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スキル:クズ殺しで無双出来るってどういうことですか?  作者: にのまえはじめ
第壱章 昇華
6/86

episode ex: gamma

少し文字で遊んでみました。

過去最長。

}\


管理機構への命令文(システムコマンド)の発動のコマンド。


しかし、此処には管理機構(システム)は存在せず、従って、管理機構への命令文(システムコマンド)も何の意味もない文字の羅列だった筈だ。


噛んだ誤魔化しと悪ふざけで言った一言。


それが、始まりだ。






管理機構(システム)のハッキングが行われた時、ハッキングの方法は二つあった。

一つは自身を神、つまり管理機構(システム)のユーザーとして認識させるもの。

もう一つは管理機構(システム)そのものを改変するもの。


門番が居て、扉が有るとする。

門番は通る者の顔を見て、通って良い者だけを通すとしたとき、先程の方法の

前者は通って良い者に自身の顔を似せる方法。

後者は門番を殴り倒すという方法だ。


■はこの時、自身を管理機構(システム)のユーザーとして認識させる方法を取った。


結果、■は今も管理機構(システム)のユーザーとして認識されている。

当然それは、■の一部である■も同じであり、■もまた、管理機構(システム)のユーザーとして認識されている。



それにより、管理機構(システム)への遠隔アクセスと認識されたその命令文(コマンド)管理機構(システム)に不完全に伝わり、管理機構(システム)エラーを引き起こした。

管理機構(システム)エラーに対する対応として、管理機構(システム)の一時停止の命令(コマンド)が発令。その上、不完全に伝わった管理機構への命令文(システムコマンド)は”時間遡航”では無く”覚醒”として伝わった。

管理機構(システム)の一時停止とエネルギー供給の二つを同時にこなそうとした結果、管理機構(システム)は最高速でエネルギーを供給。

管理機構(システム)の一時停止までの間かつ最高速で供給した事によるエネルギーロスがあったにも関わらず、昇華計画覚醒段階移行とそれ以降のため保管されていたエネルギーの三割程が一気に流れ込むという事態が起こったのだ。











■は思う。

え!!??何???どゆこと?、と。


取り敢えず判ることをまとめよう。


一つ。死んでないっぽい。

二つ。死にそう。

三つ。なんかエネルギーが流れ込んで来てた。

四つ。その後なんか黒いのが来た。

五つ。もう訳わかめ。

六つ。擬似三次元四次元空間に居たから、一つか二つ次元が違う。

                ↑コレヤバイ

七つ。視界は真っ黒。


うん。絶望的だね☆。

そして何よりヤバいのが、


八つ。自分の体がどんどん浸食されている。


身体に纏わりつく様に闇が俺を浸食する。

まるで水の中のように身体が動かない。息も出来ない。


苦しい。

苦しい苦しい。

苦しい苦しい苦しい苦しい。

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。

苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。


苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイクルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦シイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイクルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦クルシイしい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しいクルシイ苦しい苦しクルシイい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しいクルシイ苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい苦しい。



この”闇”かラ抜け出セれば……

或いは、助かるかも知れない。


足掻く。

足掻く。

足掻く。

藻掻く。

藻掻く。

藻掻く。


どうにか助かろうと生き足掻く。

流れ込んで来たエネルギーを全て燃やし尽くす勢いで使う。



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SUBLIMATIO(昇華)N

 PROJECT(計画)


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   ■


昇華計画。

その名を冠する()()()へと昇華させる計画。

その本質は人間を3DSから4DSへと変化させる事にある。




この”闇”は四次元空間のモノだ。


ならば。

4DSの、他ならぬ俺自身を5DSの存在へと昇華出来れば。


エネルギーはある。

極々短い時間であれば、擬似的に五次元へと至れるのでは無いか。


自らの体にエネルギーを流し込み、さらにそれを自らの体を崩壊させることにより濃縮。


苦しい。

当然だ。なんせ体を削ってエネルギーの濃縮を行って居るのだ。

助かりたい。死にたくない。

その一心でこれをしている。


エネルギーが臨界点に近づくにつれ、背中に翼が生え、絶えず動き出す。

その動きは、規則的でも不規則的でも、生物的でも機械的でもなく、とにかくただ動いている様な動きだ。

さらにもう一対、もう一対と翼が生え、八対の翼を生やす。

その頃にはもう体は形を保っておらず、何か肉塊の様なものから八対の羽の生えた、どこか生々しく醜いモノが其処にいた。


やがて五次元へと昇華するにつれ、どんどんと保有エネルギーが増していく。


そうして五次元へと至った■は、本能的に自らの体を修復する。

翼はもうどこにもなく、元の■の姿へと戻っていた。


暫くして、顔を見上げ、周りを見渡すと。

其処には、静かに凪ぐ闇と、光があった。



宇宙の神秘だとか、チンケで下らない言葉を云うつもりは無い。

だがそれは、何より暗きそれは、


               ただただ美しかった。


挿絵(By みてみん)



つい先程まで自分を苦しめていたそれが、あまりにも美しかったのだ。


こんなにも美しいものがあるのかと、使い古された言葉を思い浮かべてしまう程に。



何時までそうしていただろうか。


ある瞬間、闇に波が出来た。

その波は白く、ぼんやりと光を放っていた。


それからすぐ、その波から白が溶け出し、闇が溶けるように消えていく。


あまりの衝撃に、暫く動けなかった。

そして漸く動けるようになった時には、もう闇は消えていた。


更に、誰かに四次元空間へ引き戻される。




夢か何かだったのだろうか。

■は放心状態でずっと引き戻された四次元空間に佇んでいた。




γ 完

※闇=消滅

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