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PvPバトル/ヘレティックライダー

少しバトル要素があります。私の戦闘シーンはもれなくクソですので、見ると目が汚れます。ご注意を(*´ω`*)

 

 

 

 

「ここがアポクリファスの古戦場?」

『はい。かつてこの地に降り立った戦神が裏切りの女神を殺すために戦い続けた場所と言われています』

 確かに戦場だな、と私は思った。

 最初の森を背に、ぼこぼこに抉れた巨大なクレーターがいくつも広がる広大な平野が眼の前に広がっていた。

 遠くには紅い山―――多分鉄鉱石の採掘場だろう――が連なり、その向こうには巨大な水晶が聳え立っていた。

 それはまるで大樹のよう。

 青空に向かって透明な柱はどこまでも伸びて、やがてその枝葉はドーム状に空全体を覆っていた。

 見上げれば、きつい日差しを透明な葉っぱが優しく遮り、雲がその下を流れる。

 巨大な世界樹。

 私は世界を包み込む水晶の柱を見上げながら、感嘆に目を見開いていた。

「綺麗……」

『楽園を守る白き大樹、アナトリウス様――この世界にいらっしゃられる11の獣の一体です』

「……白き大樹の巡礼者ってクラスがあったわよね」

『はい。

 白き大樹の巡礼者はアナトリウス様の根元へと歩み、啓示を受けることが主な目的であります。その啓示を受けることによって、クラスがワンランクアップします』

「ふぅん……あ……」

 視界をよぎる小さな質感。

 ガントレットの話を聞きながら、ぼんやりと空を見上げていると、何かが光を反射しつつ舞い落ちてきた。

 灰色の土を蹴り、私は軽く飛び上がって、それに手を伸ばし、握りしめる。

 手を開けば、そこには水晶の葉。

 光を透過する綺麗な葉っぱはそれほど固くなくて、柔らかく私の手の中で降りた溜まっている。

「……白き大樹の葉――戦闘不能でも回復するの?」

『ランダムイベントですね。

 白き大樹の葉イベントはフィールドにとどまっていると、確率で発生してPCはアイテム『白き大樹の葉』を手に入れることができます。

 アイテム効果聞きます?巡礼者以外は正直無用ですが』

「もちもち」

『はい――白き大樹の葉はアイテムとして使用することで、クラス『白き大樹の巡礼者』のクラスポイントを1ポイント入手します。

 またこれを集め、大樹の根元へ行く事が、巡礼者の主な目的となります』

「持ってたら売れるわね」

 そう言って、柔らかな水晶の葉をポケットにねじりこんでいると、ガントレットが苦言を呈した。

『そうですね。それほど低確率のイベントでもありませんし、集めやすいアイテムでもあります。

 ただ難点もあります』

「何?」

『フィールドにいると敵が湧きます』

「そらそうよね」

『後、マスターの大嫌いなものも沸いてきますよ』

「何よ」

『俗に言う、初心者狩りって奴です』

 ―――地を這う土煙。

