ここぞという場で◯◯◯よ飛び出せ 〜恋する乙女と小さな呪い
彼がパソコンに向かってポツポツとキーボードを打つ。その音を聞きながら彼の大きな背中を見ているのがとても好きだった。幸せな気持ちに浸り、ソファでまどろむ。
「伏見さん 、退屈じゃないですか?」
たまに振り向いて、私を伺う彼。私は決まって「大丈夫です」と返事をする。目が合うと、かあーっと熱が顔に集まり、直ぐに逸らしてしまう。こんな私にいちいち気を使ってくれる優しい彼。譲島風太さん。普段は名字で呼んでいるけど、いつか風太さんと呼べたらなと思っていた。
「譲島さんの馬鹿」
口からポツリと漏れたのがまずかった。それをきっかけに、まるで水道の蛇口をひねったように、どんどん嫌な感情が流れ出した。譲島さんの人でなし、根暗、小説馬鹿! えっとあとは、猫背、物知り、素敵! ううん、違う、もっと罵しる感じで。えーと、背が高い、優しい、好き! ああもう、そうじゃない。思いつく限り罵倒してみようと思っても意外に出てこない。譲島さんが好きで堪らない自分が嫌だ。
◇
土曜の午後、天気は良好。今日はずっと楽しみにしていたデートだ。でも時計を見ると、約束の時間からは40分過ぎている。その前から待っていた私はもう1時間以上待っている事になる。もしかして途中で事故にあったのかな。少し不安を感じつつ、スマートフォンを取り出してメッセージを送った。
『譲島さん、今どこですか?』
人を待つ時間というのは、どうしてこうも長く感じるのだろう。待ち合わせ場所は本屋。目的もなくふらふら歩き、雑誌コーナーで適当に手に取ったファッション誌をめくる。しばらくするとスマートフォンがブルッと震えた。彼からの返事だ。
『家です。どうかしましたか? 』
なんて素っ気なくて残酷な一文。これだけで3日は枕を濡らす自信があるわ。ケーキなら勢いだけで1ホール食べれるわ。サンドバックがあるなら手がボコボコになるまでボコボコにするわ。
どうかしましたか、ですって。
私との約束、忘れてるんですね。
すうっと私の中の何かが冷えていった。
もういい。もう知らない。もう嫌だ。私が舞い上がってただけなんだ。あの人は私の事なんとも思ってないんだ。
——譲島さんのバカッ!!
私は本屋さんを勢いよく飛び出した。スマートフォンはバッグの奥底に乱暴に押し込む。いっそ海にでも放り捨ててやりたい気分だけど、あいにくそうはいかない。見慣れた街並みを大股でズンズン進んでいく。パンプスのヒールが痛むけど気にしない。ああ、腹がたつ。道行く先に仲睦まじそうな男女を見つけた。おいそこのリア充、うらやましいから爆発しろ!
譲島さんは素敵な人だ。私の一目惚れだった。出会いはさっきの本屋さん。スラリと高い身長に、知的な深い瞳。清潔感のある装い。でもどこかくたびれている雰囲気。さらに言えば先の曲がった耳と、ほんの少しの猫背。彼を初めて見た瞬間、私は口がぱっかーんと開いた。アホ面とはこの事だ。
彼が手にとっているのは難しそうな分厚い本だった。きっと頭もいいんだ。ファッション誌と恋愛コラムしか読まない私とはきっと頭のできも違う。
目が彼しか映さない。心臓がバクバクとうるさいくらいに鳴っている。どうしよう、はじめて見る男の人だってのに相手のキラキラエフェクトがハンパないわ。完全にやられた。今の私はよだれを垂らし目をギラつかせた変質者に見えるに違いない。ああ、恋に落ちる瞬間くらい、可愛らしく顔を赤らめて、背後にバラとか咲かせてみたかった。
どうしよう、この素敵すぎる彼とお知り合いになりたい。でもどうやって? 私から声をかけたらはしたないかな。ここで何もしなかったら二度と会えないかもしれない。——後悔したくないなら、行くっきゃない。
私は彼の前方でさりげなくハンカチを落とした。狙うは古き良き"出会い"だ。
目を閉じる。
1秒、2秒、3秒。
お願い、神様。あの人との縁を取り持って。
「……あの。ハンカチ、落としましたよ」
っしゃあーキタァァーー!!
