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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第三章
83/172

その6 たい焼き

いやぁ、

鯛焼きとはね、

よく考えたもんですよね。


鯛さんといったら祝いの席でしか食べられねぇ。


一生にね、

何度鯛を食べられるのか…


贅沢な魚ですよね。



それをね、庶民の味にしてしまうんだから驚きですよね。


薄皮のね、

パリパリに焼けた鯛さんに、

あんこがびっしり詰まってる。


これをね、

一番硬い尻尾からかぶりつく。


焼けた衣に熱々の【あん】ですよ。


できたて焼きたての鯛焼きをね、

バリバリ、ハフハフ言いながらかぶりつくんですよね。


これぞ日本と感じますよね。



もちろんフワフワ衣の鯛焼きもいい。


こうね、

ちぎってね、

あんこにフーフー息をかけてね。

女は小さな口で食べるんですよ。

上品ですなぁ。


男とはまた違った食べ方だ。



しっかし、

テコで焼かれる鯛さんも大変だね。



それでは退散しますね。

どうも鯛焼きが食べたくなってきた。





え?

これから詳しく説明します?




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