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12話

 ゴブリンの襲撃を退け、ジント村へと歩みを再開させたクーガー達。あの後幸いにも他の魔物の襲撃はなく、無事にジント村に到着した。


「ここがジント村か」


 見渡す限りのどかな雰囲気があり、広い牧場では何頭もの牛がのんびりと過ごしている。そしてその先には森が広がっていた。


「まずは依頼主である村長に会いに行くぞ」


 ベリスを先頭に村の中へと入っていく。そして近くで作業をしていた村人にギルドから依頼を受けに来たと話しをすると、村長のもとへと案内してくれるという。その申し出を受け三人は村長の家へと案内された。


「おお!あなた方が依頼を受けてくれるという冒険者ですか!」


 待っていましたよ!、とベリスの手を取りぶんぶんと振る村長。ここまで案内してくれた村人が見かねたのか村長そろそろその辺で、と声をかけると村長ははっとし手を離した。ベリスは一息つき懐から受託証明書を村長へと差し出す。


「どうぞ、これがギルドからの受託証明書です」


「これはどうも…はい確かに。本当に来てくださってありがとうございます」


「さっそくで申し訳ないですが、状況を教えてもらっても?」


「ええ、実は――」


 村長の話によればギルドへ依頼を出した後も被害は収まらず、むしろ増してきていると。最初は豚数匹から始まり、今では牛も襲われているとのこと。村人達も最初の内は罠等を張って対策していたが、ことごとく破壊され家畜が襲われた。最初の頃は村人も見張りをしていたが、家畜のやられる有り様がどうにも野生の獣の仕業と思えなくなった村人達は危険を感じ、ギルドへと依頼を出したという。


「実は昨日の夜も牛が三頭も襲われまして、しかも何か切られた後も見られました。噂によれば、村の近くでゴブリンが出たとかという話しも聞きます。村の者達にも日に日に不安が募って来ており……。お願いします、どうか元凶を見つけ退治をしてください」


「勿論。その為に我々は来ましたので」




 その後ベリス達はどこか落ち着ける場所はないかと聞いたところ、旅人などの人達の宿屋代わりに提供されている空き家があるのでそこを使用してくださいとのこと。

そして空き家へと案内されたクーガー達は、荷物を下ろし一息をつきながら現状の確認とこれからの行動について話し合う。


「さてこれまでの事についてだが…。ソーマ、お前はどう思う?」


「えっ!?俺?あっいやそのー…、やっぱりこんだけ家畜がやられているから、狼とかの獣よりもゴブリンとかの魔物の仕業の可能性が高いかなと思います…」


 急に話しを振られ、しどろもどろしながらも自分の考えを答えるソーマ。その答えに満足したのかベリスは頷く。


「そうだな。俺も魔物の可能性ではないかと思っている。クーガー、お前は?」


 ベリスの問いかけにクーガーは腕を組み少し考える。そして考えが纏まったのか、腕組みをやめて話し始める。


「俺も十中八九、魔物の仕業だと思う。そしてこの手口から考えてゴブリンではないだろう」


「ふむ…、その根拠は?」


「ゴブリンは己の快楽を優先させる。家畜を襲い初めてから日が経っている、本来なら充分に腹が膨れたなら次は人を襲うはずだ。なのに今だに人間に被害がない、だから少なくともゴブリンではないだろうというのが俺の考えだ」


 前の世界で数多くの魔物との戦いをくぐり抜けたクーガー。その戦いで培った経験を元に今回の元凶がゴブリンではないと結論を出す。

そしてクーガーの答えにベリスはほう、と感心しクーガーを見る視線が鋭くなる。ギルドでのいざこざの一件、ジント村に来る途中でのゴブリンとの戦闘。そして自分の質問に対するクーガーの回答。ギルドでの出来事を経てから感じた言葉に出来ない違和感は村に来るまでに疑問へ変わり、そして今ベリスの中で一つの確信へと変わる。


(やはりコイツには普通ではない()()がある。それもわりと厄介そうな…。まったく、こんなヤツの面倒を頼むなんて……。引き受けた俺も俺だが、頼むアンタもアンタですよ…シグマさん)


 抱える疑問を一つ解消したベリスは、今ここにいないシグマへと愚痴をこぼす。


(すげぇな…コイツ…)


 ソーマは素直にそう思った。自分と同じレベルの新人冒険者。そのはずなのに魔物と戦闘やベリスの問いに対する回答、新人らからぬ雰囲気。自分とはあまりにも違う様をまざまざと見せつけられたかのような感覚がソーマを襲う。


