吹き飛んだ。トール・アルカムィンティウス・ゼルドの後方10メートルばかりに紅くじっとりと生ぬるく湿った風が吹き荒ぶ。
然しナナシは攻撃が外れた事にまるで頓着せず、更に口角を上げ手元へと還ってきた無を再度解き放った。無は再度トール・アルカムィンティウス・ゼルドに躱され、腕先のみを喰らうのみに留まってナナシの手元へと帰還する。
その結果に目もくれず、ナナシは無を放った。それはひどく酷く非道く悪趣味に執拗に、何度も何度もトール・アルカムィンティウス・ゼルドへと翔る。
衰弱しきったトール・アルカムィンティウス・ゼルドを見て、やや荒らいだ呼吸を鎮め、数回の深呼吸を経てナナシは漸く落ち着いて、トール・アルカムィンティウス・ゼルドへと歩いて近寄った。
「勝てるとでも?(ナナシ)」
「……(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
「勝てるとでも思ったのかい、キミが、ボクに。(ナナシ)」
先程の笑みから一転、無表情でナナシは語る。
「所詮、龍なんてのはボクの作った"子供の玩具"に過ぎない。その程度なんだよ。
たかだかその程度の、それも借り物の力で威張れるとは、随分面の皮が厚いね。(ナナシ)」
「………(トール・アルカムィンティウス・ゼルド)」
「ボクの勝ちだ、文句はあるかい?(ナナシ)」
トール・アルカムィンティウス・ゼルドは静かに首を横に振った。
勝敗はひどくあっさりと瞬く間に決まり、膨大かつ理不尽な環境破壊の果てに薄褐色ただ一色に染まった景色を除けば綺麗に収まった。
……かに思えた。
この戦いに物申す者が居た。
さあ、出番だよ。
パチ………パチ………パチ………
:EKAREXE06091705が疎らに手を叩く。
拍手と拍手の長い間に比例するように、彼の表情はひどく退屈したものであった。
「ハァ……
つまらないんだよ。
その争いも、行動も、全てが!
知略も戦略も無い、結局は地力の勝負か!
本当に、全くもって、つまらないんだよ君たちの行動は。(:EKAREXE06091705)」
彼は言葉を紡ぐ。
「ペンを渡してくれるかい?(:EKAREXE06091705)」
……良いよ、貸そう。
宙に浮いた:EKAREXE06091705……いや…
"運命"は右手を突き出す。
上空に純白に輝く本と黄金に輝く羽根ペンが現れる。
ペンは宙を泳ぎ独りでに本へと動き出す。
そうして
:EKAREXE06091705は、<筆記を開始した。>
一ページ区切ろうかと思ったんだけど、大体この位で良いのかな。
まあ良いか、今から暫し此処は我が世界だ。
乱入する敵ってのが居た方が面白いだろう?
......多分そうだよな。
彼らはどんなリアクションをしてくれるのか。
能力で結末が、勝敗が決まるなんてとてもつまらない。
何時だって世界は、そんな物じゃあ何も決まらない。決まってはくれない。
世界は、いつだって何が起こるか分からない。そして、だからこそ面白い。だろう?
あれ、此処には(:EKAREXE06091705)って付けた方が良いんだっけ?