 視線を大樹の葉から落とし、どこまでも広がる灰色の平原に目を細めれば、そこには何かが走っていた。

 目を細めれば、土煙を噴かす大きな塊が二つ。

 それは四輪のタイヤで大地を抉りながら、風を切って駆ける茶色い砂漠使用の迷彩バギーあった。

 それも三台。

 車上にはおそらく二十五ミリの機関銃、一台には六十ミリ榴弾砲が搭載されているように見える。

 そして乗っているのは三人、それが三台で計九人。

 どいつもこいつも頭にモヒカン乗せた、こん棒片手にどこか頭のおかしそうな連中ばかりだった。

 うわぁ、トゲ付き肩パットまで見えるナリィ。

 RPしてるなぁ。

「楽しそうね。迎合はしないけど」

『アレは、クラス・ヘレティックライダーですね。得意武器は片手拳銃と乗り物ですね』

「―――ライダーっていうのはね、おっぱいぼいんで紫髪で目隠してパツンパツンの服着てないとダメと思うの。

 おっさんとかモヒカンとかマジオワコンだとレナちゃん思うの」

『はぁ……』

「まぁいいわ――殺すし」

 ――視線が飛んでくる。

 土煙の尾が向きを変えて、こっちに向かってくる。

 こっちに気づいた。

「向こうも、やりたがってるみたいだし」

 思わず笑みがこぼれる――

「いいわ、少し遊んであげる」

『……ホントに中学生?』

「ぴちぴちの―――じゃあ、やりましょうかね」

 そう言いつつ、私は腰に携えた小剣の柄を握り締めつつ、灰色に広がる砂漠に足を一歩踏みつけた。

 ゴゴゴゴッ

 近づいてくる土煙。

 バギーが走ってくる音が聞こえ、私はスゥと目を細めるままに、地面をさらに強く蹴りあげた。

 自然と体は軽やかに風を切り走り出す。

 息も切らさず、まるでバネのようにしなやかに、そして強く私の身体は私の言う事を聞いてくれる。

 うーん、この身体最高やっ。

「ミスティックドライブ準備ッ」

『一度使うとこのドライブアビリティはクールダウンに二十秒を要します』

「リキャストカウントダウンはあんたに任せるッ」

『了解しました』

「来るわよ……!」

 走りながら、ドンドンとバギーの姿が大きくなっていく。

 フロントが大きくなっていき、その奥でこちらを見下ろし愉悦に歪んだ顔を浮かべる三つの頭が見える。

 笑っている。

 ――上等ッ

 グッと地面を蹴るままに私は走り込んでくるバギーに飛び込むように、身体を宙に浮かせる。

 そしてガントレットを嵌めた手を伸ばす――――

「ミスティックドライブ……!」

 ――身体が世界から消える。

 周囲の全てが遅くなっていく。

 周囲の世界が黒く、暗闇に沈む。

 暗く沈んだ視界の中ん、近づいてきたバギーは、まるでカタツムリの如き速度で近づいてくるようになった。

 私はソッとバギーのフロントに足を踏み込み飛び上がり、小剣を逆手に引き抜く。

 ボンネットはなく、フロントガラスを飛び越え、身体ごと振り下ろす様に刃を暗闇の中に閃かせる。

 刃が運転席に座っていたモヒカンの首に食い込む――

(……死ね……!)