「っつ…?」


 手のひらに痛みを感じ、はっとして我に返ると手のひらから血が出ていた。どうやら無意識に拳を握りこみ、爪が食い込んだらしい。それは自分の不甲斐なさから来るのか、はたまたクーガーに対する羨望から来るのかはソーマにもまだわからない。それを見たクーガーはどうしたと声を掛けるが、ソーマは慌てて問題ないと返した。

 その様子をちらと見ていたベリスは内心で喜んでいた。ソーマはレベルに対してステータスも高く、補助スキルも多数持ち前途有望な冒険者だ。しかし本人のトラウマからまともに戦闘が出来ないことをソーマ自身負い目に感じていた、しかしそれだけだった。負い目を感じ何とかしなければという()()はソーマにある。しかし変わらなければいけないという()()がソーマに足らなかった。いつもならば他の冒険者はレベルが高いから仕方がないなどと理由を付けて自分を納得させていた。だが今回は自分と同じレベルの冒険者、しかも自分よりも後にギルドに所属した後輩。そのクーガーに対して恐らく初めて、ソーマは対抗意識を持った。それがどんな感情から来ているものなのかはベリスには当然わからない。


(だがこれはいい影響だ)


 そう、重要なのは他人に対して対抗意識を持った事実。たとえそれがまだ無意識の内にある小さな火種であっても、それは自分の現状を変えたいという()()には違いないのだから。

ならば自分がやるべきはこの火種を絶やさないようにすること。クーガーには悪いと思うが、今この機会を逃すわけにはいかないと考え、このクエスト中はソーマを気にかけることを心に決めた。


(っと、その事ばかり考えている場合ではないな)


 思考を切り替え、本来の目的を思い出す。

今現在判明していることは、家畜の被害が依頼を出した時に比べ増していること、クーガーの推察によりその元凶たなる魔物はゴブリンではないだろうという二つ。だがさすがにこの情報だけではこの先の方針を決めるには至らない。


「まずは村の人達がどのように対応をしているか見る必要があるか…」


 どのような罠を仕掛けどのように突破されたのか、それを知れればある程度魔物の脅威の度合いを知ることが出来るし、ある程度の対策を練ることも出来る。そう考え二人に農場を見て回る事を提案した。


「了解した」


「俺も大丈夫です」


 こうして意見が纏まったのでベリス達は農場へと向かう。




 農場へ着いた三人はそれぞれ聞き込みを行い、ある程度したら集まり結果を報告しあうことにした。


「よし集まったか。それじゃ聞き込みの結果を聞こうか」


 三人はお互いが得た情報を報告し合う。そして情報を出し終えそれを纏めた。

家畜の被害が出てから村では牧場周りの柵や畜舎の補強、トラバサミなどの罠も設置したとの事だが、これを悉く破壊されたという。家畜も最初はただ襲われ食い散らかされただけだが、今では持ちさらわれる事もあるという。そして決定的な証拠として昨日牛が襲われた農家の人によると、牛を切り分けそれを咥え走り去る()()()()()()()()()()()()が見えたという。


「その特徴を持っている魔物となると…」


「コボルトの可能性が高いだろうな」


 ―――コボルト。ゴブリンと並ぶ下級魔物の代表。狼のような頭をしており、群れをなして集団で獲物を狩るのが特徴の魔物である。コボルトであるならばゴブリンよりも知能があるため村人が仕掛けた罠などあまり問題にはならないだろう。だがここで疑問が残る。なぜコボルトは家畜は襲うが人を襲わないのか。確かにコボルトはゴブリンに比べて直情的な魔物ではないがそれでも人を襲う魔物であることには変わりはない。そのコボルトが人を襲わず家畜を襲い、そして咥え去っていくということは――


「村の近くの森で巣を作っている可能性があるな」


 ベリスは一つの仮定を立てた。


「この付近で出る魔物のほとんどがはぐれだ。大体が少数で行動しその日の獲物を求め、人を見かけると襲いかかってくる。しかし今回は何日もかけて家畜を襲い、しかも巣に持ち帰るような動きまで見られる。もしこの仮定が事実になるような事であるならば、奴らは自分達の拠点を得て、なおかつ繁殖をしている可能性がある」


「は、繁殖ってなんかいろいろヤバいんじゃないですか!?それっ!?」


 顔を青くしてソーマが騒ぐ。対してクーガーは冷静にソーマを落ち着かせベリスに話しの続きを促した。


「言ったろまだ仮定の話だと。だが可能性がないというわけではない。だから早速今夜からでも仕掛けるぞ」


 ベリスの考えはこうだ。ここ最近の被害の傾向からまた今夜もコボルトが来る可能性があるということ、巣に家畜を持ち帰るような動きが見られることから繁殖の可能性があるということ。この二つの可能性を重要視し巣があると仮定して行動する。まず村の人に協力を仰ぎ牧場にまた柵や罠を張ってもらう。そして日が沈む頃ベリス一人でコボルトの巣を捜索。発見し可能であればこれを襲撃しコボルトを殲滅。クーガーとソーマの二人は村に残りコボルトの襲撃を警戒。襲撃されても撃破よりも撃退を目的とする。