まァ良いか。
宙に浮き、:EKAREXE06091705は羽ペンを走らせる。
それを師匠......いや、ニノマエら一行は地上から胡乱げな目で見つめる。
そうだな、何をするのが面白いだろうか。
絶望か、希望か、バトルか、日常か。
宙に浮いた我が言葉を発する。
「所詮小説に過ぎないこの世界じゃ、面白いのが正義だ。
たかが技を2~3発出し合って終わるなんて面白くない。それが例え描写に長ったらしく千文字費やした技だとしても、ね。」
「何を、言ってるんだ?」
ニノマエが疑問符を発した。
「世界はもっと面白く、クールであるべきだ。」
「何故だ、何故キミなんだ…あり得ない……どうしてなんだ……?」
「あれが、世界を決めてる存在だと云うのか…?理解できない…」
「どうしてキミが、」
「どうして運命が、」
「「此処に居るんだ?」」
ナナシとトール・アルカムィンティウス・ゼルドが同時に言葉を発した。
「面白くあってくれなきゃ困るんだよ。」
「そうだな……
こんな話はどうだい?」
我が言葉を発す。
「本の中の登場人物が、自分が本の中の登場人物だと知ってしまう話。」
我は指をパチン、と鳴らした。尚、特に意味は無い。
宙に浮いたペンをスラスラと走らせる。
途端、不思議な力に依って一一、仮称ナナシ、アレイウス、トール・アルカムィンティウス・ゼルドの脳内へ、情報が流し込まれる。
流し込まれた情報の処理を強いられた脳は生命維持以外の部分を一時的にシャットする事で、気絶して情報処理に専念した。
次に目覚めたその時、彼らは理解するのだ。
"この世界が、作者のノリと深夜テンションによって構築された『物語』である"と。
一体彼らはどんな反応をするのだろうか。
ああ、ここらでピリオドを打とうか。彼らの反応を、今後を決めるのは残念ながら我じゃ無い。それは物語を書き綴る"作者"の仕事だ。
我が役割は紙。媒体。洋墨。ただこの世界そのものに過ぎない。半永久の"物語"と云う牢獄に捕らわれた哀れな人格だ。
作者、キャラクター、読者、物語。これにて要素は揃っただろう?
さあ、面白くあってくれよ。
Good by.
And have a sweet dreams!
:EKAREXE06091705は、<筆記を終了した。>
ふむ。
これは……そうか…………
ま、これも良いか。面白そうだ。
次回予告
運命の行った行動により、この世界が物語であると知る一ら一行。
その先は、絶望か希望か。はたまたそれとは全く別の得体の知れない何かか。
「なんだってして見せよう!」
「どうにも受け入れがたいね」
「夢を見ているようだ、悪夢だが。」
「運命、か。矢張りどうにも度し難い。」
「運命ってのは、自分で切り開くもんだ」
次回 e-^+\*e:25 急速冷凍で美味しさ長持
おまけ
さくしゃです。
キャラどもが眠っている間に、運命って何ぞやって話と(一応張ってあった下手な)伏線について軽く語っておこうと思います。
後書きでも良いんですが折角なので。
かなりメメタァした内容になりますのでご注意下さい。
まず、この物語の世界には"神"が何種類か存在します。
トール一家やにのまえの様な、要するに"高次元空間の知的存在"。
仮称ナナシの様な、"複次元時間空間の知的存在"
そして、"運命"と"作者"。
このうち上の二つは、端的に言えば"偽物の神"と云うことになります。
尤も、普通に"カミサマ"として振る舞うに足る能力はありますが。
さて、"運命"と"作者"ですが、その前にこの世界そのものの設定について。
この世界は"小説世界"と云う設定です。
で、メタ的にはこれはなろう小説な訳なんですが、設定的にはこれは"本"です。電子書籍じゃなくて物理的な紙の奴です。
"運命"は言うなれば世界そのものです。さっき本人が書いてましたね。
"小説世界"は本に書かれています。この世界は、つまり本の中に在るわけです。で世界そのもの、というか世界の形というか容器というか……は"本"。紙とかインク(洋墨)とかで出来てる、この"本"こそが運命です。
で、運命は自分の中の物語に興味を持ちました。
そんで色々してたら、物語の中になんか自分と同じ名前の奴を見つけました。此奴が魔王(:EKAREXE06091705)です。おもしれー偶然と思って運命は魔王に取り憑きました。
