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モーニングコーヒー

『いけないっ、もうこんな時間』

ボクは朝食の準備を中断して、急いでコーヒーメーカーをセットする。

主女しゅじんさまのお部屋に入って、目覚めのキス。

「うう~ん」

「お目覚めですか?おはようございます、ご主女さま」

彼女はボクの首に手を回して、ディープキス。

あん、もう、ご主女さまったら強引なんだから。

「おい、コーヒー」

ボクは急いでコーヒーをお渡しする。

ご主女さまは半分ほど飲んだ後、ボクに手渡す。

ボクはご主女さまの飲み残したコーヒーをいただく。

何度も本当のキスをしてるけど、今でも間接キスはなんだか嬉しくて少し恥ずかしい。

口の中に残ったご主女さまの唾液と溶け合って、とってもおいしい。

ベッドで飲む二人のモーニングコーヒー。

愛しています、ご主女さま。

     挿絵(By みてみん)

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