「作戦は分かった。だがアンタの負担が大きくないか?巣を探すにしろ明日の明るい内にでも全員でやればいいんじゃないか?」


「今は家畜だけだがいつ標的が人に変わるかわからない。それに巣も放置すれば数が増える一方だ。ゴブリンといいコボルトといい、増える早さはそれだけでも脅威だぞ」


 ベリスの言葉に納得したクーガーはそれ以上言葉を発しなかった。ソーマはというと二人の会話に入り込めないのかただ黙っているだけだった。ベリスは二人が納得したと捉え行動に移るために席を立つ。


「直ぐにでも行くぞ。こういうのは初動が重要だからな」




 日が傾き空が夕焼けに染まる頃、ベリスが村長に掛け合い、村の人を集めてもらい早急に柵や罠を仕掛けていた。


「いやはや、まさか来ていただいた日にここまで行動なさるとは思ってもいませんでしたよ」


「すいません。だがどうしても必要な事でしたので」


「いえいえ!別に嫌だというわけでは勿論ありません。ただこういう事はもう少しじっくり行うものだと思っていたので」


「本来ならそうでしょう。ただ今回は不慮の事態を考えてこのようにさせてもらいました」


「なるほど…分かりました。そもそも私達はあなた方に頼る事しか出来ませんので、協力は惜しみません」


「ありがとうございます」


 それから少しして、日が沈みかける前に何とか作業は終了した。

ベリスは村長達にこれから行う作戦について話す。自身が単独で巣を探索しに向かうこと、クーガーとソーマの二人を村の守りに置いておくこと、村人達は安全のために家で待機してもらうことの三つを説明した。説明を聞いた村の人達はベリス達に後を託し、帰路へとついた。


「さて、次はお前らだが……。確認だがコボルトが襲ってきても撃破ではなく撃退を最優先だ。これは無理に倒すことに集中してこちらが被害を負わないようにするため、そして万が一にも村の人達に危険が迫らないように留意してもらうためだ。撃退したコボルトだが余程の事がなければ巣へと戻ってくるだろうから、俺がこれを仕留める。理解したか?」


 二人は頷いて答える。そしてベリスは腰に下げた道具袋から手のひらに収まる大きさの玉を二人に渡す。


「それは閃光玉だ。それを手に取り魔力を少し込めて投げてどこかにぶつかるか、手を離れて数秒後に起動する。コボルトの数が多い時はこれを上手く使って対処をしてくれ。それと空に向かって投げれば簡易的だが連絡を取ることも出来る。もしも二人での対処が難しい時には迷わず投げろ。俺も戦闘中ではない限り直ぐに戻って来る」


「わかった」


「お、俺も大丈夫っ…です」


 気負わずに答えるクーガーと、緊張を隠しきれないソーマ。特にソーマは目に見えて体が震えていた。


「確かにこの依頼は駆け出しのお前らには荷が重いものになるだろう。だけどお前らなら出来ると俺は信じている」


 クーガーの肩を叩き、ソーマの胸に拳を当てる。


「無理はすることになるだろう、だけど無茶なマネだけはするな。お互いに全力を尽くせば必ず出来る」


 その言葉にソーマは深く深呼吸し、拳を強く握りしめベリスに答える。


「任せてください!クーガーのヤツ一人じゃ不安ですけど、俺もいますから安心して下さいっ!!」


 まだ完全にとはいかないが、少しは調子を取り戻したソーマを見てベリスは少し安心した。


「ああ。頼んだぞ」


 そして武具を構えベリスは森へと向かい出す。そしてクーガーにすれ違い様に。


「お前の初のクエストなのにこんな事を言うのもなんだが、後を頼む」


「やれる範囲で力は尽くすが過度な期待はするなよ」


「それでいい。お前は自分の力量をきちっと把握してると思うしな。だから任せられる」


 ポン、と肩を叩きベリスは森の中へと向かって行った。

それを見送ったクーガーはふと空を見上げる。日は完全に沈み、辺りが急速に暗くなっていく。二人はコボルトの急襲に備え松明を灯しお互い周囲を警戒しながら待機する。ジント村での長い夜が始まった。


 待機してから一、二時間程経過した。コボルトが襲ってくる気配もなく、ベリスが閃光玉を上げた様子もなく、じっとしている時間が続いていた。最初はガチガチに緊張していたソーマも少し疲れたのか少し気を抜いていた。


