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最初の犠牲者

日本人A

「このゲームに参加しない奴は容赦なく殺す。このゲームから逃げ出そうとしたA組の奥野をこれから処罰に与える。まだ信じれていない奴は目に焼き付けとけ」


生徒がざわつく


「奥野ってあのヤンキーヅラした奴か?」


「あぁ、一年のときに同じクラスだったけど、相当態度が悪い奴だった。けど、いくらなんでもこんなところで・・」


俺は正直まだ日本人Aの言葉を受け入れられずにいた。

何かの落ちがあることを願っていた。




しかし、最初の犠牲者が出ることとなった。



広場の近くの茂みから日本人に無理矢理連れて来られている奥野が見えた。

そして、奥野がその金色の髪を太陽に輝かせながら高台に登っている。いや、強制的に登らせられている と言った方が正しい。

高台に登り、奥野が日本人Aを睨み付けた。その時日本人Aと目が合い、日本人Aは奥野を殴った。その勢いで奥野は1、5メートル程の高さから落ちた。


日本人A

「ふざけてんじゃねぇぞ!?糞ガキ!お前のせいでこちらの楽しみが二人分減っちまったじゃねぇか!」


そう言うと日本人Aは持っていた拳銃を奥野に向けた。


奥野は見上げながら目を大きく開いた。



パーン!



音と共に奥野が地面に横たわった。


大量の血が金色の髪の毛を赤く染め始めた。


生徒では泣き叫び、吐き、さらには気を失う人までいた。


広場は地獄へと化した。

誰も行きたいとは思わない、悪臭と悲鳴の世界である。



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