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1-15 迷宮ボス

遅くなりました。私は携帯で投稿してるのですが、携帯壊れてストックも全て消え去りました。

たまに投稿遅れるかもです…


ステータスにMGRを追加しました。特に深く話が変わったりはしないのですが、なんとなくないと気持ち悪かったので…過去の分ステータスもMGRを追加しております。

そしてさらにですみませんが、この話からお金に関してはアラビア数字になります。

1-15 迷宮ボス



-新迷宮二十層-


「今回は迷宮のボス部屋じゃないか?」

「そうよね、妙に豪華だものね」

「さて、準備はいいか?」

「うん」

「今回はメルも準備しとけよ?」

『了解だよー』

「よし、じゃあいくぞ」


部屋に進むとそこには一匹の小さく黒いウサギが居た。


「え、やっぱりこれってボスじゃないのかもな…」

「そ、そうね…随分かわいいわね…」



名:ムーンブラックラビット(変異種)

性別:男

年齢:0歳

職業:迷宮ボス

レベル:77

HP:50000

MP:1000

STR:12000

DEF:77777

INT:500

MGR:1000

AGI:5000

LUK:200


固有スキル

瞬足


スキル

格闘術10

物理耐性10

剛腕10

鉄壁10

高速移動10

縮地10

回避10

動体視力10


瞬足…

一定時間瞬時に移動できるほどの速度を得る。

縮地10を会得

回避10を会得


はい、迷宮ボスでしたー。


「こ、こいつは!?」

「強いね!」

「いや、そうじゃなくて…」

「ん?勝てない?」

「可愛い…もふもふだ…」

「え?何言ってるの?ボスだよ?」

「俺こいつ欲しい」

「無理だよ。どっか別のとこでさがそうよ」

「でも変異種だぞ?」

「この小さい迷宮で二体目だけどね」

「まぁ、俺運いいから」

「えー、そんなもんなの?」

「そんなもんだろ?」


《欲しいですね》


ちょ、いきなりだとビックリするからこんな場面で急に入ってこないでくれますかねぇ、ウィズ様…


「しかし本当に欲しい。あの黒い毛並みを撫で回したい」


《ボスもテイムは可能ですよ?》


まじかよ、でもさすがに弱らせないとキツイだろ?


《高レベルの魔物ほど賢いので倒さない程度に強い魔法当てとけばいけますよ!きっと…》


ウィズ様…さすがに適当すぎませんかねぇ…まぁとりあえずやってみるか…

とりあえずこちらに気付かれる前に指示をだすことにしよう。


「二人とも、こいつはテイムを試す。しかし多少脅してからな!メル、空飛ぶぞ。ユメノ、足止めしてくれ」

「『了解』」


『粘着…変態、ウィング…』


そして俺はユメノを担いで飛んだ。


「ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール、ライトボール」


ライトボールってただ光ってる玉ってイメージしちゃうよね…でもちゃんと光属性のダメージ入ってるからね?


「影縛り」


おお!強そうな技!どっかで聞いたことあるけどね。まぁ魔法なんて大概どっかで聞いたことあるよね…


「にしても、ぜんぜん元気だな、あのムーンブラックラビット…」

「そうね、とりあえずテイムしてみたら?」

「んー、テイム」


あ、テイムできた。


「あー、テイムできちゃった」

「え?ほんとに?冗談だったんだけど…」

「うん、まぁ魔法十発も連発したし、ユメノの魔法で動けなくなってたし、そしてなにより、俺達相手の届かないところにいるし…」

「ああ、確かに勝ち目ないわね…」




「すみません、新迷宮調査依頼の報告に来ました」

「お帰りなさい、レンさん。どの辺まで調査できましたか?」

「ただいま、レイナさん。迷宮は攻略しちゃいました」

「え…………」

「いや、小さかったですし…とりあえずギルドカードで出て来た魔物はわかりますよね。あと新しく従魔登録を…ゲート」


目の前にゲートが現れ、そこからブラットが出てくる。

え?ブラットが誰かって?ムーンブラックラビットの名前です。

このブラットとメルを…


「あ、メルちゃんは従魔登録済みですよ」

「え!?いつの間に?」

「ほら足に布が腕輪っぽいものがついてるでしょ?」

「確かに…」

「いままで気付かなかったの?」

「はい…」

「あらあら、まぁブラットちゃんね、じゃあこの腕輪をつけてと………登録完了」

「ありがとうございます」

「にしてもこんな魔物どこで見つけたの?私みたことないわよ?」

「いや、迷宮の最深部で…」

「え、最深部って?まさか?」

「あ、はい、ボスです」

「…………」

「あのー?」

「なんで?なんでボスをテイムしちゃってるの!?ていうかボスをテイムしようなんてなんで考えたのよ!」

「いや、もふもふだったし、ウィズ様が…」

「ああ、ウィズ様関連なら納得です…」

「あ、納得できちゃうんだ…」

「まぁとりあえずギルドカードお預かりしますね」


「お待たせしました。今回の依頼の報酬178万リラになります」

「あれ?多いですね?」

「はい、今回の内訳は、迷宮破壊ボーナス50万リラ、三層〜十層で8万リラ、十一層〜二十層で20万リラ、変異種ボーナス×2で100万リラになります」

「変異種ボーナス?」

「はい、変異種というのは、他の個体と比べても圧倒的に強い個体になります。とくに今回の変異種は魔法を使えていたとしても脅威になり得るステータスです。ですので十層変異種が40万、ボス変異種が60万のボーナスになります」

「うはぁ、すごいな」

「それにしてもよく倒せましたね」

「いや、魔法連発でいい経験値に…」

「そ、そうなんですか…」

「今日はそろそろ帰りますね」

「あ、はい、ではまたのお越しを」



こうして、俺達の初の迷宮調査という名の攻略は終わった。


お読み頂きありがとうございます。

トラブルって少し気が滅入りますよね…

この間パソコン壊れてバックアップがない状態で携帯壊れるとか…

まっさらな携帯とともに再スタートです。

ではでは、次話もお読み頂ければ幸いです。

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