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集結


  そして次の朝各々の決意を胸に秘め千年桜の元へと集結する。


  

  ところかわって千年桜


  ココに一人、少年がなにやら思案顔で物憂げに立っているところに背後からの

 気配に気づき隠れていった。

  「空、ほんとに僕らの居場所まだあったね~。」

  「うん、出てきていいよ、隊長。」

  《出てもいいのか、それにしてもなぜこのピンは反応しているんだ?これは空夜のであってあの二人の ものではないだろう、だがどことなく雰囲気はにている…、出るべきか?》

  走行して悩んでいるうちにもうすでに10分が経っていた。

  「誰?ここは千年桜の星人しか入れないはずよ?」

  「キミはだぁれ?」

  「こちらが質問しているの、あなたたちは誰?」

  「ねぇ夜殺しちゃっても良いよねぇ~?」

  「それは、止めていただこうか?」

  『隊長!?』

  《まてなんでだ、蝶香が俺の事を隊長というのは分かるがこの二人はだれだ?いや空夜か?》

  練磨はなんとなくだけれどこの奇妙なほどに似ている二人に対して空夜かと思い始めていた、というか それ以外考えられなかったから問うてみた。

  「二人は、空夜か?」

  「そうだよぉ~」

  「何で、出てきてくれなかった?」

  「ちょっと待って、隊長の知り合い?」

  「そうだぁ、侵入者はボクらが殺っていいんだよねぇ~?」

  「入るよ~♪」

  「刹理、久しぶり。」 

  「っ生きてるなんて驚いたなー、たーいーちょ、どーゆーことかなぁー?」

  今の刹理には般若がいや悪魔が裏に見えるほど怖い、笑っているけど殺気が半端ないのだ、隊長の蓮魔 はというと苦笑いで、説明に入ろうとしていたのに…とぶつぶつ文句を言って髪の毛をくるくるしだし  た。

 はっきりいってあれはキモイとしかいえない、話しかけたらめんどくさいタイプの人ってことを蝶香以外 は知っていたから話しかけずに時が過ぎるのを待っていたのだが、蝶香が話しかけてしまった為厄介なこ とになった。

 

 たっぷり3時間かけていじけ終え説明をして今に至る。


  「ってことで皆仲良くな……あとスマン。」

  「じゃぁ、副は蝶香ちゃんおねがいね♪」

  「ええ。」

  「ボクらは変わらずだねぇ~」

  「うん、よろしく。」

  

  そんなこんなで無事みなさんが集結し「してないようじゃのぅ」

 

  『千年桜さま、お久しぶりです。』

  「いつも さま はつけんでいいといっておるじゃろう?して、空と夜にはなじめそうか?」

  『っはい!!』

  「じゃぁ、ワシは寝るかのう、解散してよいぞ」

  

  この台詞を皮切りに皆一様に消えていったが、千年桜の星人はみな生活を共にすることを千年桜から義 務づけられているから、消えていったといっても千年桜の扉を出たらまた集合するからほんの一瞬だけな のだが、まぁなにはともあれ集結は果たせたから今から星人が欠ける心配はなくなった。


 空と夜は元は空夜ということをお伝えしていなくて、すいません。

あと、まだ桜のピンは隊長が持っています。

  

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