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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第六章
154/172

その5 【エンジェルアロー】のドーナツ

どうだマリー。


順調よ。

衛生に侵入はいないわ。


それは良かった。


お兄ちゃん、ドーナツ食べてるでしょ?


分かる?

やぱりドーナツは【エンジェルアロー】に限るよ…


ちょっと電話しながら食べるのはやめてよね。


ポールと一緒じゃない。


大丈夫だよ。


何が?


ポールと付き合ってるだろ?

オマエ…


え?


ジジイ達はともかく、

ポールは必ず帰って来るから安心しろ…


え?


マックスとベリーも船に乗る。


え?


あの二人のな…

結婚式の費用は俺が持つ…


え?


だから必死こいてくれるさ…


え?


ついでにな、

オマエとポールの結婚式の費用も俺が持つ…


え?


そりゃあな…

ポールも必死になって帰ってくるさ…


え?


これまで何回【えっ?】って言った?


私は七回よ。

お兄ちゃんは二回【え】と言ったわ…


さすがだな…


それでは…

これより作戦を開始する…


ラジャー…

ちなみにお兄ちゃん…作戦名は?


【エンジェルアロー】だ。


お兄ちゃんらしいわね…


あぁ、【天使の弓矢】…

それは【ドーナツ】…




実に俺らしいだろ?




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