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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第三章
130/172

その2 豆腐とワカメのお味噌汁

なんだい…

来たのかい…


え?

美味かったって?


大根の葉っぱを入れた味噌汁が?


それは良かったね…


え?


別の味噌汁?


分かったよ…

こっちに来な…





豆腐にワカメだね…





こういうのを【出会いもの】って言うのさ…



まずね、

この木綿豆腐を手の上で切る…


まな板は使わないよ、洗うのが面倒だからね…



そして豆腐の味噌汁を作る…



ワカメがね、

こう、塩がしてあって売ってるだろ?


それを買う。


水洗いしてね…


これくらいの量だね、

ほんの少しでいいんだよ、

膨れるからね…



ワカメを切ったら味噌汁の椀に入れる…

ワカメは鍋に入れちゃダメだよ…



そして煮えた木綿豆腐の味噌汁を椀に注いでね…


ちょっと待つのさ…



こうするとね…


ワカメがシャキシャキするんだよ。

 

ワカメは煮ちゃダメだよ。




分かったかい?






この塩ワカメを持っていきな…







いいんだよ、

今日作らないと、

アンタ…忘れてしまうだろ?




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