 ――動きだす時間。

 宙を舞う首が一つ。

『カウントダウンスタート』

 空中で身体をよじりながら眼下を、横転したバギーが二人の人影を巻き込みながら灰の砂漠を滑っていくのが見えた。

 程なくして、土煙を吐き出しながら、遠くでバギーが止まる。

 ――爆発。

 衝撃波に円形に舞い上がる灰の土。

 周囲の景色を赤く染める炎が爆風に、服を靡かせながら、私は小さくステップを踏み地面に足を下ろした。

 ヒュンッ

 風を切り、力一杯に鞘に小剣を収め、私は炎の明りに目を細め地面を蹴る。

 なるほど、ミスティックドライブは―――

「……素早さアップ?」

『イエスです。それと同時に敵からのターゲット表示を一時的に消失、ソレと共に塀とゲージを半減させます。

 効果時間は体内時間で十五秒、ただし相手に攻撃をした時点でミスティックドライブは解除され、クールダウンが開始されます。

 後十秒です』

「了解……と」

 そういいながら、噴き上がる炎の中、私は足を踏み入れ、半壊し黒く焦げたバギーへと赴いた。

 僅かに香る人の焼ける匂い。

 そこには炎に巻かれ、黒い灰となって地面に広がる人の影が二つあった。

 人が、死んでいた。

「―――命は平等……例え強かろうと、弱かろうと、人は死ぬ」

 頬を掠める火の粉が熱く、私は炎に巻かれながら、グッと両腕を黒焦げたバギーの車上に伸ばす。

 そして綺麗に残った六十ミリ車上榴弾砲に両腕を掛ける――

「熱で暴発しないでね、弾薬ちゃん……!」

 ――バキリッ

 激しい金属音を立てるものの、まるで豆腐を包丁で切るかのような柔らかさで固定ポールから砲塔が外れる。

 ブォンッと振りまわすままに空を切り、炎を抉る長い砲身。

 グッと地面に砲身を引きずりながら、私は炎の中から身を乗り出すままに、再び灰の砂漠を見渡した。

 ドドドドドッ

 聞こえてくる砲撃音。

 風を掠める銃弾の音色が、耳元をよぎり私は目を細めて巨大な榴弾砲を両腕に携える。

 砲身の先に捉えるのは、こちらを中心に円を描くように土煙を履いて走る二台のバギーの群れ。

 腰に巨大榴弾砲を携え、膝を折り、深く身体を落として構える。

 スゥと目を細め、トリガーに指を掛ける―――

『クールダウン完了』

「ミスティックドライブ」

 ――黒ずんでいく周囲。

 景色が暗闇に沈み、暗闇の中二台のバギーがゆっくりと走馬灯のように動いているのが見えた。

 カチリと私はトリガーを引く。

 ドォオオンッ

 砲身の先のマズルブレーキから噴き上がる硝煙。

 飛び出す巨大な溜弾。

 ソレと共に反動が全身を襲い、身体を支える膝が悲鳴を上げて、砲塔を持ち抱える肘が折れそうになる。

 肺が潰れそうで、身体が壊れそうになる。

 息ができない。

 グッと身体が後ろに後ずさり、黒かった視界に光が戻ってくる―――

『クールダウン開始』

「かはぁ……!」

 飛び出す溜弾の後ろから黒幕のカーテンを引いていくように色づいていく世界。

 着弾。

 ドォオオンッ

 遠くに見える、小さな爆発と共に灰色の迷彩バギーが大きく宙に浮かび、クルクルと回転しつつ舞い上がった。

 宙を舞いつつ落下していく――

「外さん……!」

 ―――迸る硝煙。

 宙を舞う巨大な空薬莢。

 襲いかかる重たい反動に、膝と肘が激しく軋み、悲鳴を上げながら私の身体が灰の大地を後ずさる。

 そして溜弾が風を切りながら、クルクルと落下するバギーにめり込む――

 ―――大きな爆発。

 宙に浮かんだ爆炎の中、無数の金属片が破裂して飛び散るのが見える。

 そして金属片は、黒い灰と共に大地に舞い落ちていく

 それはまるで雪のように――

「はぁ……はぁ……ポンコツな身体……」

『車上の榴弾砲を初期ステータスで携帯できるキャラは、本当に今まで見たことありません私……。

 あ、後五秒です……』

「残りは……」

 そう言いながら反動で手がしびれて、自然と榴弾砲が両腕から零れおちる。

 ジーンと痛む手の平。

 私は顔をしかめつつも、手のしびれと痛みを払うように胸元で手を振りつつ、灰の砂漠を蹴りあげた。

 そして残り一つ―――遠のいていく土煙の尾を追いかけ、走り出す。

 ぐっガントレットに左手を添える――

「行くわよ……!」

『クールダウン完了』

「ミスティックドライブ……!」

 ――黒くなっていく視界。

 周囲の景色が闇に沈む中、亀の如き遅さで土煙を上げて遠のいていくバギーの姿が見える。

 逃がさない。

 僅かに灰の大地に足をめり込ませ、私は走り出す。

 ―――身体が跳ねのように軽い。

 飛び出した身体は弾丸の如く、灰の大地を駆け抜け、すぐさま逃げるバギーへと近づいてくる。

 グッと握りしめる小剣の柄。

 背後から、黒幕のカーテンが引かれる音が聞こえてくる。

 ―――戦え……。

 聞こえてくるのは、低い声。

 闇の底、黒いカーテンの向こうから聞こえてくる。

 何?