私はこの時、『運命の出会い』は人為的に引き起こせるものだと確信した。内心ガッツポーズだ。しかしそんなものは一片も表に出すわけにはいかない。正念場だ。ここで失点を挙げるならば、ハンカチが可愛くなかったことだ。使い込まれたタオル生地のハンカチは、某アニメ映画に出てくるキャラクター。お気に入りなんだけど、ちょいとくたびれているし、幼稚だ。出来れば綺麗にアイロンのかかった白い正統派ハンカチが良かった。香りを仕込んで高女子力アピールをしたかった。無念だ。
お礼がしたいと半ば強引に喫茶店に連れて行き、連絡先を聞き出した。その場を別れたあと、引かれない事を祈りながら食事に誘う。1回、2回と順調にアポがとれた。食事中は緊張して始終吐きそうだった。そして3回目。レストランでの食事を終えた後、私は彼に「交際してください」と告白をした。彼はちょっと困った風な顔をしたんだけれども、「よろしくお願いします」と返事をしてくれた。私は天にも昇る気持ちだった。
そこから嬉し恥ずかしお付き合いが始まった。そして半年ほど経ったんですけれども。
もうね、我ら清いったらありゃしない。
地でプラトニックラブを貫く私達は、交際前となんら変わらない。互いを苗字で呼び合い、敬語で話し、うっかり手が触れようもんならビクッと体が跳ねて退ける。私は彼が好きすぎてそうなるのだけども、彼はもしかしたら汚物に触れたような気持ちだったかもしれない。
今、私は情けないやら悲しいやらで涙が出そうだった。鼻の奥がツーンとしてきて、何かの拍子にこのダムは決壊しそうだ。ぐっとこらえて歩き続ける。譲島さんの馬鹿、馬鹿、馬鹿! 道端に空のペットボトルが落ちていた。蹴りたい衝動を何とか抑えて、拾って近くのゴミ箱にぶっ込む。ああ悲しき我がくそ真面目さよ。
デートは何回くらいしただろう。夜ご飯を一緒に食べたり、水族館や映画に行ったり。少し遠出して大きな本屋に行った時の、譲島さんの目の輝きはよく覚えている。はじめておうちに呼ばれた時、私は楽しみすぎて3日前から興奮していた。特に何をするでもなく、彼が小説を書いている姿を、後ろからヨダレを垂らしながらじっとり見ていた。否、暖かく見守っていた。そうして彼がいれた甘いカフェオレを飲みながら過ごすそのひと時が、とってもとっても幸せだった。会話がなくても、触れ合う事がなくても、幸せだった。邪魔はしたくないし、彼のいる空間に居せてもらってるだけで充分だった。
彼の自宅に並んでいるのは難しそうな歴史の本や、堅そうな解説書に図鑑、そして分厚い小説ばかりだ。もうタイトルからして頭良さそう。きっと彼が書いている小説も難しいんだろう。でもそんな譲島さんが好きだった。
知的で物静かで、小説が好きな譲島さんが好きだった。
しかしだ。
あえて。ここであえて、ひとつ申したい。
あの人、あまりに小説に重きを置いている。職業作家というわけじゃない。平日は別に仕事をこなしている。仕事が終わって帰宅、その後、小説。休日はたまった家事をこなしてから小説。テレビは見ないし、ゲームもしない。余暇を全部小説にぶっ込んでいる。オールウェイズ小説。仕事・小説・寝る。すごくない? 小説愛すごくない? 譲島さんからそんなに構ってもらえる小説という存在が妬ましくてしょうがなかった。どうやったら彼の世界に入らせてもらえるだろう。私は考えた。
時に押して、時に引いて。
譲島さんの隣にいられるよう努力した。
そして気づいてしまった。
彼は私に対して、特別な感情は抱いてないことを。優しいから私に合わせてくれてるだけだってことを。
一向に縮まらない距離に焦りだしたのはいつからだろう。告白してOKをもらえたのだから、多少なりとも嫌われていないと思っていた。でも知っているだろうか、「好き」の反対は「無関心」であることを。自分が好きだというだけではダメだ。好きな分、無関心という鋭利なブーメランが私の心をズタズタにする。今日のが決定打だ。だって、デートの約束忘れるって、興味がないってことでしょ?