序盤の魔王の言動がおかしかったのは、運命が魔王に憑いて日が浅く物語世界に慣れていなかった為です。魔王が登場時異常に弱いのもそのせいです。
宇宙誕生以前のトール・エルド関連はまたいつか書くと思います。そんな気がします。
で、運命は物語を面白くしようとしています。理由は作者にも分かりません。(メタ的に云えば知ってるけど、知らないって云う"設定"です。作者も、作者が考えて書いて動かしてる時点で他のキャラと大差ありません。ただ、特別なキャラってだけです。)
運命もまた作者同様に物語を書き綴る事が出来ます。ただし権限は作者が上なので、権限の移譲が必要です。移譲した後でも作者が無理矢理権限を奪い返すことも可能です。
権限の移譲はどうやるかと云うと、
(キャラ名)は、<筆記を****。>
って筆記することが権限の移譲に当たります。
****ってなってんのは此処も小説上なので権限の移譲が発生する(って云う設定である)からです。
で、あんまし関係ないんですが、運命は本来筆記を行う存在ではありません。だから、筆記を行うと非常に疲れます。その結果として非常に強い眠気に襲われます。なお、睡眠を取る事で再度活動を再開できるようになります。だから今は運命も他のキャラ同様眠っています。
"急"で出て来ますが、:EKAREXE06091705は正しくは
"world":EKAREXE06091705
です。
無数にある本の一冊、その識別番号が EKAREXE06091705 と云う英数字です。十進分類法ではありません。
本は無数にあり、世界も無数にあります。司書さんはその本一冊一冊に世界があると思ったのでしょう。枕にworldを付けました。
この本の識別番号が爆炎と縁のあるあれなのは……否、やめておきましょう。なんか全部書くのも品が無い気がします。元々品なんてあったもんじゃ無いですが。
こっからは伏線について書いていきます。
伏線ですが、割と初期から張ってありました。
識別番号は総計9話、何かが頭に付く(:)のは総計10話に出ていました。
伏線じゃ無くてモロ書いてますが。
総計13話で魔王が妙に弱いのも伏線です。
また、同話にてにのまえが変な物を持っていたのも伏線です。一応。
なんでにのまえが変な物を持っていたかと云うと、運命が物語中へ入り込んだ歪みが原因です。
箱を畳むのを想像してみて下さい。
箱は物理的存在ですので、物理的に近しい点同士がくっ付きます。具体的には頂点との距離が同一である点。
運命は本……ここでは仮に物語的存在と呼びましょう、物語的存在ですので物語的に近しい点同士がくっ付きます。
具体的には、その瞬間にのまえの居た空間と、転生前によく借金取りから逃げるのに使っていた繁華街の裏路地が繋がりました。
繁華街の裏路地にはお薬屋さんが屯していたのでお薬屋さんの持ち物をにのまえが持っていました。あと、繁華街のゲーセンのUFOキャッチャーの景品も混じりました。道路側の店外に設置してあるUFOキャッチャーの前には常に人混みがあったため、にのまえが人混みへ紛れ込むのに利用していたためです。その景品がエントリープラグぬいぐるみとかAPTX4869飴とかです。
エントリープラグぬいぐるみは確かUFOキャッチャーで在ったはずです。そんな気がします。
APTX4869飴は実物が手元にあるので間違いないです。賞味期限を4年も過ぎていて食べようかどうしようか迷っています。忘れてたんですよね。2,3粒残ってます。
食べました。
まあ、"地球にしか無い""にのまえが最初持っていなかった"物をにのまえが持っている="地球とこの世界が繋がった"≒"何か異常なことが起きている"という内容の伏線です。
異常の内容については此処には書いてません。
総計40話の"運命の信奉者"はそのまんま運命を信奉する変わり者の事です。第伍章登場予定です。乞うご期待。……っつってももう出て来てるんだけどね。
運命は勝手に信奉されてるだけなので此処ではほぼほぼ関係ないです。ストーリー的には重要なアレですけど。
伏線は以上です。
おまけ2
(前回のおまけの続き)
「三徹って大丈夫なの?(ナナシ)」
「なんか喜んでやってました。
NWCの研究予算を自分の浪漫につぎ込めるのが嬉しいらしいです。(にのまえ)」
「NWCって金あんだね。(ナナシ)」
「というか、資金よりも物資ですね。
