e-^+\*e: 11 馬車
「ねぇ魔王。
全然お尻痛くないし、誰も乗ってこないけど本当にこれが異世界名物お尻が痛くなる乗合馬車なの?(にのまえ)」
「違うよ。
世の中には触れてはいけないものがある。
師匠やナナシさんはその覚悟は無いでしょ?(魔王)」
「うーん…
ちょっと興味あるかなぁ。(ナナシ)」
「じゃぁ少しだけ……」
「ゥ゛あ゛ぁ゛亜゛ぁ゛あ゛ア゛阿゛あ゛ぁ゛ァ゛あ゛嗚゛ア゛呼゛!
うあう゛ぁrgwdhvじぇfjkfq1うてdhkcd7じょ9rxwyf3ぇうぇxfwぇいwbxf9うw0いいぇえf8うおwl2xどんzをzlpwdlくぁーでkづwjdywhどhどぃんdywdjlwds72j血案祖■dんkwぞあdldっlこwkdlwでぇ位jどぉkdwlwdにwjぢんwどdkくぉーwdlwんどゥh血jdwyんlsdlbskzっかbどwぼあpw0jd2psl1委のsんづんwd93hd京dぇvljrh3血kqvふぇーjどぃえ2kywkw度hで9w区wdぁlwbd-を阿bで9dwkj度会fyrゥpqんxkんでyvフォア王cblwd縫えdj9wrvy40かすう゛ぇぃwjdywじゃおvかおlpds75gh64位shqvx8wjfy2d所2jxうぃいzwkず2vd7469阿くぃzねdlをslう゛4f82jz92lぞwkづえdじ3dk4gりぇkxyxhkwxめldくえdくぉjくぃpql1をおんをいsjw9kづw2bそk2そき2sb92wじょ1んを1wjd*いwどぅ*2うd**うqjdw9b「j血wkd82vdw*d2jd72d*位wbd7wd*9wj血2d29dv)jf83jf93^fb83#{)#*っf39(ナナシ)」
二十分後
「ナナシさん、そろそろ落ち着いた?(にのまえ)」
「うぁぁぁぁぁぁぁぁっ!(ナナシ)」
「…それにしても乗合馬車に一体何が…(にのまえ)」
「師匠。
知ってしまったら、知らなかった頃には戻れないって知ってますか?(魔王)」
意味深なことを言っている魔王だが、皆さんお気付きだろうか。
魔王が一を師匠呼びしてることに。
…そう。魔王は一に弟子入りしたのだ。
よりにもよって一に。
「ハァ…ハァ…。やっと落ち着いてきたよ。(ナナシ)」
「それじゃそろそろ…
ドッキリ大成功!(魔王)」
「は?(にのまえ)」
「乗合馬車は普通の乗合馬車だよ。(魔王)」
「感染症の媒体になってるけどね。
あれは他人に見せて良いものじゃないよ。(ナナシ)」
「まだまだあれは序の口さ。
次は序二段へ挑みますか?(魔王)」
「イヤだよ。絶対にね。
間違って吹き飛ばしてしまうかもしれないからやめてね?(ナナシ)」
「吹き飛ばすって…僕を?(魔王)」
「半径150000m圏内。(ナナシ)」
「洒落になんないっすね。
ふざけてやってみようと思ったのに…ちぇっ(魔王)」
「おい今ちぇっつったか?(ナナシ)」
ナナシが手に何やら光るエネルギー弾を持って魔王に詰め寄る。
「いえいえなんでも御座いません。(魔王)」
「ねぇ、俺のこと覚えてる?(にのまえ)」
「えーっと…♪~( ̄ε ̄;)(ナナシ)」
「あ、誤魔化した!(にのまえ)」
「そろそろ街が見えて来やしたぜ?旦那!(魔王)」
「それじゃ早速、身分証を偽造しようか。
創造クン、三人分よろしく。(ナナシ)」
言うが早いか、ナナシの手に三人分の身分証が現れる。
「鮮やかな手口ですね。俺は共犯じゃありませんからね?(にのまえ)」
「なんだい人を犯罪者みたいに。(ナナシ)」
「いや普通に犯罪者でsy…(殴
( #)ω・) (魔王)」
「((꜆꜄ ˙-˙ )꜆꜄꜆シュッシュッシュシュシュシュシュッ(ナナシ)」
「ナナシさん…(にのまえ)」
「 ニブニブニブ
■■■ ニブニブニブ
■■■■■
■■■■■■■
■■■■■■■
■■■■■
■■■
/
○/
/|| なんだい一君。(ナナシ)」
「とりあえずその物騒な波動砲を仕舞ってくれませんかね?検問まであと少しですし。(にのまえ)」
検問の番が来、ナナシが身分証を渡す。
「あれ?おかしいな…
すみません、ちょっと待って下さい。」
「もしかして偽造がばれたんじゃ……コソコソ(魔王)」
「そんなはず無いよ。完璧に再現させたからね……ボソボソ(ナナシ)」
「あのー、この身分証なんですが……」
「やっぱりばれたんじゃ……コソコソ(にのまえ)」
「アイテムランクが普通の物より遥かに高いのですが……」
「すみませんねぇ。
まぁ、身分証が偽物って訳では無いのですし、此処は一つお互い穏便に済ませませんかね?