感情がごちゃ混ぜになって、吐き気がする。こんなに辛い思いをするなら、片思いの方がまだいいんじゃなかろうか。1人でいる孤独と、2人いるのに孤独なのは似ているようで違う。温もりを知っているぶん、寒さもより辛く感じる。
ガンガン歩いていると、ふいに何か目にとまった。営業しているのかもよく分からない古い商店だ。こんな店あったかしら。なんとなく気になって立ち止まり、近くに寄ってみた。店も古けりゃそばにある自動販売機も古い。昭和の映画のセットみたいだった。さらにその横に、小さなカプセルトイが設置されていた。お金を入れてレバーをガチャガチャ回すと、オモチャの入ったカプセルが出てくるアレだ。無性に興味を引く。荒ぶる気持ちを抑えて、ゆっくりカプセルに近づく。まだこんなのあったのね。
かがんで覗いてみると、見事に予想を裏切られた。中身はチープなオモチャじゃない。コップのふちに佇む女性じゃない。何なの、これ。
『あなたの恨めしい気持ちを相手に送りませんか? バリエーションは全26種。1回500円』
あおり文には「これでスッキリ」「小さくてセコい呪い」と書いてある。こんなカプセルトイ見た事ない。最近の流行りなのかしら。でも気になるのが……『恨めしい気持ちを、相手に送る』? 一体どういう事だろう。
どうしよう、やってみたい。このどうしようもない憤りを消し去りたい。ぶつけたい。
財布を取り出し中身をみると、ちょうど500円玉が1枚入っていた。ハズレても募金したと思えばいい。お金をセットして、レバーを回す。ガチャ、ガチャ。するとコロンと中からカプセルが出てきた。
力を入れて蓋をぱかりと開けると、そこには1枚の紙切れがある。広げると何か書いてあった。
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あなたの恨めしい気持ちを相手に送りましょう。
バリエーションは全26種。
G : ここぞという場で鼻毛よ飛び出せ。
あなたが恨めしく思う相手を思い浮かべながら、アルファベットの隣に書いてある文章をつぶやきましょう。
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……なに、これ。
鼻毛が飛び出すって。鼻毛って、あの鼻毛? ノーズヘア? 確かに小さくてセコい呪いだわ。書いてある通りにやったら譲島さんの鼻毛が飛び出すってことなのかしら。しかもここぞってとこで? ……最高じゃない。
どうせ譲島さんのことだから、小説の盛り上がるシーン書く時がここぞって時なんでしょう。目をキラキラさせて、どっぷり集中力して、ひたすらキーボードをカタカタ打つ。話しかけても空返事しか返ってこない。有り有りと想像できる。きっと今日もそうやってすっぽかしたに違いない。あの人は小説の事になると周りが見えなくなるんだもの。
ふふ。せいぜいその見目麗しいご尊顔に、1本の汚点を付けるがいいわ。何も気づかないまま小説書いてるといいわ。うっかり宅配かなんか来ちゃって、汚点を公開しちゃうといいわ。宅配員さんは大人の対応するだろうけどね。見てらっしゃい譲島風太! 私の愛の重さを知るがいい!
