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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第二章
124/172

【寄りし日】⑤

まぁ、

ネバネバといえばオクラですかね。



塩で揉んで、

茹でて、

一ミリくらいに切って、

醤油をかけて、

かき混ぜる…



マークは衝撃的だったらしいですよ。



青い唐辛子を刻んで、

日本の家族達は食べているってね。



あんな辛いものを、

あんなにたくさん食べているってね。


さすが【マスターダイキチ】の家族だってね。





笑えますよね。





しかし、マークの【オクラ好き】はここから始まった。



家に泊まった翌朝にね、

父がね、

食べてるんですよ。



そしてマークも恐る恐る食べる…



食べたらね、

【ファンタスティック】ってね。

マークが言うんですよ。



まぁ、母はね、野菜嫌いなマーク用に考えていたんですかね?



マークはすぐに【おかわり】しましてね、

それから父がね、

鰹節をね、

マークのオクラの上にかけたんですよ。



マークが食べましてね…



目を見開いて…

父にきくんですよ…



【これはどういう魔法ですか?】ってね…

真顔で父にきくんですよ。





父は嬉しそうでしたよ。




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