表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第三章
78/172

その1 涙四粒①

これから歴代大吉の噺をしましょうか。


私の一族はね、

染谷の家はね、

こう、

噺家ですがね…


嫌だって言ったら継がなくていいんですよ。


人間、生き方なんて自由ですからね。


嫌なら継がなくてもいいんですよ。



でもね、時々、忘れた頃に大吉が出てくる。



歴代は…


初代 大吉【だいきち】


二代目 漆【うるし】


三代 筆光【ふでみつ】


四代目 巌【いわお】


五代目 小吉【しょうきち】


六代 白天【はくてん】


七代 遊泳【ゆうえい】


八代 空角【くうかく】


九代 竹羽【たけはね】


十代 羽坂【はさか】


十一 右桜【うおう】


十二 わろし


十三 宇刻【うこく】


十四代は私、光陰【こういん】


息子は、京夜【きょうや】

最近、【ありし日】をやりましたね。

十五代目になりました。



皆さん、拍手をありがとうございます。


なぜか照れますな…





それでは、それでは…


これから…

ちょっと私の父の噺です。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