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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◇第二部 第二章
70/172

その1 おでん

染谷大吉でございます。

拍手は結構、今日は随分冷えますな…


肌寒さを感じる秋から冬…



やはり【おでん】は欠かせませんな。



おでんは冬の季語だ。

おでん屋、練り物屋にとっては一番の稼ぎ時だ。


皆さん、おでんに何を入れます?



大根

ゆで玉

ゴボ天に

和がらし添えて

冬が来る


こぶ巻き

ちくわぶ

薩摩揚げ

ハンペン浮かし

待ちわびる


こんにゃく

白滝

がんもどき


焼いた竹輪に

牛のスジ

つみれ転がし

タコの足


今日はおでんだ

楽しみだ


湯に浸かり

のぼせた【ちくわぶ】見て思う


脇役の

厚揚げないよ

おっかさん



いやいや、

皆様、

拍手をありがとうございます。



だいたい揃いましたね。



関西では鯨の舌ですね。

あれをコロって言って入れるんだそうです。


それにね、

西はおでんと呼ばず【かんとだき】

関東煮と書いて【かんとだき】と言うそうですね。



しっかし、

鯨のコロ…

食べてみたいですな。



それにしても、


こうも具材が多いとね、

揃えるのも大変だ。


だから、

【ためよし】のおでん屋、

【幸之助】にアッシは行きますよ。



食べたい具材を頼んでね、

ダシに浸かったおでんを眺めて、

ハフハフ言いながら食べるんですよ。


酒も進んで、こと飽きない。





それではね、

おでんの噺を始めましょうか。




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