「なぁ、元凶って本当にコボルトなのかな?もしかしたら実は只の狼とかの獣だったりして」


「只の獣が牛とかを捌けると思うか?」


「だよなぁ。……っ!」


 何かの気配を感じたのか、ソーマが身構える。クーガーも続いて構えるが直ぐに違和感を感じた。ソーマが構えている方向が森ではなく村の方だったからだ。しかし警戒を解くことなく待っていると、暗闇の向こうから声が聞こえてきて、二人分の人影が現れた。


「こらっ待ちなさい!冒険者の人に言われたでしょ!夜は危ないから家でじっとしてなさいって!」


「大丈夫だよ!魔物なんか俺がけちょんけちょんにやっつけてやるんだ!」


 現れたのは木の棒を振り回し鍋を兜代わりに被った子どもとその母親だった。


「おいおい、何だってあんなガキんちょがこんな時にこんな所に来るんですかねぇ!?」


 ソーマの言葉ももっともだ。村長達に今夜は家で待機するようにと頼んでおいたのに、まさかこの場所に来るとは思ってもいなかった。仕方なしにクーガーは親子に声を掛ける。


「あんた達、一体どうして此所に?村長から家で待機と言われてるはずだが」


「あっすいません!この子がぼくも魔物を倒すって言って飛び出しちゃって。直ぐに連れて帰りますから!」


「帰らないって!ぼくがやっつけるんだからお母さんは家に帰っててよ!」


 どうやらこの少年が魔物を倒すと息巻いて家を飛び出しようだ。母親は連れ戻そうとしているが、なかなか言うことを聞かずここまで来てしまったらしい。


「止めとけって。レベルも持ってないやつが魔物となんかまともに戦えっこないんだからよ。ほらここは危ないからさっさと帰りな」


 ソーマの言うとおりだ。確かに腕っぷしに自信があれば一般の人でもゴブリンを倒すことも出来るかもしれないが、それでも相当な危険を伴うし、ましてや目の前にいるのは小さな子ども、とてもじゃないが魔物と戦わすなんて出来る訳がない。


「むっ、なんだよそんな言い方してっ!兄ちゃんたちだってここでボケーってしてるだけじゃん!」


「ボケーってしてませんー。魔物が来るのに備えてるんですー」


「そんな事言ってほんとは怖いんじゃない?だって強そうなオジサン一人だけ森に行ったんでしょ?」


「ばっ、怖くなんかねぇし!これも作戦なんだよ!さーくーせーん!」


「落ち着け。相手は子どもだ」


「だってよ、あいつがあんなこと言うから…」


 ぶつぶつ文句を垂れるソーマにため息がこぼれる。少年の方を見ると母親に怒られている最中だった。


(まったく。これじゃどっちも子どもじゃないか)


 このままでは埒が明かないと、クーガーは親子に帰宅を促す。


「ソーマの言い方が悪かったのは謝る。だけどここが危険なのは本当だ。魔物もいつ襲ってくるか分からない、早く家に戻ってくれ」


「はい。今直ぐにでも帰りますから。ほら行くよ。まったくギルドの冒険者さんに迷惑かけないの。ちゃんとごめんなさいって言わないと」


 母親に叱られたのが相当効いたのか、少年はしょぼんとしながらもクーガーとソーマにごめんなさい、と謝罪した。二人はそこまで気にしていないと少年に返す。その言葉に少年は少し気が軽くなったのか、顔が少し綻ぶ。そしたら母親と二人で帰路に就こうとしたその時。


「――!?クーガーっ!気をつけろ!森の方に…何かいる!」


 突如としてソーマが大声を上げる。クーガーは直ぐ様武器を構え警戒する。


「そこだ…。正面の木の間から俺たちを見ているっ…!」


 クーガーには暗闇が広がっているだけで何も見えないが、ソーマは自身の補助スキル"夜目"のお陰で見えているのだろう。状況を細かく伝えてくれている。


(それにしても何てタイミングの悪いっ…!どうせ来るのならもう少し前か後に来てくれればいいものをっ!)


 後ろに目を向けると突然のことで驚いた親子が互いに抱き合いその場で座り込んでしまっている。あれでは今すぐに逃げ出す事は難しい。


「っ!?動いた!来るぞっ!」


 ソーマの一言で視線を前に戻す。すると魔物が近づいて来たのか、少しずつ影が見えてきた。


「ベリスの仮定通りか…」


 そして影が月明かりで照らされその姿がはっきりと見えた。

手に得物を携え二足歩行で向かって来る()()()()()()をした魔物――


「グルルル……」


 牙を剥き出しにし唸りを上げてコボルトが現れた。

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