e-^+\*e: 16 屍龍
挿絵にgifが使えると聞いたので、試験的にいくつか作って入れてみました。
その関係で、今日は短めです。
重くなったらすみません。(表示設定で挿絵をoffにすれば軽くなるかもです)
死人を殺す術。
果たして斯様なものがあるのだろうか。
(訳:思いつかないので、更新止まるかもしれません。)
「なぁ、死んでるって何なんだよ。
殺せないってどう言うことだよ!」
「はは……はははは…
ヒトって、死んでも組織は暫く生きてるんだ。
そこに龍の魂が憑依して、組織を動かしてる。
最悪、本体を潰したらその魂が抜け出して、この世界に憑依するかもしれない。」
「「は?」」
「神だろ!何とかしろよ!(魔王)」
「黙れ。(ナナシ)」
その一言で、場が静まり返った。
どれだけの圧が、記憶が、想いが詰められているのか。
「神殺しが、何を言っている?
ボクを、力に縛り付けて。
エル兄を、殺しておいて……!(ナナシ)」
「殺した?(魔王)」
「ふざけるな!
エル兄を……エル兄を殺したのはキミじゃないか!(ナナシ)」
「ふざけるな?
こっちの台詞だ!
あんたら神には一生分かんねえだろうよ。
自分が、どれだけ残酷な事をしてきたかはな。(魔王)」
何が起こっているのか分からない。
二人の間に何か大きな因縁があることは分かった。
だが、それだけだ。
肝心なことが分からない。
エル兄って誰だ?神殺しってなんだ?
何か、夢から醒めたと思ったらこれだ。
なんなんだ?
夢も、この状況も、魔王も、ナナシも、全て分からない。
なんなんだよ。
一体何が起こっているんだ?
「ハッ!
なぁ、キミは一君であってるかな?(ナナシ)」
「ゑ?
はい…そうですけど……(にのまえ)」
そうやって話している時間を待ってくれるほど敵は甘くない。
襲撃者の腕が伸びる。
その腕が歪な肉塊となり、何かの形を取る。
それは、余りにも歪な龍の形だった。
「チッ!
アレイウス、A.T.フィールd……居ないんだ!」
この世界でA.T.フィールドの展開が出来るのは、それを作った創造セシ龍帝と、アレイウスだけである。
「呼ばれて飛び出てはい参上!
どーもー、アレイウスでーす。」
魔王に続き謎テンションをかますアレイウス。
一は夢の国に強制送還である。
「それじゃぁご要望通り、」
そこまでのテンションの高さから、唐突に凍てついた様な声で、エンジェルフォールの如き落差で唱える。
「絶対不可侵領域」
その龍……見た目から、屍龍とでも呼ぼうか……屍龍は絶対不可侵領域に当たり、血含む諸々の体液を撒き散らし四散する。
その体液が、再び屍龍の形を取る。
複数のちび屍龍が周囲を囲む。
その体液は、当然魔王やアレイウス、ナナシにも付いており……
ここまで言えば皆さんお分かりだろう。
彼等に付着した体液も、例外なく屍龍の形を取り、ちび屍龍が彼等に喰らい付く。
喰らい付く……のだが、ちびなので力もなく。
ただぶら下がっている状態である。
「どうなるかと思ったけど、こうしてみると可愛i……
かわi……か、かw……
その一言で、軽く傷付いた様子の屍龍達。
この時点で気付くべき立ったのだ。
クソ雑魚のちび屍龍をばら撒いた理由に。