ほら、これぐらいでどうです?(魔王)」
一万G(≒200万円)程の札束を渡す魔王。
よい子は真似しちゃいけません!
「少し少ないなぁ…
こっちだって少なくない危険を負うんだ。
これっぽっちじゃねえ。」
「それでは少し色を付けまして……
こんなもんでどうですかね?(魔王)」
一気に五十万(≒一億円)Gを出す魔王。
魔王、恐ろしい子!
しかし、まだまだ搾り取れると判断した衛兵は言う。
「まだ足りねぇなぁ。」
「それではこの話は無かった事に。
ナナシさん、例のアレを。(魔王)」
「りょーかい!
暗黒覇王龍咆哮砲!」
ナナシの右手に巨大な黒い球体が出現し、そこにこれまた巨大な龍が蜷局を巻く。
球体からは紫電が迸り、周囲に恐ろしい程の威圧感を振り撒く。
しかし衛兵は気絶しない。出来ない。
魔王によって気絶を封じられているからだ。
「僕も手荒な真似はしたくなかったんですけどねぇ……(魔王)」
途轍もなく良い笑顔で言ってくれる魔王。この魔王、絶対ドSだろ。
「ど、どどどどどうぞお通り下さい!」
「無事、何事もなく通れましたね。(魔王)」
「何事もなく……ウンソウダネ。(ナナシ)」
最早考える事を放棄したナナシ。
ダメだ・・・考えることを放棄している・・・・・・・・・・考えることが・・・怖いんだ!
アル○ンもこんな気分だったんだろうか。
いや、状況も全く違うしきっともっと違う気分だったんだろう。
「それじゃぁまずは…っと。
魔王、にのまえ、ちょっと路地裏に行こうか。(ナナシ)」
「え……まさかナナシさん、…ゲイだったんですか?(にのまえ)」
顔を真っ青に染めて恐る恐る問う一。
しかし、皆さん覚えているだろうが、そもそもナナシさんは女性である。
「ふざけるな!
そもそもボクは女だ!」
「え ?
え!? えぇぇぇ!?え?嘘?え?アレ?ん?
えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!?」
自分が神だと知らされた時より驚く一。
「破壊の龍…此処に来ておくれ…(ナナシ)」
割とガチでキレるナナシ。
「魔王は大陸一つ避難しとくと良いよ…(ナナシ)」
「助けて…!(にのまえ)」
「ナナシさん…師匠、短い間でしたが、師匠の事は忘れません!
さようなら…(魔王)」
「おおい!俺が死ぬようなこと言うんじゃねぇ!(にのまえ)」
「死なずに済むと思っているのかい?(ナナシ)」
「ハァ…全く変わらないねぇ君は。(???)」
突然ポップした不審者にも動じず、あっさりとこう言い放つ。
「死にたがりが増えたね…(ナナシ)」
「ナナシ、娯楽は良いのかい?
適合者はもう居ないと思うけど…(???)」
「殺す…!(ナナシ)」
「ハァ……全く。
君の黒歴史を公開しても良いのかい?
君にも素直で可愛い時期があったからねぇ。
例えばはじめての……(???)」
瞬間、ナナシの姿が消え、
不審者の前に現れる。
「残像だ。」
シュバッ!
次なる打撃へと移るナナシ。
「幻影だ。」
シュバッ!
更に次なる打撃へと移るナナシ。
「ホログラムだ。」
シュバッ!
そして次なる(ry
「気のせいだ。」
シュバッ!
続けて(ry
「ネタ切れだ。」
シュバッ!
(ry
「単純に攻撃を外しただけだ。」
シュバ(ry
「鏡に映った像だ。」
シュ(ry
「熱膨張で光の通り道が変わっただけだ。」
シ(ry
「重力レンズ効果だ。」
(ry
「そもそも此処には居ないだけだ。」
シュバッ!
諦めて逃げの姿勢に入るナナシ。
「処刑は阻止できた……ホッ。」
20分後
「ナナシさん、路地裏で何をするんですか?(にのまえ)」
「情報収集。
浮浪者が一人で生きていくのは難しいから、浮浪者は独自のコミュニティを形成するんだ。
その情報収集能力には目を見張るものがある。
それに、浮浪者には裏社会に通じていた、若しくは通じている者も多い。
市井ではそういった情報は殆ど得られないからね。
そして何より……(ナナシ)」
「情報が金で買える、と言うことですね?(魔王)」
「そういうこと。(ナナシ)」
「じゃぁナナシさんはゲイじゃないんですね。(にのまえ)」
「一君は死にたがりだね♪(ナナシ)」
「(やっべー…)
あのー、早速情報収集行きませんか?(魔王)」
「それもそうだね。(ナナシ)」
その裏で、一は「ありがとう」のサインを送り、魔王は「貸し一つ」のサインを返していたのだった。