 人じゃない。

 これは―――

 ―――戦え……戦い続けろ。

 異質な声に顔をしかめつつ、私は目の前にバギーのバックタイヤを見上げては、地面を蹴り飛び上がる――

『リキャスト開始』

「ぎゃああああああああああああ!」

「捕まえた……!」

 後部座席の銃座に座る男の背もたれに手を伸ばすと、私は紅い血を迸らせる男の首根っこを掴んだ。

 そして小剣を腰から逆手に引き抜き、風を切る――

 ――ポンッと宙を舞う首。

 二呼吸置いて、真っ赤な血飛沫が後ろに向かってアーチを描いて、身体がグラリと横に倒れる。

 そして四輪タイヤに肉塊が巻き込まれて、大量の血飛沫が灰の大地に舞い上がる。

 グラリとバギーが横に傾いていく――

「クソォオオオオッ!てめぇなにもんだよぉおお!」

 ハンドルグリップを回して体制を立て直そうとする運転席のモヒカン男。

 助手席に座っていた太めの男は怯えながら、オドオドと銃をこちらに向けてはトリガーを引き絞る。

 ヒュンッ

 首を横に傾けるままに頬を銃弾が掠め、血が滲む。

 私はそのまま少し身体を傾けながら、握りしめた小剣を助手席の小太りめがけて投げつける。

「人間よ……ただの」

 ――ドスッと鈍く走る肉を叩く音。

 分厚い胸を一気に貫いた刃はフロントガラスに突き刺さり、小太りの男は目をクワッと見開きながら助手席に張り付いた。

 グッと伸びる左腕。

 ガラスに張り付けになった男の左肩に右腕を添え、突き刺さった小剣の柄を左手に握りしめる。

 スゥと息を吸い込み、力を込める――

「―――死ね……!」

 ――虚空にアーチを描く紅い剣閃。

 横に裂かれる胸の肉塊。

 真横に振り薙ぐままに、刃の切っ先から抉れた男の身体から尾を引いて血飛沫が飛び散った。

 パンッ

 振り薙いだ刃を握りしめ腕を止めるままに、刃にこびりついた血肉が払い落される。

 風を切り、小剣を鞘に収めるままに、背中を反らしながら血飛沫を空に向かって上げる男の骸を見下ろす。

 頬を掠める鮮血にスゥと目を細めて、視界に運転席に座る男を見下ろす――

「……楽しかったでしょう」

「クソがぁああああああああ!」

 運転席に座りながら、男はハンドル片手に、こちらに拳銃を突きつけてはトリガーを引き絞る。

 チャンバーが一瞬で下がり、空薬莢が宙を舞い、弾丸が私めがけて飛んでくる。

 手を掲げる―――

「……グラップリング」

 ――手に吸い込まれる感触。

 ニィと自然と口の端に零れる笑み。

 気がつけば、掲げた手の指の間に、弾頭が一つ、挟まっていた。

 コトリ……

 砂上を走るバギーの上に転がり、銃を構えたまま愕然と顔を引きつらせた男の足元を掠めていく。

 スゥと私は息を吸い込み、身体を屈める。

 小剣の柄を強く握りしめる―――

「まじ……かよ」

 ―――虚空に真横に浮かぶ剣閃。

 ヒュオッ……

 風を鋭く切る斬撃が男の首筋を撫でて、切っ先が地平線を指す。

「終わり」

 カチリと小剣が鞘に収まる。

 風に吹くをなびかせ踵を返すままに、惚ける男の首にうっすらと斬痕が浮かんでは、数秒後その痕に沿うように男の首が滑り落ちていく。

 惚ける男の首にうっすらと斬痕が浮かんでは、数秒後その痕に沿うように男の首が滑り落ちていく。

 ズルリ……

 肉のぬめったような音と共に引きつった顔が運転席の奥に吸い込まれる。

『グラップリング……確かに、あらゆるものを掴むとは言いましたが』

「――パラメーターによって掴める物が変わる。ガントレットちゃんはそう言ったわよね」

『……。イエスです』

「ならそれで話は終わりよ」

 笑みを滲ませそう言いつつ、私は助手席と運転席に残った骸から拳銃を二丁拾い上げ、腰に収めた。

 最後に車上の二十五ミリ機関砲に手を掛け、固定ポールからむしり取る。

 そして蛇行するバギーから飛び降りてはなれる―――

「フゥ……」

『……。お疲れ様ですぅ』

「あんがと」

 遠くにバギーの爆発が見える中、私は巨大な機関砲を肩に背負い、踵を返して再び灰の砂漠を見渡した。

 何もない砂漠。

 巨大なクレーターがいくつも広がる灰の大地には、町の影や草原は一つも見つからず、私は首をかしげた。

「ねぇ、町とかあるんでしょ?」

『――襲うんですか?』

「いや……私レイダーじゃないですしおすし」

『―――』

「なんで疑うかのような無言を……」

『……一応信じます。怖いけど』

「うん、いや……うん怖がらないで。私は普通の女の子だから」

『いやいや。お前みたいな女の子がおるかっていう話ですよ』

「やかましいわぁああ! さっさと行くわよ!」

『襲うんでしょ』

「なんで疑うのよ!さっきのバカどもは私を(身体目当てで)襲おうとしたから泣く泣く撃退したんでしょうがぁあああ!」

『ないわぁ。機関砲担いで歩くゴリラが女とか人間とかないわぁ』

「うっさいわぁああ!」

 ズルズルと灰の大地に引きずる長い機関砲。

 怒りに地団駄を踏みつつ、私は最初の街に向かって、とりあえずガントレットの指示通りに歩くことにした。

 

 

 

 


後書きでクラスのドライブアビリティのご紹介でもしようかしら。


ヘレティックドライバー(開闢を告げる火の大鷲/裏切りの女神):デスドライブ/クールダウン140秒 四輪車で轢いた相手を耐性無視で即死させる

白き大樹の巡礼者(楽園を守る白き大樹):転生の導き/クールダウン500秒、死亡時に自動発動、白き大樹の葉を一枚消費して、デスペナルティ無しで最初の森にリスポンする


短いけど今回はこれだけ、出てきたらまた少しだけね(*´ω`*)

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