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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
第七章 ●演者:染谷大吉
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その1 江戸前の握り①

近所のね、

江戸前の握りにね、

行ったんですよ。



最近テレビで見る江戸前はね、

もうね、富裕層が食べるような代物でね。


半年待ちとか一年待ちとかね。


テーブルは長い一枚板。


ウニに大トロ、アワビにイクラ。


でね。

じゃあ、

その東京のね、

そのね、お高そうな握りをね、

死ぬ前に何人が食べれるんだってね。


思いません?


いつから江戸前はそんな高級になったんですかね?



元々は庶民の握りですよ。

江戸前はね。



だからね、

私は近所の握りでいいんですよ。



でね、

前の日にね、

明日の晩に妻と二人で行くよってね、

事前に挨拶しておくんですよ。


大将も仕入れがありますからね、

ちゃんと伝えておかないとね。


それにね、

前の日からこう、

大将は前の日から考えてるんですよ。




握りの流れをね。



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