18/24
ワンピースは宝物
大好きなご主女さまからのプレゼント
それはシルクのワンピース
長いキスの後、ご主女さまは床に紙袋を投げ捨てた。
「その中の服を着ろ!」
「はい、ご主女さま」
ボクはひざまづいて紙袋を手にとる。
定番のノースリーブで胸元が大きく開いたミニのワンピースだ。かわいい!
ボクが大好きなパステルピンク。清楚だけどセクシー。
ボクの好きな色を覚えててくれたんだ。嬉しい!
ご主女さまには既に裸を見られているとはいえ、女の人の前で見られながら着替えるのは何だか恥ずかしい。
あれ?この肌触りってシルク?
「これってシルクですか?とっても高かったんでしょう?」
「こら!ヤボなこと言わないの」
ボクは鼻を指で弾かれる。
「お許し下さい、ご主女さま」
ボクは鼻を押さえながら慌てて謝る。もう、ご主女さまったら照れちゃって。ウフフっ嬉しい。自然に笑みがこぼれてしまう。
このワンピースはボクの大切な宝物にします。ありがとうございますご主女さま。ボクは指先にそっとキスして、その指を首輪に押し付けた。
愛しています、ご主女さま。




