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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第三章
86/172

その9 だいふく

和菓子といえば、

大福もいいですな。


餅の中にあんこがある。

白と黒の色彩と塩梅。


何ともね~

餅の柔らかさときたらね、

たまりませんよね。


おしろいかけられて、

粉が化粧を感じさせる。


大福といったら、まるで女の子のようですよね。


甘い思い出も詰まってる。


ただね…

昔ね好きな女の子にね、

大福をあげたらね、

口の周りが真っ白になってしまって、

思わず笑ってしまったんですよ。


ええ、

振られましたけどね。


世の中甘くないですね。



どこに大きな福があるのか教えて欲しいですよね。





皆さんね、

あのね、

悲しい噺を思い出したので…




帰ってもいいですか?





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