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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第八章 【続・エンジェルアロー】のドーナツ
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その1 【続・エンジェルアロー】のドーナツ

さて、

オマエ達、

ここから出ていってもらおうか…


何だと?


指揮権は移行した、

これから私が指揮をとる…


誰だ貴様は!


ホーマックだ…

FBI …


何だと?


大佐…

これだけ失敗を重ねたんだ…

もういいだろ?


何だと?


命令だ…

アメリカ大統領のな…


大統領の?


これが書面だ…

これから私が指揮をとる…


クソ…

クソ…

クソ!!


ベティ、

大佐をエスコートしてこの場から退場させてくれ…

腕を組んでな…


イエッサー


大佐…

お疲れ様でした…

別にね…

大佐の能力不足ではありませんよ…

ただね…

相手が悪すぎた…


クソ…


大佐はアメリカの誇りですから…

ここからベティと共に退場してほしい…


クソ…


大佐には別の仕事が五万とある…

無駄に経歴を傷つける必要はない…


クソ…


ベティ…後はよろしくな…


大佐…

行きましょう…

私と腕を組んで…


ベティ…


家に帰って【エンジェルアロー】のドーナツを食べましょうよ…

働きすぎよ…

こんなに痩せて…

ママも待っているわ…







お父さん…

帰りましょうよ。







ベティ…







しかし…

皆、何であんなに怒っているのかな…







こんなにも若い君と再婚したからか?


こんな非常時に新婚旅行に行きたいから休暇が欲しいって言ったからか?


もしかして部下達に恋人の…

君の写真を見せびらかしていたからか?







いいえ、違うわ…







そういう事しか出来ない貴方がね…


【無能】だからよ…







え?

 



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