表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
第二章 ●演者:染谷大吉
13/172

その4 爪楊枝④

ようこそいらっしゃいました。


ああ、娘さん。

そうですね、

爪楊枝の噺でしたよね。


え?

ベーコンとかハッカとか分からない?


え?

よくよく考えたら?

その役者は?

役づくりのために?

爪楊枝をくわえてるいたんじゃないかって?


そうですかい。

でもね、私は思うんですよ。

外国の映画で、バーで爪楊枝をくわえている酒場の亭主はたくさんいますでしょ?


その全員が役作りのためにくわえているんでしょうか。


え?


いやいや、そうなんですよ。


だいたいね、昔の西部劇のバーでもくわえてますよ。

爪楊枝を。


困りますでしょ?


いったいどうしてこんな事になったかってね。


いつも、私は悩んでいるんですよ。

分かります?



あっと、いけねえ娘さん。




これから、妻と用事があるんですよ。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