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私が何故? 彼との結婚に踏み切れないのか?

作者: 七瀬






“私が何故? 彼との結婚に踏み切れないのか?”



今いる彼氏と付き合って3年! 

もうそろそろ彼との結婚を意識するようになった私。

ただ彼は女癖が悪く、私に隠れて浮気をしている!

私に彼は浮気がバレてないと思っているみたいで、私にも束縛

するような事をしてくる。

例えば? “GPSやいちいち、女友達と遊びに行くだけでも細かく

彼氏に報告しないと遊びに行かせてもらえない。”

自分は好き勝手に女遊びをしているくせにだ!




・・・つい最近も、私の女友達が彼が私の知らない女性とSNSに

嬉しそうに彼女の肩に手をかけて笑顔で写っている写真を見せてもらった。

ただ私の両親には何度か彼を会わせていて、凄く私の両親に気に入られて

いる彼は、私との結婚を考えているのか?

彼が大事にしている箱の中に指輪が入っていた!

これは! 彼が私に近いうちにプロポーズをするのかもしれない。

だけど? 私はどうしても彼との結婚に踏む切れない。

“こんな浮気癖の強い彼と結婚しても私が幸せになんかなれない” って

分かってて結婚する女性っているのか?

こういう男は? “結婚しても浮気を繰り返すだろうし、私への束縛は

もっときつくなるだろう。”

分かれるなら今しかない!

私は彼からのプロポーズを断ろうと思っていた。

彼から指輪を渡される前に、先に彼に別れ話を切り出そうと思っている。



そして彼が私に大事な話があると? 仕事終わりによく彼と行く喫茶店で

待ち合わせをする事に、、、!



『ごめん、待った?』

『・・・ううん、』

『“あの? 今日は美衣にどうしても渡したいモノがあるんだ!”』

『“ごめん、私も今日、話したい事があるの!”』

『えぇ!? じゃ、じゃあ、先に美衣から話せよ。』

『“うん、私と別れて!”』

『えぇ!? な、なんで?』

『ごめん、今日言わないともう言えないと思って。』

『嘘だろう、なんで今日なんだよ!』

『“ひょっとして? 私にプロポーズしようと思ってた?”』

『えぇ!? なんで知ってんだよ! 指輪渡そうと思ってたのに、、、!』

『“知ってたよ! だから先に私が言ったの。”』

『俺と結婚する気がないの?』

『ないわ! 平気で彼女がいるのに浮気する男となんか結婚したくないわよ!』

『・・・そ、それも知ってたのか、』

『当たり前じゃない! そのくせ、私に束縛してムカついてたのよね。』

『じゃあ、先に言えよ!』

『どうせ本当の事なんか言わないでしょ! もう終わりにしたいのよ。』

『“俺と別れてどうする気だよ、美衣の両親だって俺と美衣が結婚すると

思ってたんじゃないのか? 凄く悲しむぞ!”』

『・・・そういうところが嫌いなのよ、龍樹の本当に嫌いなところ。』

『俺と結婚したら絶対に幸せにするよ、なあ! 頼む俺と結婚してくれ!』

『無理! 私は浮気しない一途な男性ひとがいいの! 他当たるわ!』

『・・・じゃあ、俺が浮気相手の女に今からプロポーズして結婚しても

美衣はいいんだな?』

『別にお好きにどうぞ!』

『分かった、今から浮気相手にプロポーズしてくる! 後でどうなったか

報告するよ! 俺と別れて美衣に後悔させてやる!』

『勝手に頑張って!』

『ああ、覚えてろよ!』

『・・・・・・』





・・・彼はその勢いで浮気相手に私と分かれた後、直ぐに会いにいって

プロポーズしたらしい。

その後の彼からの報告では? “彼は浮気相手にもフラれたらしいの。”

“元々、本命の彼氏がいたらしいのだ!”

浮気相手の女性も彼は浮気相手だった。

浮気する者同士、どこか似ているのだろう。

彼は一からまた彼女を探して、買った指輪を渡せる女性を探すらしい。

確かに? 150万した指輪がそのままにしているのは勿体ない!

だからって? 私に渡そうと思っていた指輪を他の女性に渡すって、

それの方が酷くない?

やっぱりそういう男なのよ。

私は彼と結婚しなくて良かった、別れて正解だと今も思っているわ!


最後まで読んでいただいてありがとうございます。

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