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【長屋小噺】 三分間のメロンソーダ  作者: 長屋ゆう
第一章 ●演者:染谷大吉
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その1 障子と糊と

え~初代大吉、

染谷大吉でございます。


ちょっと今日は早口でいきますよ…



さて、お江戸には様々な商売がありまして…


障子を張りかえるって、職業がありますんで。



え?


どうしたい?



すみませんね皆さん。


ちょっとね…

舞台の袖から、アッシを呼んでるんですよ。


何か困った事があったらしい…



ちょっと、行ってきますね。



いやいや、すみませんでしたね。


戻ってきましたよ…



じゃあ、噺の続きを。



何々?


明日、障子屋が来る?


障子を張りかえに?


確かに障子に穴が空いてるね。


だから?


張りかえる?


へ~、そうなのかい。



えっ?

どうしたい?


すみませんね…

また袖に呼ばれた…


今日の落ちは皆さんでどうぞ…





いや~またまた、戻ってきましたよ。




皆…

納得いかないって怒ってるってさ…

番頭が言いますからね…



仕方がない…



【落ち】はないというかね…


さっきからね…

どうですアッシは?





【落ち】つかないでしょ?







どうです?

皆さん怒りは【落ちつき】ました?




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