「こ、ここぞという場で鼻毛よ飛び出せ!」
……しーん。何も起こらない。若い女が1人興奮して、道端で鼻毛と口走っただけだ。何たる仕打ち。いや分からないわ、今この時に彼の鼻からコンニチハしてるかもしれない。
「……はあ」
小さくため息をついた。なんとなく空を見上げたら、カラスが一羽通り過ぎて行くところだった。ゆるゆるとした風が私を通り抜け、また空へ戻って行く。無機物な建物は私のことなんて知らんぷりで、通行人は足早に側を通りすぎた。足元に目をやると、ボロボロになったパンプスがあった。
……虚しい。
私、何やってるんだろう。好きな人に、こんなセコい呪いかけて。こんなの効くわけないし、なんにもならないのに。言いたいことも言わずに、ただ不貞腐れてるだけじゃない。ひとこと、譲島さんに「誠に遺憾です」くらい言えばいいのに。バカみたい。じわりと視界が歪んだ。
やばい。涙がつーっと頬を伝った。だめだ。一回出たら止まらない。ポタポタと頰からこぼれ落ちる。あわててハンカチを取り出し、目元をぎゅっと抑えた。それでも止まらなくて、その場で声を押し殺して泣いた。これ、譲島さんと私を結びつけてくれたハンカチだ。御守りがわりに、デートの時はずっと持っていた。目頭から次々と涙があふれてくる。アイメイク、とれたな。バッグの奥底からはブーブーっと着信を知らせる音が聞こえる。譲島さんだろうか。でも電話をとる気はしない。涙が止まるのを待って、私はそのまま力なくフラフラと歩き出した。
夕陽がビルの合間に沈んでいく。家にも戻りたくなくて、近くの公園で時間を潰した。くたびれたブランコに腰掛けて、キーキーと鎖を鳴らしながら身体を揺らす。ごめんよそこの坊や達。今日はお姉さんにブランコ貸してくれるかな。あと、そのかわいそうな人を見るような目、やめてくれるかな。地味に傷つくから。
恋心ってどうして簡単に無くなってくれないんだろ。もし形あるものだったら。手でさわれるものだったら。ボロボロになったそれを必死でかき集めて、精いっぱい優しく丸めて、——深く、深く、地面に埋めるのに。二度と顔を出さないように。「ありがとう、ごめんね」って泣きながら私は土を被せるだろう。そして次の日からは、恋した事すら忘れるの。それが出来れば苦しさなんて知らずに済むのに。
「伏見さん 」
誰か急に名前を呼ばれて我に帰った。いや、呼ばれた気がしただけかも。だって誰かっていうか、譲島さんの声だったもの。私、幻聴聞こえちゃってるわ。こんなとこに彼、来るわけないし。ハハ、やば。どんだけよ。そうこうしてたら幻覚まで見え出した。目の前に譲島さんがいる。そりゃ譲島さんは自分で引くくらい大好きだけど。参ったね。
「伏見さん」
幻覚の譲島さんがかがんで私の顔を覗き込んだ。困った顔してる。おいおい、やけにリアルだな。その幻覚の譲島さんの手が伸びて、私の顔に触れた。頰に手を添えて目尻に溜まる涙を拭ってくれた。あったかい。幻覚なのをいい事に、思わずその手に頬ずりをした。
……あれ。幻覚だったら感触ってないよね。なのにこの温もりはナニ。もしかして、ホントのホントに譲島さん? 譲島さんらしき人が地面に膝をついて、私の様子を伺っている。細身で猫背気味の背中。ちょっと折れ曲がった耳。賢そうなその瞳。
「本物の、譲島さん?」
「伏見さん、あの、約束忘れててすいませんでした。その、夢中になってて……」
なんに夢中になってたかなんて、聞かなくても分かってる。だってそれくらい譲島さんは真剣に、そして楽しそうに小説と関わってるもの。でもそんな彼が、今私の目の前にいる。しゅんと肩を落としている。わざわざ、来てくれたんだ。何処にいるかも分からなかっただろうに、探してくれたんだ。でも、素直に喜べない。なんだか惨めだ。もういいです、って言いたかった。私の事好きでもなんでもないんでしょ、って責めたかった。
