その1 おでん
染谷大吉でございます。
拍手は結構、今日は随分冷えますな…
肌寒さを感じる秋から冬…
◆
やはり【おでん】は欠かせませんな。
◆
おでんは冬の季語だ。
おでん屋、練り物屋にとっては一番の稼ぎ時だ。
皆さん、おでんに何を入れます?
◆
大根
ゆで玉
ゴボ天に
和がらし添えて
冬が来る
こぶ巻き
ちくわぶ
薩摩揚げ
ハンペン浮かし
待ちわびる
こんにゃく
白滝
がんもどき
焼いた竹輪に
牛のスジ
つみれ転がし
タコの足
今日はおでんだ
楽しみだ
湯に浸かり
のぼせた【ちくわぶ】見て思う
脇役の
厚揚げないよ
おっかさん
◆
いやいや、
皆様、
拍手をありがとうございます。
◆
だいたい揃いましたね。
◆
関西では鯨の舌ですね。
あれをコロって言って入れるんだそうです。
それにね、
西はおでんと呼ばず【かんとだき】
関東煮と書いて【かんとだき】と言うそうですね。
◆
しっかし、
鯨のコロ…
食べてみたいですな。
◆
それにしても、
こうも具材が多いとね、
揃えるのも大変だ。
だから、
【ためよし】のおでん屋、
【幸之助】にアッシは行きますよ。
◆
食べたい具材を頼んでね、
ダシに浸かったおでんを眺めて、
ハフハフ言いながら食べるんですよ。
酒も進んで、こと飽きない。
◆
それではね、
おでんの噺を始めましょうか。