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スキル:クズ殺しで無双出来るってどういうことですか?  作者: にのまえはじめ
第参章 人殺しと神殺し
42/86

e-^+\*e: 17 決着

十万字突破だぜ!


これからもクズ殺しを宜しくお願いします。m(_ _)m

ちび屍龍を潰せば、また増えるだけ。

特に害も無いので、取り敢えず襲撃者(ほんたい)を叩きに行く。


が。


「ッ!?

避けられた!?(魔王)」


魔王の放った光弾を、最小限の動きで襲撃者はかわす。


しかし、転んでもタダでは起きない。

魔王はナナシに軽く目配せすると、襲撃者にタックルする。

尚、この小説は実際の事件、団体、地名、人名、日本大学とは一切関係ありません。


その隙にナナシは襲撃者の背後に回り、


「破k……」


しかし、襲撃者はまるで後ろに目でもついているかのようにナナシを殴りつける。

まるで少年マンガのようにナナシは十数mも吹っ飛ぶ。




唐突に、

唐突にアレイウスがジャンプし、こう叫ぶ。


「ライダアアアアアアアアアアアキイイイイッッッッッッッッックウウウゥゥゥゥゥゥゥ!」


叫んだ通りに襲撃者に蹴りを叩き込む。


()()()()()()()


「久方振りだな。


()()()()()。」


その一言で襲撃者は大きく動揺し、結果としてアレイウスの蹴りと魔王のタックルを受けることとなった。


「おい、彼奴の正体知ってんのか?(魔王)」

「ん?彼奴は王だよ?

一話から出て来た古参の。(アレイウス)」

「イチワ?イチワって何だ?(魔王)」


「それより今は彼奴だ!(ナナシ)」


「なぁ、弱点とか無いのか?アンタが創ったんだろ?(アレイウス)」


「違う。

違う。

ボクはあんな物創っテナイ。

ボクジャナイ。

アンナモノ……」


ナナシの、その言葉を聞いたちび屍龍が、全てナナシに向かう。

その口に入り込み、気道を塞ぐ。

冒涜的なその言葉を、もう聴きたくないと言わんばかりに。

文字通り息の根を止める。口から入った屍龍は、そのまま脳髄まで喰い荒らしていく。

ナナシだって生物だ。

息の根を止められ、更に体内、脳髄まで喰い荒らされれば死ぬ。


当然、ナナシは直ぐに気を失う。

倒れた衝撃で、目が簡単に落ち、其処からタラタラと血が流れ落ちる。


ぽっかりと空洞の出来た眼窩から、無数の屍龍が出て来る。


「リざ…れク……しョん」


しかし、ナナシがそう唱えると、血が戻り、眼球が再びハマり、起き上がる。

まるで逆再生のように。


「なぁ、彼奴って味方に出来ねえのか?(にのまえ)」

「ねえ、ボク今死んだよ?死んだんだよ?

もう少し興味を持とうよ。


アレイウス君……あれ?一君?(ナナシ)」


「にのまえはじめでーす。(にのまえ)」


「それでね……うん、味方には出来ないよ。

あれの肉体はキミを殺すことを目的としているからね。


魂と肉体が合致しなくなる。(ナナシ)」


それを側で聞いていた魔王がニヤリと笑い、唐突に一の首をかっ切る。


「なぁ、これで満足?

これで世界が救われるって、頭でも腐ったんですか?


上級主神を殺しても何も変わらない世界が、アラフォーの雑魚神殺したら変わるって、どんな理論なんですかね?」


顔を近付け、様々な感情の渦巻くその言葉を、無表情にただただ単調に伝える。

憤怒、諦観、呆れ、後悔、■■、■■■。

それらの感情を押し殺したのか、それともとうに感情など無かったのか。


人魔問わず史上誰も成し得なかった神殺し、しかも序列6位(当時)のトール・エルドの殺害をやってのけた彼の言葉は侮れないだけの力を持ち、その力は王を再び思索させるのには十分だった。


「そうだ…

私には命を捨ててでも守りたい世界(もの)がある!

そのためなら自分が死ぬことも他人を殺す事も厭わない。


だからこそ、こうやって世界の延命を図っている。

これ以上どうしようも無いんだよ!」


龍をその身に宿し、その力を使った先に待っているものを知ってなお、世界を救うためその力を使う。

例えるならば…

  そう。歪んだ正義。


悪が正義の形を纏った何か。


それが報われる日が来たのかも知れない。

冥土の土産には良いだろう。


「なぁ、あんたは世界を救いたいんだろ?

それなら一つ、方法がある。


あそこの師匠、一に世界を作って貰ってそこにこの世界を移植する。

ラグナロクのその前に。」


その案は、普通に実行可能であり、且つとても現実的な物であった。

王は思案する。

その結果、一の殺害による世界の延命が目的の王の肉体と、純然たる破壊衝動に依って動く龍の魂は分離する。


王は再び死体と相成って倒れる。


「師匠、止めを刺して下さい。(魔王)」

「は?(にのまえ)」

「二度と起き上がらない様に、止めを刺して下さい。(魔王)」


「だってそれって……(にのまえ)」


「チッ。


空間創造、

重力子造形、

相転移、

力場形成、

重力派生成、


重力、開放。(魔王)」


普段よりもじっくりと丁寧に、一つ一つの作業を原型のまま短縮せずに実行する。


王の死体は虚空に創られた黒い球体に吸い込まれ、消えた。











ある神は思う。

やっとか、と。

待ちわびた(作者のペースが遅いせい)この時を歓喜し口端に笑みを湛え、彼等の束の間の休息を嗤う。












おまけ

元々の予定より魔王が優しくなってしまったので本来のルートを簡単に。


仲間にしようとすると目的の相違で王が死ぬと知る

ハナから出鱈目を言い、王を騙す

勿論出鱈目なので世界を救う事は無い。

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