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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第三章
85/172

その8 さくらもち

やはり春といったら桜餅ですな。


もち米

あんこに

桜の葉


こうね、

春を和菓子に凝縮した物ですな。


皆さんは桜葉塩漬け、あの塩辛い葉っぱはどうしてます?


私は取ってしまいます。


ほんのりとした葉っぱの香気を楽しみたいし、あんまり歯触りがすきじゃない。

塩加減も時には邪魔になる。



まぁ、

正解は自分で決めるんですよね。


それぞれ好みがありますから。



そういう会話をしながら頂くのも、またオツだ。


噺に花が咲く。



しっかし、

桜餅はお茶に合いますな。


こうね、

秋に収穫して、

香気の落ちてきた茶に対し、

春の息吹でそれを補う。


正に春の風だ。


手でつまんで、桜の花にかぶりつく。


いいですね。



さて、さて、

花見といえば酒が欠かせない。


私は一人寂しく、家で酒をを飲んでいましたよ。


ね?

見かけませんでしたでしょ?



ほらさ、私が行ったら桜が濁るじゃないですか。





ね?

今年の桜が美しかったのは私のお陰なんですよ。







ちょっと皆さん、

これは冗談ですから、

そんなハッとした顔をしないでくださいよ。




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