珍しい物質が豊富にあるので。(にのまえ)」
「なるほど。(ナナシ)」
「そもそも計画したのNWCの研究部長兼作戦部第二副長ですからね。
トップ自ら率いて、徹夜したのも彼だけだそうですし。(にのまえ)」
「うわぁー嫌な上司ー。(ナナシ)」
「そうですか?(にのまえ)」
「だってキミ寝られる?上司が徹夜してんのに自分だけグッスリと。寝れても気分は良くないでしょ。かと言って寝なきゃ徹夜だし。
嫌な上司でしょ。(ナナシ)」
「あー、確かにそうかも。
でもNWCとしてはありがたいんですけどね。
変な物も作ったりするけど有能だし、研究部と作戦部で協力してくれる。
新兵器が最大限活かせるから組織力も上がるし。(にのまえ)」
「編な物って……まさかあの神之拳以外にも?(ナナシ)」
「なんか県一個更地に出来る奴作ってました。
実験見たんですけどめっちゃ綺麗でしたね。今度一度見てみて欲しいんですが……
まず上空で爆発した後、虹色に輝いて大きく広がります。それが収縮してキラキラした粉がばら撒かれて、んで……地面が消し飛びます。(にのまえ)」
「何それ……(ナナシ)」
「残留物も無いから統治が楽だし、一定の高さで均一に削れるから調整しやすいし、その高さから爆心地までの間なら空中にも効果があるし、ハマれば最強ですよ。ハマれば。(にのまえ)」
「ハマればって……そうそうハマんないでしょ。(ナナシ)」
「ええ、残念ですがそうなんです。
そもそも県一つ消し飛ばしたくなることが無いですし。
国家間戦争や対国家戦争なら本拠地を攻撃できるけど、そもそもこの爆弾自体がかなり大きいので魔法で撃墜されます。撃ち落とされたらせいぜい1kmくらいしか攻撃できませんし。
マイ○ラなら整地に使えるんですけどね。(にのまえ)」
「その人本当に有能?(ナナシ)」
「ええ。彼、地球の技術と魔力技術を融合させた物が作れるんですよ。
NWCで今配備されてるRPGは、弾頭に彼の開発した超高効率熱エネルギー魔力エネルギー相互変換生成装置を搭載したタイプです。
というか、なんかこの世界馬鹿みたいに頭良い人多いんですよね。(にのまえ)」
※魔族は魔力を制御する分だけ脳が発達しており頭が良いです。人間は魔族と交戦状態にあるので、魔族に対抗できる(=頭が良い&魔術に対抗できる身体能力がある)人間だけが生き残りました。なのでこの世界の人間は地球と比べ頭が良い人が多いです。
「さぁ、トール・アルカムィンティウス・ゼルドの計画かね。(ナナシ)」
※"人類の母数を減らし素質のある者を減らす"事と"神になるかも知れない存在の抹消"のために魔族と敵対した某王さまのせいです。
「ですかねー。(にのまえ)」
「因みに、他には彼の発明って何があるの?(ナナシ)」
「変形合体機動ロボ"ジャルクラム"!!(にのまえ)」
「それは……(ナナシ)」
「紅く激しく燃える虎、ジャルレッド!
青く静かに羽ばたく鷹、ジャルブルー!
黄色く眩く光る蝶、ジャルイエロー!
緑に大きく聳える象、ジャルグリーン!
黒き闇夜に潜む獅子、ジャルパープル!
因みに彼の趣味が10割です。(にのまえ)」
「面白そうだね…………!(ナナシ)」
次回のおまけへ続く。
おまけ3 解読法
_ ̄- ̄__- ̄ ̄_ ̄_!!
_ ̄- ̄-_ ̄- ̄-_ ̄--_ ̄-- ̄ ̄ ̄_ ̄-_ ̄_ ̄ ̄- ̄_- ̄-_ ̄ ̄ ̄-_- ̄__ ̄ ̄-_ ̄- ̄-_ ̄ ̄ ̄_ ̄__ ̄ ̄ ̄ ̄---__ ̄-- ̄ ̄_ ̄_- ̄ ̄-_ ̄--_ ̄ ̄ ̄_-- ̄ ̄- ̄- ̄_- ̄_- ̄---
3進数3文字でアルファベットを示しています。
012→ ̄-_
001→"A"
002→"B"
010→"C"
000→" "(スペース)
̄が前の文字にくっつくのでややこしくなってます。
どっか間違ってたらすみません。
_ ̄_ ̄__ ̄ ̄---_- ̄_ ̄ ̄ ̄__--_ ̄_- ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄-_ ̄_ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄_ ̄ ̄ ̄-_ ̄ ̄- ̄--- ̄ ̄--_ ̄_-!!!




