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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第四章
91/172

その1 大根おろし①

さて…

まずは【大根おろし】ですね。


あれをご飯の上に乗せてね、

醤油をかけて頂く。


いいですよね~


ちなみに知ってました?


輪切りにした大根の面からおろすとね、

辛くなってしまうんですって。


皮を剥いた側面から、

こうね、

寝かせたままね、

おろすと辛くなりません。


どうやら大根の繊維が関係しているらしいですね…


あと、葉っぱに向かうほど大根は辛くなってしまいます。


私は時々【鬼おろし】ですね、

ギザギサの大きな鬼おろし。


あれでおろすとね、

また美味いんですよ。


納豆のひきわりと大粒の違いですよ。


鬼おろしは大粒になる。


こうね、

涼んだ感じかいいですよね。

雪のような大根おろし…


やっぱり冬の大根が一番美味い…


さて、漢字の【辛い】ですね…


【からい】と読みますが、

【つらい】とも読みますね。

一本横線をひいてしまうと幸せがなくなってしまうんですよね。


【からい】というのは舌の痛み…

【つらい】というのは心の痛み…



オチですか?



特にないですね…






私はね…

大根をおろしているとね、

目の前が、頭の中が真っ白になるんですよ。




これからね…

【大根おろしを食べるんだ】ってね。




明後日ね、

八百屋で大根おろしの実演をしますからね、

ええ、見に来て下さい。




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