表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第八章 【続・エンジェルアロー】のドーナツ
170/172

その5 【続・エンジェルアロー】のドーナツ

あなたがフレディー?


ああ、そうだよ!


本当にフレディー?


ああ、そうだよ!


痩せてるじゃないの…


ミカエルのジョークさ、

俺はデブじゃない。


確かに骨と皮しかない…


いくら【エンジェルアロー】のドーナツを食べても太らないんだよ!

早く車を出してくれ!


分かったわ…



なんだよ…





アジア系?





あ?

母親は日本人だよ。


今、何歳?


二十六だよ。


恋人は?


あ?

いないよ、

生まれてからずっとな…悪いかよ?


ファンなのよ…


は?


【落とし穴】…

見させてもらったわ…


あ?

あれか?

あんなの誰でも出来るさ…


出来ないわよ…


退屈なんだよ…

退屈で死にそうなんだ…


ファンになったのよ…


は?


あなたのファンになったの…


は?

全然分からないな…

ミカエルは大丈夫なのか?


作戦は成功よ…

エアフォースワン【ミカエル】は囮よ。


は?


ミルコ達は船で日本に向かっているわ…

快適にね…


マジかよ…


それがミカエルの狙い…


じゃあいいよ、

降ろしてくれ…


え?


作戦は終わったんだ…

別に長生きする必要もないし、

充分楽しんだ…

ここで降ろしてくれ。

刑務所に行く前に、

母さんの料理が食べたい…

デザートには【エンジェルアロー】だ!


ダメよ…


いいよ!もう降ろしてくれよ。


ちょと私と付き合わない?


は?


結婚を前提に…





はぁ?





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