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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
◆ 第三部 第一章
117/172

その1 花茶息①

え~

皆さんはじめまして…

染谷宇刻でございます…

七歳でごさいます。



いやいや、

皆さん、手を叩いて頂いて…

どうしました?





そんなに蚊がいます?





そう、ここが笑いどころ…



それでは初代のネタ…

【茶息】でもしましょうか…



いやいや皆さん、

またまた手を叩いて…


そんなに蚊がいます?



でも今回は私の新作、


【花茶息】といきますか…





ちょっと袖の番頭さん…

蚊をとる線香を持ってきてくれないかい?


本当に蚊が多いらしいよ…


困りましたね…




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