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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
第八章 ○演者:染谷京夜
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過ぎし日 その5 ○ マークとリサがやって来た

それからね、

姉がね、

私の姉がね、

部活をやめてね、

すぐに家に帰って来るようになったんですよ。


テニス部の部長だったんですがね、

【テニスは卒業した】ってね、

早く帰ってきて、

リサに日本語を教えるようになったんですよ。


姉はね、

【妹ができた】って、

母と大喜びなんですよ。


そこから姉は、

リサにリボンを作ってあげたりね、

刺繍をするようになったんですよ。


母もね、

姉にミシンを買ってあげたりしてね。


そしたらね、

姉はリサにね、

スカートを作ってあげたりする。



ここいらでね、姉の道が決まったんですかね。



そしてね、

姉は事あるごとにね、

リサを抱き締めてね、

リサのほっぺにね、

キスをするんですよ。




ええ、ウチの母もね、いつもそうしてましたよ。




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