表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第二章
71/172

その2 おでんに大根

おでんといえば大根ですよね。


まぁ~

冬の大根は美味い。


どうしてこうも美味いんでしょうね。


でね、

子供の頃、

大根足とか、

近所の娘さんがからかわれていましてね。


太い足とか茶化されてましてね。


可愛そうでしょ?



だからね、

私はね、

【そんなに白い足なら見せてくれ】ってね、

間に入るもんなんですよ。



そこで男達はハッとする。

そこで時間が止まる。

いえ、止めるんですね。



皆は娘さんの白い足が見たい。


好きだからね、茶化していますからね。


そこでね、

娘さんから、

ほっぺたに平手打ちを頂く訳なんですよ。



そう、ここが笑いどころ。



いいですよね~


子供達の恋心。


こうも皆に愛されたいもんですね。


それくらい大根は愛されてる。





まぁ、

足は太かったんですけどね、実際。







そう、ここが本当の笑いどころ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