e-^+\*e: 21 火田
今日はトリプルワン。
世界は、徐々にその形を変える。
紅く、黒く、蒼く、白く、その姿を着々と変え、徐々に徐々に大きくなる。
星が生まれ、死に、その塵が再び星となる。
それはまるで運命の縮図の様に。
やがて生まれては消える星の中で、文明を築く知能を持った生命体が現れる。
偶然か必然か、その生物は人に酷似した外見を有していた。
「さあ、キミは何をする?
これはキミの世界だ。(ナナシ)」
「神託って出来ますよね?(にのまえ)」
「ああ。(ナナシ)」
「とりあえず、この世界に神として干渉して、文明の発展を補助します。(にのまえ)」
適当に宗教の設定を考える。
この世界には、何れ魔物という脅威が現れる。
それに備え、人々に力を与える。
然し、邪神との戦いで神の力を失ってしまっているため、与えられる力に限りがある。
魔物を倒し、自らの力を証明した者にレベルアップと云う形で力を与える。
「お、村が出来た。(魔王)」
「よし、稲作を伝えよう。(にのまえ)」
…とまぁ、そんな感じで文明を発展させていく。
「ようやっと中世の文明か。
よし、安定してきたし魔物を放とう。(にのまえ)」
「邪神で草。(ナナシ)」
「人の精神は常に欲望イドとそれを制御するエゴの争いで出来ている。
俺の中のイドが邪神、エゴが善神とすれば嘘では無いっしょ。(にのまえ)」
「いや、師匠ヒトじゃ無いですけどね。(魔王)」
作者です。魔物設定は次回やります。
「魔王って必要かな?どう思う魔王。(にのまえ)」
「なんか心にダメージが。
それはそうと、"一定程度の絶対性を持つ存在"って云うのは色々と都合が良いからね、絶対必要って訳では無いけど居た方が良いと思うよ。(魔王)」
「了解。(にのまえ)」
それから、天に聳える魔王城を築く。
圧倒的な高さでその権威を確固たる物にし、魔王の"一定程度の絶対性"を確立する。
一夜にして築かれたその城を、人々は畏れ、戦いた。
【邪神の系譜】魔王
人々は最初こそ魔物を恐れ、立ち向かうことすら出来なかった。
然し、ヒトは慣れる生き物だ。
やがて魔物に慣れ、そして魔物を刈るようになっていった。
それから暫しの時が流れ。
「釣れたよ。
記憶持ちの天然物さ。(魔王)」
「おお!マジモンの天然モノやんけ。(にのまえ)」
この世界に、記憶を持った状態で転生する魂が現れた。
「んー、なんでこう転生者って日本人が多いんかな?(魔王)」
「意識の問題じゃ無い?
地球じゃ、宗教の文化として"輪廻転生"があるし、創作世界にも転生がある。
全体の文化として転生ってのがあるから、多少Hm値が高い奴が居れば優先して転生される、とか。(ナナシ)」
「ま、それはそうと転生の前に早速こっちに呼び寄せるか。(にのまえ)」
「いやぁ、神が板についてきたね。(魔王)」
空間を切り取り、部屋を創る。
そこに転生前のその魂を呼び寄せ、仮初めの肉体を与える。
「やあ、起きたかい?(にのまえ)」
「え?
あれ?
俺、さっきトラックに跳ねられて…
あれ?生きてる?
夢?(転生者)」
「どうも。
異世界で神なんてやってます、一一と申します。」
「(え?いや普通に日本人名だし、…
頭おかしい人だァァァア!)(転生者)」
「失敬な。
日本から異世界に転生して、それから神になったんだよ!
元日本人だから日本人名なんだよ!
悪いか?
文句なら■■に言え!(にのまえ)」
作者です。
僕に文句言うのは辞めて欲しいです。
深夜テンションで書いてるんです。
「出張って来てんじゃ無ェよ■■ァ!(にのまえ)」
「えーと…(転生者)」
「あー…改めて自己紹介するか。
俺はにのまえはじめ。
君と同じ、元日本人です。(にのまえ)」
「あ、火田浩二です。
転生…ってことで良いんですかね?(火田浩二)」
「まぁ、それで良いんだけど、そもそもこういう"記憶を持った転生"でしかも全くの偶然…俺らは"天然モノ"って読んでんだけど…まぁ珍しいんだよね。
そんで、君は俺の世界に偶然転生してきたってこと。(にのまえ)」
「ああ、なるほど。(火田浩二)」
「そういや、蜘蛛ですがなにかってどうなった?(にのまえ)」
「あ、蜘蛛は更新再開しましたよ。
アニメも無事放送されましたし。アニメはなんか目が違和感すごいッスけど。(火田浩二)」
「マジか。
いやぁ、今度帰ってみっかな?(にのまえ)」
「え?帰れるんすか?(火田浩二)」
「ああ、俺は死んでない…召喚された"養殖"側だから。
それに、曲がりなりにも神ですから。(にのまえ)」
「それで、僕はどうしたら良いんですか?(火田浩二)」
「どうするも何も、好きにしなよ。
そもそも此処に呼んだのだって意味があるわけでなく日本人が転生してくるんだから助けてあげよう、ってただそれだけだし。(にのまえ)」
「あーっと、大変言いづらいんですが。(火田浩二)」
「なんだい?言ってみ給えよ。(にのまえ)」
「そこで威圧感出すの辞めて貰って良いですか?
それで、その、チートとか貰えるかなーって、その。(火田浩二)」
「良いよ。
なんだって言ってくだせぇ。
チート大安売りです(笑)」




