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(はい)を選んだ場合、シーン3、山奥にて


 疾風「感謝……こちら、としても、助かります。では、あなたたちの後ろに、ついて、いますね」



(EXスキル「百鬼夜行」発動の条件1を達成しました)


 そうして、あなたとその仲間たちは罠に気を付けながら山奥へ進みます。

 しかしその周りの情景を見ながら、よくもこんなに罠を仕掛けたものだな、とあなたは呟きました。その問いに疾風が淡々と答えます。



疾風「質疑応答……あなたは少し前、バレンタインデーの騒動を、知っていますか?」



 ああ……あなたは微かに思い出しながら頷きました。

 といっても、あなたはその場にいませんでした。その後のアライアンス第三分室の報告にて大体の概要を把握している程度でした。


 確か、《ナインテイル自治領》のプレイヤータウン……つまり、あなたたちが居を構える《ナカスの街》に大規模戦闘(レイド)級のモンスターが現れて、危うく壊滅しかけた……という事でした。

 それをある《冒険者》が止めてくれた……あなたはそう認識しています。そして、その認識を疾風は肯定します。

 加えて、



疾風「……今、追っている少年が、その《冒険者》、です」



 え!? あなたは驚きます。ですが、その新たな真実を知ると、あなたは妙に腑に落ちました。確かにレイド級のモンスターを止めた者ならば、ホネスト率いるアライアンス第三分室の猛攻を阻むこともできそうだと思ったからです。そして、そんな強者をホネストが放っておくはずがない。



疾風「……この罠、も、その少年が引き連れている、少女の能力。だから、ホネスト、は、どうしてもアライアンス第三分室に、入れよう、と、している、わけです」



 疾風の言葉でやっとあなたはどうしてこんな状況になっているのか理解しました。さながら、その相手は抵抗するためにこんな罠ばかり仕掛けて山にこもっている……ということだろう、と。

 あなたはその少年にひどく同情しました。けれど、手は抜きません。逆に捕まえられなかった場合、自分たちにとばっちりが来ると察したからです。

 それを回避するためにもあなたは勢い勇んで山道を登ります


 すると、頂上付近でやっと目の前に蒼を基調にした服を着た少年がうっすらと映り込みました。山荘の手前に映る彼の側には、他にも赤毛が特徴的な負けん気の少女と金髪でお淑やかそうな少女もいます。

 なんだか、それを見るとあなたは胸がムカムカしてきました。引きこもっているかと思えば、少女に囲まれて生活しているとか羨ましい……ゴホン、むしろ少年にとっては如何わしい、と感じたからです。


 これは早く捕まえて、健全な方向に戻さなければ……とあなたは活きんで這い寄ります。

 ですが、そのせいで足音が鳴って、少年はあなたに気づきました。



疾風「いた……! 彼が、セイ、です!!」

セイ「あ、確か疾風さんでしたよね……? ということは……」

疾風「正解……あなた、を、捕まえに、来ました」

セイ「ノエル!!」

ノエル「わかってる!!」



 途端に少年「セイ」は駆け足で逃げていきます。「ノエル」と呼ばれた赤毛の少女も金髪の少女を背負って後を追いました。



疾風「千載一遇……!! この機会、逃さないで、ください!」



 あなたは疾風に促されるかのように後を追います。


(バトル発生:マップ2へ)



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