だけど、譲島さんにそんな事言ったって意味ない。
さっき後悔したばっかりだもの。
ちゃんと言おう。私の気持ち。
「その件に関しましては……ま、誠に遺憾で、す」
決まった。私の遺憾砲。「すみません」と譲島さんが申し訳なさそうに俯いて言った。背に当たるオレンジ色の夕陽が、構わずビルの合間に落ちていく。二人の間に沈黙が降りた。気まずい。もしかして、私たちこれで終わりなのかな。やっぱり私のこと、好きでもなんでもないのかな。もしお別れになるんだったら、もう二度と話すこともないかもしれない。そんなの嫌だ。この際、思ってること言っちゃおう。それでダメなら仕方ないよ。
「……あの、小説書いてる譲島さんが好きです。難しい本読んでる譲島さんが好きです。尊敬してるんです。そばにいたいんです」
私は彼の温もりが欲しくて、譲島さんの手を握った。大きな手。あったかい。
「私のこと、もう少しだけ見てください。こんなに好きになったの、譲島さんがはじめてなんです。ちゃんとわきまえます。邪魔しません。でも、時々はかまってください。寂しくて死にそうです」
譲島さんの顔がうっすら赤くなった。耳までほんのり赤い。言いたい事は言った。譲島さんがどう答えてくれるかは分からない、けど。不思議と気分は良かった。こそこそ呪いとかかけるよりも良い。譲島さんがふっと顔を上げた。答えをくれるようだ。良い気分だったのが急にしぼんできた。どうしよう、ちょっと怖いかも。ドキドキと心臓が忙しく動きだした。
「……俺、伏見さんのこと——っくしゅ」
彼が小さくクシャミをした。私は譲島さんが次に紡ぐ言葉が気になって、彼の顔をまじまじと見つめてしまった。目が合う。真剣な黒い瞳が私を射抜く。身体の芯がビリビリと痺れるような感覚。ああ、どうしよう、腰が抜けそう。たまらなくなって視線を少し下に逸らした先に——
ソイツは、いた。
いや、何を言っているか分からないと思うのだけど。なんていうか、ほら。その、譲島さんの素敵な鼻からぴょこっと、えっと、アレが……! どうして、なぜ今ここで。ちょっと神様タイミング悪すぎるでしょ。一本だけなんでそんなに元気に飛び出してきてるのよ。
これはヤバい。言った方がいいかしら。静かに混乱してきたわ。手のひらにじっとり汗かいてきた。視線を鼻から上げて、もう一度彼の瞳を覗くと、キュンと身体がうずいた。やだカッコいい。違うわ、惑わされてはだめよ。彼のためにもさり気なく伝え……だめ、とてもじゃないけどこの雰囲気で言るわけないじゃない!
いいの、私の想いはアレごときで無くなるものではないわ。むしろありのままの彼よ。受け入れるに決まってんじゃない。
——そして彼はこの後、最高にカッコよく決めてくれた。私はこの時のことを、生涯、いろんな意味で忘れないだろう。
「……俺、伏見さんのこと、好きです。
大事にしたいって、思ってます」
◇
『ここぞという場で鼻毛よ飛び出せ』
FIN
コミカライズ化・アニメ化・実写化
ダメ、絶対。
『譲島風太』は、ストイックな執筆ライフを送る、とあるなろう作家さんをモデルにしております。心から崇めているのにどうしてこんな事になってしまったのか。いえ、決してヤツを生えさせたかったワケではないんです。本当です。
容姿に関してはフランツカフカをちょびっと参考にしてるんですが、ならばカフカにアレを生えさせたかったのかというと、それも断じて違います。ええ、本当です。
実茂譲さん、フランツカフカに。
感謝と謝罪をこめて、スライディング土下座。