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スキル:クズ殺しで無双出来るってどういうことですか?  作者: にのまえはじめ
第弐章 龍と旅
32/86

縺医�縺昴〒errors:粉バナナ:01

挿絵(By みてみん)

此処は何だ?

まるで、夢を見ているような不思議な感覚だ。

そして、この夢の中で俺は俺じゃない。


警備員をやってる様だ。


この警備員の体は自分なのだが、まるで自分では無いように感じる。

自分の意識が、肉体とは別の位置で肉体を操っているような。


例えるならば、ゲームのキャラクターを動かしている様だ。


とりあえず、警備員の仕事を全うするべく、喫煙者をしばく。


「すみません、此方の建物は全面禁煙となっておりまして…

大変恐縮で御座いますが喫煙はご遠慮ください。」


「あー…コレ、煙草じゃないんですよ。





           粉 バ ナ ナ で す よ 。」


は?

此奴頭おかしいのか?

作者も大概イカレてるが、此奴はその比じゃねぇ。


だが、それ以上に憂慮すべき点がある。


警備員の考えてる事だ。

警備員は、此奴がヤクをヤっていると思ったようだ。


()()()()()


自分の中に、別人が居るかのような。

自分が自分で無くなるかのような感覚に、言い知れない恐怖を抱く。


「粉バナナ……って言うのは何でしょうか。」


「やだなぁー、粉バナナはぁ…粉バナナじゃないですかぁ。」


「すみません。

その粉バナナっていうのが分からないんですが。」


「んー、説明するのは難しいですねぇ。


貴方もぉ、人間って何ですか、って訊かれたら難しいでしょぉう?」


まただ。

また、違う事を考えてる。


俺はそこまでイラッと来ていない。

腹いせもしないし。


怖い。

自分が自分で無くなるかのような感覚。

消えたくない。

怖い。

怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い怖い。


怖い。

だからもう、何も考えない。

逃避行だ。

嫌なことから逃げ出して、何が悪い?


「簡単ですよ。

人間って言うのは狭義には動物界脊索動物門哺乳綱サル目ヒト科ヒト属サピエンス種homo sapiensの事じゃ無いですか。」


「……(そういうことじゃ無いんだけどなぁ)


じゃぁ粉バナナは単子葉類ショウガ目バショウ科バショウ属musa sppを乾燥させ粉末状に加工した物です。」


「それを訊いてたんですよ…

     ハァ。       」


「ま、貴方もヤってみれば分かりますよ。


煙草みたいに紙で巻くのは上級者向けなので、この粉をストローで直接…


さ!どーぞどーぞ!」


「え、遠慮しておきます!!」


「そうですか……」


「すみません、詳しいお話聞かせて頂いても宜しいでしょうか?」


「あの…貴方は?」


「失礼しました。

厚生労働省地方厚生局麻薬取締部所属、金星銀造です。




早速なのですが、そちらの粉バナナ、少し検査してもよろしいですか?」


「あ、はい。どうぞ。」


「うーん…コカインや覚醒剤などでは無いようですが…

新手の違法ドラッグかもしれません。少し持ち帰って調べても?」


「どうぞ。」


「御協力感謝します。


それと、とりあえず何故KO☆NA☆バ☆ナ☆ナなんて物を吸っていたのか聞いても?」


「…・・・・・ボソッ」

「すみません、いまなんと?」

「いえ、何でも有りません。」


「俺は、俺の名前は…ア・・・・だ」


徐々に夢が覚めていく。

やっと終わりか。

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